行方不明のマオイスト活動家か?
2007年12月22日
2003年から2004年にかけて軍に拘束されていたマオイスト活動家50名が行方不明になり人権委員会(National Human Rights
Commission),などの団体が調査を国に要求し自らも調査をすすめていたが、軍内部からの内報により事実が明らかになりつつある。
議会の人権委員会の報告によればこれら約50名の活動家はカトマンズの中心地から18kmほど北のシオプリの森林帯に火葬した形跡とともに発見された。これが実際行方不明者であるかどうかは今後の詳しい調査を待たねばならない。国防省、軍共に沈黙を守っているが大きな問題に発展しそうである。
現地は国立公園の内部であり、軍の管轄下にあるため軍以外の関係者の立ち入りは難しい状況であるが現状保存の為至急チームを派遣するよう委員会は求めている。
一方、同委員会は国防大臣を兼任する首相、内務大臣、軍参謀総長等の喚問も合わせて要求している。
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