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ニューズ・ヘッドライン(7月28日〜8月6日)
2009年8月8日
● 共産党マオイスト派中央委員会閉幕
一ヶ月にわたって開催されていたマオイスト派中央委員会が31日閉幕した。また党の全体総会が創立された18年前にインドで行われた以来途絶えていることから2010年一月に開催されることになった。
党内の序列が
1.プスパ・カマル・ダハール 議長
2.モハン・バイデア 筆頭副議長
3.バブラム・バッタライ 副議長
4.ナラヤン・カジ・シュレスタ 副議長
5.ラム・バハドール・タパ 書記長
6.チャンドラ・ガジュレリ 書記
7.ポスト・バハドール・ボガテイ 書記
となっているが、従来からダハール議長の右腕スポークスマンとして活躍していたマハラ前情報大臣の名前がなぜか最近聞かれない。
参考までにマオイスト派幹部としての要件を一部紹介する。
1.幹部は個人の利益に走ってはならない。
2.真の革命家として振舞はなければならない。
3.個人の収支は明瞭であるべきで3ヶ月に一度党本部に報告しなければならない。
4.NGOやINGOに係わってはならない。
5.汚職、密輸など犯罪にかかわった場合には党の制裁を受ける。
6.仕事場から遠い所に居を構えてはならない。
7.個人の財産は党に還元されなければならない。
8.子弟を外国の学校で学ばせてならない。
9.三ヶ月に一日労働奉仕をしなければならない。
● 大気汚染の烈しいカトマンズ盆地
知られているようにカトマンズ盆地の大気汚染は一段と烈しくなってきている。デンマーク政府(DANIDA)の資金、技術協力で盆地内の6箇所に監視装置を設置しているが、この3月から作動していない事がわかった。政府での維持管理費予算が無いこと、長時間にわたる停電が続いたことが理由である。
専門家によれば汚染微粒子が10microgram/m3 までが通常であが、カトマンズ盆地は2003年〜2007年の平均が121microgram
/m3であり健康への配慮は全くされていないようである。
● 政府が卸売商などを急襲
都市部、とりわけカトマンズ盆地での物価の上昇は烈しく、市民のの生活は一段と苦しくなってきているが政府やカトマンズ市は市内の卸売商等が生活物資を隠匿、不法在庫している疑いで急襲した。
● LDC(開発途上国グループ)議長にネパール
世界48カ国で構成されている開発途上国会議の議長にネパールが就任することになった。期間は2010年1月から3年間である。現在の議長国はバングラデッシュ。
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