バクディンからナムチェ・バザール
1.日時
2006年5月1日 2.コース概要 パクティン〜ベンカール〜モンジョ〜ジョサレ〜ナムチェ・バザール 3.行動記録 パクティンの村は他の多くの村と同様にロッジが共同出資して作った水力発電で電力をまかなっている。国によるインフラ整備など考えられない国のようだ。朝起きると、空は青く、窓からはヌプラの朝焼けが見える。今日も天気は良さそうだ。 ヌプラ(Nupla 5885m)の朝焼け。 今日の朝食。 小さな橋を渡り、パクティンの村の中を通り過ぎると前方に吊り橋が見える。村外れの吊り橋でドゥード・コシを渡り、右岸を歩く。ロッジの間を抜けると直角に右折する。しばらくは右岸の道を緩く登ってゆく。ロッジをいくつか過ぎ、下るとジフテ(Zom Fute)だ。小橋を渡り、少し登った所のバッティで休憩する。 バクティンを出発。 前方に吊り橋が見える。 吊り橋を渡り右岸へ。 ジフテ(Zom Fute)の集落。 緩く下って行くと小橋があり、左手に滝が見える。この辺りはドゥード・コシの谷が狭まり、右に大きく曲がってゆく。少し登りになり、石段を少し登ると右手に形の良いタムセルクが見える。きれいに整備された石畳の道を行き、ベンカールのバッティの前で一休みする。 道端のシャクナゲの花。 逆光のタムセルク(Thamserku 6623m)。 整備された石畳の道を行く。 広く明るいベンガールの集落へ下る。タムセルクが頭上に聳え、広々としていて気持の良い所だ。ベンカールを過ぎると再び吊り橋で左岸に渡る。すぐにチュモア(Chumoa)の集落があり、ここで一休みする。クーンビラも近く見えるようになった。クーンビラの手前の茶色い山の上にパノラマホテルが見え、目指すナムチェ・バザールは見えないが、その左下の裏側にある。 ベンカール(Bemkar)の集落。 タムセルク(Thamserku 6623m)。 ベンカールのマニ石。 チュモア(Chumoa)で一休み。 チュモアから見るクーンビラ(Khumbui Yul Lha 5761m)。 チュモアから下って小橋を渡ると右に水力発電所と水車小屋がある。ここから少し急登になり、登り切った所がモンジョ(Monjo)である。左手前方にラマ経の寺院がある。ここには高級ホテルもあるそうだ。さらに行くと正面に国立公園の事務所があり、ここで国立公園への入場手続きをする。この先は世界遺産でもある。左手に経文の書かれた岩を眺めながら下ると吊り橋があり、右岸に渡る。吊り橋を渡るとすぐにジョサレ(Josale)に着き、昼食になる。今日の昼食は天ぷらだ。 モンジョの集落。 モンジョの国立公園事務所。 経文の書かれた岩を眺めながら下る。 吊り橋で右岸に渡る。 ジョサレのバッティで昼食。 今日の昼食。 ジョサレからすぐに吊り橋があり、左岸に渡る。ここからしばらく河原歩きになる。この先、ドゥード・コシ(Dudh Kosi)とボテ・コシ(Bhote Kosi)の合流点がある。やがて前方に吊り橋が見えるようになると左岸を高巻くようになり、少し下ると吊り橋だ。この吊り橋でドゥード・コシを渡る。かなり高い吊り橋である。対岸は急な階段になっており、この下りではゾッキョは苦労するであろうと思う。少し行った所で一休みする。 吊り橋で左岸に渡る。 コックのプラカーシュライさんとキッチンボーイたち。 しばらく河原歩きが続く。 我々のポーターが追い抜いて行く。 前方に吊り橋が見える。 吊り橋でドゥード・コシを渡る。 ここから急登が始まる。高度3000m辺りの尾根から谷の奥にエベレストが見えるのだが、残念ながら今日は雲の中だ。トップダーラ(Topdhara)にはバッティ跡があり、ここで一休みする。道の下にはトイレもある。急登はここで終わり登りが少し緩やかになる。しばらく行くと道は二手に分かれ、荷物道と登山道に分かれる。右の登山道を行く。しばらく登って行くとやっとナムチェ・バザールの村の左端が見えた。少し行くと荷物道と合流し軍の検問がある。外国人はフリーパスだが、現地人はマオイスト対策のため厳しくチェックされる。 ナムチェ・バザールへの急登が始まる。 最初のエベレストビューポイント。 ボーテ・コシを見下ろすサーダーのダワさん。 トップダーラを過ぎると道は緩くなる。 左手に立派な滝が見える。 登山道を行く。 道端のシャガに似た花。 一休みする前をゾッキョが行く。 ルクラからナムチェ・バザール間は荷物を運ぶポーターがたくさんいる。担いでいる荷物はビールやミネラルウオーターなど様々で平均的に1人で100キロぐらい担いでいる。トレッキングのポーターは30キロに制限しているそうだが、それでも大変な仕事である。少し歩いてゆくと小雨が時々パラつくようになった。小さな集落を過ぎ、しばらく行くとナムチェ・バザールの村が開ける。 ナムチェ・バザールの村は白いチョルテン(仏塔)を中心に扇状に広っている。右手にはカンニ(仏塔門)があり、これを通って村に入る。昔は農家がほとんどだったが、今はほとんどがロッジになっているとの事だ。ナムチェ・バザールの土地の値段はカトマンドゥより高いそうだ。町に入っても土産物屋の間の登りが続き楽にならない。ようやくロッジに着きゆっくりしていると雷鳴がして、少したつと夕立になった。この夕立は翌朝まで降り続いた。ここでカメラのバッテリー等のチャージをする事にした。電気使用料は120Rp/時間でミネラルウオーターの値段とほぼ同じだ。 ナムチェ・バザールの村の端が見えてきた。 白いチョルテン(仏塔)を中心に扇状に村が広がる。 右手のカンニ(仏塔門)を通って村に入る。 カンニ(仏塔門)の天井のマンダラ。 右にマニ車の小屋を見て登る。 狭い路地の店の間を登る。 今日の宿に到着。 今日の夕食。 4.コースタイム
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