カトマンズからバクディン
1.日時
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次へ2006年4月30日 2.コース概要 カトマンズ=カトマンズ空港=ルクラ空港=ルクラ〜チャプリン〜ガット〜バクディン 3.行動記録 朝5時に起床して出発の準備をする。5時半前にロビーに降りるとコスモトレックのスタッフが迎えに来ていた。スーツケースをホテルに預け、ポーターに預けるスタッフバッグと自分のリュックを車に積む。 カトマンズのホテル・ギャンジョン。 早朝なのにカトマンズの人の出は早い。信号が無いので車が少なければ市内の通り抜けは早い。国際空港の左の隅にある国内空港へ行く。国内線の空港でチェックインしてセキュリティーチェックを受ける。この国のセキュリティーチェックはボディーチェックが中心なのでゲートは男女別になっている。ロビーで少し待ちバスで飛行機へ向かう。ルクラへは20人乗りぐらいの小型プロペラ機である。 国内空港の入口。 ルクラへの飛行機。 座席は自由席なので、ヒマラヤを眺められる左側に席をとる。出発前に耳栓用の脱脂綿と飴が一緒に配られる。窓の外の目の前にプロペラエンジンがあり、操縦席が開いているので飛行機との一体感があり、やや緊張する。何度かエンジンをふかして、エンジン全開で離陸した。カトマンズは曇っていたが、雲の上に上がるとヒマラヤの山々が見え、興奮する。ヒマラヤの中央部の山々はよく見えたが、ルクラの手前で高度を下げるのでエベレストを見ることはできない。高度を下げ、尾根を越えドゥード・コシの谷を渡り山に衝突するようにルクラの空港に着陸する。 ルクラへの機中からのヒマラヤの眺め。 ルクラ空港へ到着。 ルクラの飛行場は山に向かって斜面の登りになっている。ルクラの集落の後ろにはゴングラ(Gonglha 5813m)が険しく聳えており、この山に向かうように着陸する。ルクラから北西方面にはカルヤルン、ヌプラといった高峰か聳えており、ヒマラヤらしさを感じる。ルクラのロッジで朝食のパンを食べ出発する。 まだ日の当らないルクラの集落とカルヤルン(左)ヌプラ(右)。 カルヤルン(Karyolung 6511m)。 ヌプラ(Nupla 5885m)。 ルクラへ空港の滑走路は斜面になっている。 シェルパのプル・バードルさんを先頭に我々2人、そしてサーダーのダワ・ラマさんの4人で歩く。ロッジや土産物屋の並ぶ路地を通って北に進み、村外れの門をくぐるとルクラからの下りが始まる。。気温は22度で過ごしやすい気候だ。左手にカルヤルン、その右奥にヌングル、そして正面に険しいヌプラが見え、いよいよエベレスト街道を歩き出す。ナムチェまでの商業道路なのでトレッカーばかりでなく、荷物をたくさん背負ったポーターや荷物を積んだゾッキョ(ヤクとウシをかけあわせた一代雑種)が歩き、歩きやすい道だ。ルクラの集落を外れると広々としたチャムリカルカ(Chaumrikharka)の集落を歩く。道端にはシャクナゲの花が見られ、左にヒラリーが建てた学校が見える。 町外れの門をくぐるとルクラからの下りが始まる。 石畳の道が続く。 広々としたチャムリカルカ。ヒラリーが建てた学校が見える。 チャプリン(Chapling)のバッティ(茶屋)で一休みする。正面の谷間の奥にクーンビラ(Khumbui Yul Lha 5761m)が聳えるのが見える。クーンビラは金毘羅が名前をもらった山だそうだ。緩やかに下りながら進む。マニ石やルンダの柱は左側を歩くようにする。ナチポン(Nachipong)で一休みする。 チャプリンから谷の奥に見えるクーンビラ。 のどかな街道歩き。 ゾッキョには道を譲ろう。 マニ石は左を回って行く。 ナチポンでネパールの子供と。 さらに緩やかな下りが続く。川の流れていない長い吊り橋を渡る。崩壊地を避けて最近できた吊り橋だ。少し行き、右に谷筋に回り込むと右の谷間にクスム・カンガル西峰の険しい姿が望める。この先、下った所の吊り橋がこのルートの最低部ななる。吊り橋でクスムドランガの川を渡ると登りになる。この登りを登り切った所のエベレストサミッターレストハウスで昼食になる。気温は25度まで上がって、暑い。温かいジュースを飲んでいる間に、先行して到着していたコックが昼食を料理してくれる。今日の昼食はサラダ付きの焼きソバだ。我々のパーティーは一緒に歩いているサーダー、シェルパの他、コック1名、キッチンボーイ3名、ポーター4名の総勢12名である。 クーンビラを正面に見てドゥード・コシの左岸を行く。 クスム・カンガル西峰(Kusum Kanguru West 5579m)。 吊り橋で支流のクスムドランガを渡る。 エベレストサミッターレストハウスで昼食。 今日の昼食。 食後のひと時。 左手にヌプラを眺めながら行く。道端に花も見られるようになった。正面の谷の奥に白いチョルテン(仏塔)が見えた。ガットの村を過ぎ、村外れの寺院の所で一休みする。白い真新しいチョルテンがあり、マニ石とマニ車がたくさん並んでいる。 道端のサクラソウのような花。 谷の奥に白いチョルテン(仏塔)が見える。 寺院からの登り道。 マニ石とマニ車がたくさん並んでいる。 ゾッキョも石段を歩く。 川にだんだん近づき、少し登り返すと今日の宿泊地、パクディンに到着した。泊まるのはタシ・タキというロッジ(Tashi Taki Lodge)である。質素な部屋だが、リュックを下ろして横になるとくつろぐ。夕方、近くを散歩してロッジに戻ると少し雨がパラついてきた。7時の夕食までベッドで横になっていたらいつのまにか心地よく寝てしまった。夕食後、ゆっくりお茶を飲んで部屋に戻ると、8時半にはシュラフをかぶって寝た。 パクディンに到着。 今日の宿タシ・タキロッジ。 パクディンの集落。 パクディンの裏山は凄い岩山だ。 今日の夕食。 4.コースタイム
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