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Q: |
今回の選挙での勝利はマオイストの勝利につぐ大きな驚きと国民に見られていますが? |
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Y: |
1997年の結成されたMPRFはマデシや取り残されたグループのため長年戦ってきました。いま、その戦いの成果が現実のものとなり、共和制連邦制、自治権が国家の主要な目標となっています。これは、我々が提示した目標が選挙を通して国民に支持されたものであり、実際国民は変化を求めているのです。 |
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Q: |
あなた方が今でも敵対しているマオイスト派が次期政権を担うことになりますが、その政権に参加しますか? |
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Y: |
MPRFは連邦共和制、マデシの自治権、マデシと少数派の国政レベルでの運営への参加等を掲げて戦ってきたものであり、新政府がこれを認めるなら参加しても良いが、そうで無いなら、支持することも参加することもしない。つまり、マオイスト政権がこれらのことに同意するなら過去の苦い経験を忘れて協調するが、そうでないならMPRFが彼等をサポートすることはない。 |
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Q: |
政府があなた方の要求に答えていないということですがそれはどんなことですか? |
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Y: |
マデシは先にも述べたように、マデシの自治権と自治権のある政府、国家運営への参加など他のネパール人がもっているのと同じ権利を求めているのです。 |
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Q: |
あなた方の言う” One Madhse One Region”とはいかなるものですか? |
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Y: |
それは、マデシが住む地域という意味です。 |
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Q: |
それは、実際どのような地域をさすのですか? |
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Y: |
東のメチ川から西はマハカリ川の間、北はインナーマデシ、南はインド国境がそうです。この地域はプリテイビ・ナラヤン・シャハの時代から征服されて植民地のような状況であったし、東インド会社からも影響を受けていました。 |
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Q: |
マデシの地域がメチからマハカリということですが必ずしみこの地域で多く議席を獲得したようにおもえませんが。 |
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Y: |
これはあなた方のやり方ではそう判断するかもしれないが、たとえそうだとしても、我々にはこの地域にマデシの新しい国家を作る権利がある。 |
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Q: |
だとすれば、あなた方は国民の付託には答えないということですか? |
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Y: |
そうではない、国民の付託とは、大きな変化連邦制ということだ。 |
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Q: |
もし、”One Mashes,One Region"が拒否されたら?なんか、そのように感じられますが。 |
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Y: |
我々の運動を烈しくするまでです。議会で戦うだけではなく、街頭でも。 |
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Q: |
噂によれば、次期マオイスト政権はあなたに内務大臣の席を用意しているとのことですが、もしそうなら次期政権に加わりますか? |
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Y: |
それは噂にすぎない。マデシの要求が満たされないかぎりありえない。 |
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Q: |
次期政権が出来る前にマデシの要求はとおりますか? |
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Y: |
マデシの要求は最優先事項でありこれがまず解決されなければならない。我々にとっては政権に加わるかどうかは二次的な問題であって、まず要求が満たされなければならない。 |
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Q: |
マオイスト派は国を11か12の地域に分ける提案をしていますがこれに賛成できますか? |
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Y: |
これはマデシ地域の力を削ぐためのトリックであり、賛成できかねる。 |
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Q: |
あなたは何年かマオイストの属していましたが? |
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Y: |
それは事実ではない。私はCPN−UMLの活動家として選挙にも立候補していますが。 |
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Q: |
”Madhes” とか "Madhesi"とありますが。もう一度どんな意味ですか? |
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Y: |
”Madhes"とは先に述べて定義のように地勢的なものであり”Madhesi"とはそこに伝統的に住む人々です。 |
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Q: |
マデシ・グループも幾つかありますが。そのなかで勝利したグループとして他のグループとの連合は考えられますか? |
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Y: |
最初からは連合して戦う事は出来ませんでしたが選挙の最終段階では共に戦いました、きわめて苦い経験になりましたが。しかし、新しい連合は考えられます。 |
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Q: |
MPRF は最近第一回の議会で王制を廃止する動議は受け入れられないと言っておりますが、これはどのような意味ですか? |
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Y: |
そのとおりです。しかしながらこれは解釈の間違いです。私がいったのは手続き上の問題です。新しい議会の第一回議会で懸案事項を決められますか?第一回目は常に儀式のようなものです。体制、手続が決まっていないのになにを決められますか。誰がどうやって議題を何処に提案するのですか?誰が議事を進行するのですか?つまり、暫定議会において”第一回の議会で”と決めたことが混乱を招いているのです。 |