主なニュース(2月10日〜16日)
■ コイララ首相4月10日の選挙を確約(10日)
ネパールを訪問しているノルウェーの首相Jens Stoltenbergとの会談でコイララ首相は4月10日の選挙を確約した。ノルウェーは従来よりネパールの選挙を支持していたが同時に電力部門での協力おも表明していた。
■ 共産党マオイスト派とマルクス派が連合(11日)
マルクス派書記長V.J.B.Simhaが発表。マオイスト派は他の左翼政党との連合も模索している。
■ スジャタ・コイララ がマオイスト議長を批判(12日)
11日南部ジャパ地区で行われた集会でコングレス派で無任所大臣のスジャタ(コイララ首相の娘)はプラチャンドラ議長がマオイストの軍事部門の指揮官である限り選挙に出馬すべきではないと批判した。
■ テライ地方で無期限ストライキ(14日)
UDMF(United Democratic Madheshi Front)は13日より無期限ストライキに入った。
■ テライ地方騒乱 2ヶ月で30人以上が死亡(15日)
武装警察の発表によればテライ地方ではこの二ヶ月で死亡者31名、誘拐65名、爆弾騒ぎ35件放火56件を数え、多くのピストル等の武器が押収されたとのことである。
■ マラソン大会は陸軍の勝利(14日)
昨年10月6日開催された Springwooda 杯マラソン大会は約4ヶ月遅れて表彰式が行われた。
▲フル・マラソン(男子)
優勝 R.B.Dahal (陸軍) 2時間33分32秒、
2位 U.Khatri(陸軍)
3位 N.Deshar(警察)
▲フル・マラソン(女子)
優勝 Hari Devi Rajlawat(警察) 4時間1分10秒
同時にハーフマラソン、10km,5kmも行われ、それぞれ入賞者にはネパール・スポーツ・協会から表彰された。
■ ネパールの将来は不安定(14日)
カトマンズを訪れているインド・コングレス党代表団のDigvijay Singh 代表はネパールの政情は不安定であり4月10日の選挙は必ず実施されるべきであると記者団に語った。
■ バクタプール外出禁止令(15日)
バクタプール市当局は刑事事件の措置で住民と警察の衝突が激しくなった為15日午後7時より16日午前4時までの外出禁止令(curfew)を発令した。
■ タクシー料金は4倍(16日)
ガソリンの供給が難しくなったことで交通機関は殆どマヒしているが、タクシーの料金はこの2週間で4倍にハネ上がった。
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