山梨県のマッターホルン
御坂
釈迦ヶ岳
1641m
しゃかがたけ
2007年5月12日
5月12日 どんべい峠〜府駒山〜釈迦ヶ岳〜府駒山〜どんべい峠
登りの楽などんべい峠から釈迦ヶ岳を登りました。天候に恵まれ、富士山や南アルプスの雄大な眺めを満喫しました。
5月12日
大月へ向けて中央高速を走っていると富士山が白く輝いている。今日も素晴らしい景色が期待できそうだ。大月から河口湖方面に入るとどんどん富士山が近づいてくる。河口湖から富士山を背に御坂トンネルを抜ける。カムイスキー場の先で左の林道に入る。林道とはいえきれいに舗装された立派な道路だ。車はつづら折れの道をどんどん登り高度を上げ、どんべい峠(日向坂峠)に到着する。
どんべい峠に車を止める。
釈迦ヶ岳の登山口。
登山口から新緑の尾根を緩やかに登ってゆく。登山道の脇にはハルリンドウやヘビイチゴなどの花が咲いており、色とりどりで愛らしい。黒岳を背に登ってゆくと左手に富士山が見え、やがて前方の樹間に釈迦ヶ岳が聳えてくる。
明るい新緑の尾根を行く。
ハルリンドウの花。
前方の樹間に釈迦ヶ岳が見えた。
緩やかな登りが続き、やがて府駒山に到着する。その先は小さな登下降があり樹林が切れた所で一休みする。ここから甲府盆地の先に八ヶ岳がよく見える。八ヶ岳の手前には茅ヶ岳が、右には金峰山から国師岳、甲武信岳、大菩薩嶺と奥秩父の山々が連なっている。
甲府盆地の奥に聳える八ヶ岳。
富士山が近い。
再び小さな登下降があり、コルへの下りになる。コルからは釈迦ヶ岳の山頂まで急登が続く。3箇所ほど岩ぽい登りがあるが、ロープが固定されていて心配はいらない。ただ、右側が切れている所があり、注意が必要だ。右手には富士山が見え、振り返ると黒岳の奥に三ツ峠も見えるようになった。やがてあっけなく釈迦ヶ岳の山頂に到着する。
釈迦ヶ岳のコルに下る。
コルからは急登が始まる。
振り返ると黒岳(右)の奥に三ツ峠が見える。
頂上は近い。
釈迦ヶ岳山頂にて富士山をバックに。
今日はとても天気が良く、眺めも良い。富士山が正面に輝いている。南アルプスの眺めも素晴らしい。左の聖岳から赤石岳、悪沢岳、塩見岳、間ノ岳、農鳥岳、北岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳と明峰が続く。
釈迦ヶ岳から望む富士山。
釈迦ヶ岳山頂にて。
釈迦ヶ岳から南アルプスの眺め。
昼食の後、周りの山々を眺めて名残惜しいが下山する。下りは同じルートだがより慎重に行く。ゆっくり下りコルに到着してひと安心だ。釈迦ヶ岳を背に府駒山へ向けて登り返し、どんべい峠に到着した。
釈迦ヶ岳を後に下山。
下りは慎重に。
釈迦ヶ岳を背に府駒山へ登り返す。
どんべい峠から来た道を下り、みさか道(137号)を行き、御坂トンネルの手前で旧道に入る。旧道のトンネルを過ぎると御坂峠に到着する。ここからの河口湖を抱いた富士山の眺めは素晴らしい。一休みして太宰治の石碑などを見る。
御坂峠からの富士山。
帰路は渋滞が全く無く、とても順調に走った。
どんべい峠からルートは檜峯神社からのルートに比べて登りが少ないので比較的楽に山頂に立てる。どんべい峠は黒岳へも近く、両方の山に登ることも可能。
5月12日 |
標高 |
到着 |
出発 |
多摩 |
92 |
− |
7:01 |
どんべい峠 |
1431 |
9:21 |
9:33 |
府駒山手前 |
1554 |
10:12 |
10:20 |
展望ピーク |
1554 |
10:49 |
10:57 |
釈迦ヶ岳 |
1641 |
11:30 |
12:27 |
展望ピーク |
1554 |
13:06 |
13:12 |
府駒山 |
1562 |
13:33 |
13:43 |
どんべい峠 |
1431 |
14:15 |
15:24 |
御坂峠 |
1303 |
15:03 |
15:43 |
多摩 |
92 |
17:50 |
− |