2006年4月15日
4月15日 多摩=筑波山駐車場〜女体山〜男体山〜筑波山駐車場=多摩
カタクリとニリンソウの花の季節に筑波山を訪れました。山麓の桜は終わりかけていましたが、筑波山の一番美しい季節です。
4月15日
朝7時に多摩を出発し、大泉から外環道に入る。外環道で少し渋滞があったものの順調に常磐道を走る。守谷SAで一休みして、すぐ桜土浦で常磐道を降りる。筑波学園都市を過ぎると右手前方に筑波山がよく見えるようになる。山麓の桜が白く広がり、筑波山を引き立てている。
山道を走り、筑波山野営場の駐車場に到着した。カタクリの花の最盛期なので大混雑を予想したが、駐車場には空きがあり一安心した。駐車場の周りにもカタクリの花が咲いており期待が高まる。軽くストレッチをして出発する。
野営場には3個所トイレが有るが、この時期には一番上のトイレしか開いていない。しばらくは急登が続くが途中の分岐を左に入るとトラバース気味の道になる。樹林の中にも所々カタクリの花が見える。樹林の尾根を越えて沢に出ると、左手に中沢ケルンがあり、沢の周辺は一面のカタクリのお花畑になっている。ここでカタクリの花を愛でながら一休みする。
カタクリのお花畑の中の急登を登って尾根を越える。樹林は薄くなり一面のお花畑である。突然、前方に大きな岩が現れる。仙人窟の岩である。岩の下にもカタクリの花が広がる。小尾根を越えると沢に出る。そこは素晴らしいカタクリとニリンソウのお花畑である。広々とした沢沿いにお花畑が広がる。ここで昼食を食べながらゆっくりとお花畑を堪能する。
沢を離れると、単調な登りになり、頭上に女体山が見える。すぐに稜線に出て、少し行くと北斗岩に出る。その先から岩っぽい登りが続く。少し登るとかすかに霞ケ浦が見えた。さらに登り、クサリを越え、女体山の山頂に到着した。あまり遠望は利かないが、眼下に広がる関東平野の眺めが気持ち良い。
女体山から御幸が原へ下るり、男体山へ登り返す。眼下に広がる田畑の眺めを楽しみ、再び御幸が原へ下り、一休みする。近くからガマの油売りの口上が聞こえ、筑波山らしい。
御幸が原のカタクリ園を散策しながら、再び女体山へ登り返す。山頂の手前に野営場への道があり、ここを左に下る。樹林の中の笹は払われていて歩きやすい。下るにつれてカタクリの花が増えてきた。広いお花畑を下り、さらに下って行くと野営場に到着した。帰りは大泉で渋滞して多少時間がかかったが、8時前に帰宅できた。
筑波山は山頂までロープウエーやケーブルカーで登れるため観光客の多い山である。登山道も主なルートは人が多いが、少しマイナーなルートを行くと静かな山歩きができる。
4月15日 | 標高 | 到着 | 出発 |
多摩 | 115 | − | 6:42 |
筑波山駐車場 | 503 | 10:23 | 10:37 |
ケルン | 606 | 11:30 | 11:43 |
沢 | 708 | 12:09 | 12:23 |
女体山 | 877 | 13:12 | 13:19 |
男体山 | 871 | 12:53 | 12:59 |
御幸が原 | 796 | 14:10 | 14:25 |
筑波山駐車場 | 503 | 15:33 | 15:39 |
多摩 | 115 | 19:50 | − |