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| ニューズ・ライン（２月１日～１６日） 2013年2月17日 ■ 荒れるマオイスト拡大代表者会議 非公開による第７回マオイスト（プラチャンダ、バッタライ派）拡大代表者会議は２月２日から３０００名の認定参加者と５００名の傍聴者で９日間の日程でヘトウダで開かれた。 会議は開幕当日の悪天候や参加者の認定に関する不手際等で８時間の遅れで開始された。会議の最初の２日間は各地区の代表からの意見や執行部に対する意見が述べられ最終日にダハール議長から回答があり全体の取りまとめが行われたが、 結果的に各代表の意見を多く取り入れながら妥協する形の取りまとめになって議長提案が承認された。 ■ ダハール議長再選される 会議は最終日に党人事を発表し２５年間議長を務めているダハール現議長が再び選任された。おもな人事は
また１５１名の中央委員は９８名が今回選任され、残る５３名はマハラ局長率いる委員会で決定することになる。 ■ 銀行に違う利子 中央銀行は国内３２の商業銀行の貸付金利を発表した、法律によれば金利など国立銀行による拘束はなく自由であり借り手の、確実な担保提供収入実績等により金利が変動する。主な銀行の金利は
が低金利での貸手となっておおり､
が高金利の銀行と言えるが、一方では低金利の銀行には優良な借り手が集まっているともいえる。 ■ 地方幹部５０人が脱退 テライ地区のマオイスト派幹部５０人が執行部の縁故主義、不正会計処理などに抗議して大量脱退した。マオイスト派はこのところ幹部による党内幹部昇任が縁故主義になっているされており、また幹部の不正会計処理が各方面から指摘されている。 ■ BIPPAへの政府内外からの反発 政府はBIPPA(Bilateral Investment promotion and Protection Agreement 二国間の投資ならびに保護に関する協定）に関する協定をインドとかわしたが、政府内外からの反発が非常に強い為機会有るたびに説明に追われている。閣内からシュレスタ外務大臣も協定を懸念する声明を出している。 ■ 大使会議 政府は３月１３日から３日間の予定で大使会議を行うことになった。ネパールは現在３２か国に大使館をおいておりそのうち５か国の大使が空席となっている。 ■ ネパール・インド・中国の協調 ネパール、インド、中国の有識者、政治家、財界人の有志が一堂に会し政治、経済、文化交流を模索する会議がカトマンズで開催された。会議はヒマラヤン・サムセド・ラナ ネパール国立銀行初代総裁を議長に選出し今後三カ国の政治、経済の交流などが話会われた。 ■ e-Registration始まる Ministry of Industry (産業省）は会社設立手続の簡素化、迅速化を図るためIFC(International Finance Coporation 世界銀行グループ）の協力でe-Registration System を導入し２月７日から運用を開始した。これにより、会社設立には役所に出向く必要はなくなる。ここ数年間年平均１００００件の申請があり担当部署であるCompany Registratio Officeは超多忙を極めるとともに申請者にとって時間の大幅な短縮になる。 ■ 不動産取引の税収が大幅に増加 ここ３年ほど不動産業界は不振が続き、マンション等の売れ行きは低迷が続き銀行は多大の債務不履行者を抱えてきた。しかしながら、ここにきて不動産業界も明るい兆しが見え、その取引が活発化してきている。大蔵省の税担当者によれば2012/2013会計年度（2012.7.16スタート）の前半６か月間で前年度を約３０％を上回る税収の増加が(約Rs.2.27Billion)期待出来ると。 ■ H5N1 カトマンズ盆地でH5N1が発生した。DOAH(厚生省検疫局）は検疫班を派遣し１０００ｋｇの餌と２６００羽以上のニワトリを処分するとともに周辺を消毒した。 |
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