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国会は膠着状態、各党派の思惑はいかに!
2007年12月17日
2度の国政選挙の延期をうけて、各党派は自派の存在感を示す為またまた花火を打ち上げている。
暫定議会と党派は取り敢えず選挙日程を来年4月12日以前として大筋合意しているが、これは4月13日から新年度に入り、これを避ける為であり特別の理屈はないようである。政党間の話し合いは国会外で連日行われているが最終的には翼賛政党連合とマオイストの妥協がどの程度で決着するかというのが結論である。
マオイスト派はいろいろ注文をだしている。
1.完全比例代表制
2.共和制の暫定議会での宣言
が2週間前までの要求であったが、新たに
1.国防、内務、大蔵の主要3省をコングレス、共産党、マオイストで一つずつ分けあう
2.マオイストの武装組織のネパール国軍への編入
3.副総理をマオイスト派への割り当て
をマオイスト派が求めたため、コイララ首相やコングレスの中枢部は内と外からのプレシャーで苦慮しているようである。
選挙システムについては、小選挙区比例代表制と完全比例代表制を50%づつというまさに手品のようなアイデアも有ったが、双方とも譲らず、総数601議席、内訳は240議席が小選挙区で、335議席が比例代表制、26議席が首相の指名によるという結果になった。
その他の協議事項は全く綱引き状態で、早期決着は難しいようである。
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