富士山を眺めに
富士・箱根
矢倉岳
870m
やぐらたけ
2007年4月22日
4月22日 地蔵堂=矢倉沢〜矢倉岳〜万葉公園=地蔵堂
ヒマラヤトレッキングから戻って最初の山は富士山の眺めが良い矢倉岳でした。あいにくの雲で富士山は見えず残念でしたが、雨に濡れることもなく楽しく歩きました。
4月22日
7時に多摩を出発し厚木から東名高速道路に入る。天気はそろそろ下り坂だ。中井PAで一休みして大井松田で高速道路を降りる。地蔵堂までは良い道が続き快適に走れる。地蔵堂に車を置き、バスを待っていると時々雨がパラついてくる。
地蔵堂。
バスで皆さんの待つ矢倉沢へ向かう。バスを降りるとザァーと雨が降り出したので雨具を着るが、そのうちに雨は止んでしまった。雨具を着たまま矢倉岳へ向かって歩き始める。
矢倉沢の公民館と矢倉岳。
矢倉沢から矢倉岳を望む。
矢倉沢の集落の通り抜けは難しいが、標識を見落とさないように行けば問題無い。神社の前を通り抜けると道は樹林の中に入って行き、傾斜も次第にきつくなる。茶畑まで登ると樹間から丹沢や相模湾がかすかに見える。水道タンクの跡の所で一休みする。
水道タンク跡で一休み。
やがて樹林の中の山道になると道端にシャガやスミレが群生していて素晴らしい。思いがけないシャガの花の歓迎に気持ち良く登ってゆく。ヤマブキやウラシマソウも見られる。尾根状の登りになると頭上の新緑がまぶしいほど光っている。先ほどの雨はどこかに忘れてしまったかのように気持ちの良い登りだ。
シャガとスミレが沢山咲いている。
新緑の樹林の中を気持ち良く歩く。
やがて急登になるが新緑を楽しみながらゆっくりと登る。急登もそれほど続かず傾斜も緩んでくると山頂は近い。カヤトの広場を過ぎると矢倉岳の山頂に到着した。矢倉岳の西側は雲に覆われていて冷たい風が吹いている。雲の中の富士山をバックに写真を撮り、風を避けてカヤトの窪地でお昼にする。東側は雲が流れていて時々相模湾も見えるが、金時山は雲の中だ。
急登をひと頑張り。
傾斜がゆるくなると山頂は近い。
矢倉岳の山頂にて。バックの富士山は雲の中。
相模湾を望む。
万葉公園へ向けて山伏平へ下る。頂上直下は急な下りで階段状になっている。下ると登山道の脇は金網で仕切られており、猪があけた穴がそこらじゅうに見られる。樹林に入ると山伏平に到着する。いくつか分岐があり、万葉公園へ向けて下る。登山道は尾根を巻くように緩やかな登りになる。送電線の下の見晴らしの良い所で矢倉岳を眺めながら一休みする。
矢倉岳を望む。
樹林が切れる辺りで右手の尾根に上る道があり、これを登ると万葉公園に出る。歌が彫られた石碑が点在する万葉公園は静かで、ゆっくりとくつろげる。バスの時刻を見てバス停に下り、バスで地蔵堂に下る。
万葉公園でくつろぐ。
地蔵堂からは車で多摩に向かう。車の渋滞は無く気持ち良く帰宅した。
広いカヤトの広場のある矢倉岳の山頂で、のんびりと富士山を眺めるのはとても気持ちが良い。天気の良いお昼時は込むので、早い時間に登るのが良いだろう。
4月22日 |
標高 |
到着 |
出発 |
多摩 |
92 |
− |
7:03 |
地蔵堂 |
411 |
8:53 |
9:30 |
矢倉沢 |
236 |
9:37 |
9:50 |
水道タンク跡 |
407 |
10:20 |
10:27 |
休憩 |
630 |
11:09 |
11:21 |
矢倉岳 |
870 |
12:10 |
12:47 |
休憩 |
670 |
13:38 |
13:46 |
万葉公園 |
754 |
14:18 |
14:26 |
万葉公園バス停 |
740 |
14:39 |
14:50 |
地蔵堂 |
411 |
15:00 |
15:09 |
多摩 |
92 |
17:13 |
− |