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| 投票は概ね平和・投票率は６０％前後 2008年4月11日 国政選挙は考えられていたより概ね順調に行われた。 投票は午前７時に幾つかの衝突事故で延期になった１選挙区を除き全国いっせいに２３９の選挙区で開始された。 政党間の衝突を恐れた有権者は早朝に投票所に出向く者が多かった。投票結果はカトマンズなどの都市部では１０日程度で結果がでると思われるが全体的な最終結果の集計にはなお一ヶ月程度はかかるというのが選挙担当者のコメントである。 投票率は６０％前後であるが、これは１９９０年の民主化運動以降３回の国政選挙に比べて最も低い数字である。 ● 過去の国政選挙 年度 死者 再投票 投票率 １９９１年 ０ ５１箇所 ６５．１５％ １９９４年 ６ １０１箇所 ６２．１２％ １９９９年 １ ８６箇所 ６５．９９％ ２００８年 ４ ３３箇所 ６０％（未確定） 大騒ぎしたわりには投票率の悪さが指摘されているが選挙が行われたことと、予測された事故などが少なかったことが今のところ全てを帳消しにしており、今後に残る問題点であろう。
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