雪山登山とスキー

八ヶ岳  北横岳  2473m
きたよこだけ




2006年1月13日〜14日

1月13日 多摩=原村
1月14日 原村=山麓駅=山麓駅〜北横岳〜山頂駅〜山麓駅〜ゲレンデスキー〜山麓駅=原村

午前中はアイゼンワークとショートロープの練習で北横岳に登り、午後はピラタススキー場でゲレンデスキーをしました。3月並の気温で、生憎の雨降りでしたが多少の見晴らしはあり、登山とスキーの両方を楽しみました。


1月13日

9時半に豊田駅を出発した。今夜から雨の予報だが、まだパラつく程度のあめである。諏訪南で高速道路を降りる頃には雨降りになってきた。今年の日本海側は大雪だというのに原村辺りは例年より雪が少ない。気温は0度ぐらいで、暖かい。原村の家に到着後、話が弾んでしまい、1時に就寝した。

1月14日

7時に起床する。気温は2度で外は雨だ。山が雪であることを祈って出発する。途中の道路には雪が残っていたが順調にピラタススキー場の山頂駅に到着した。登山の支度をして、スキー板とスキー靴を担いでロープウエーに乗る。ロープウエーの山頂駅にスキーの板と靴を置いて、アイゼンをつけて北横岳へ向けて出発する。小雨模様だが濡れる程の雨ではない。



ロープウエーの山頂駅から出発。


スノーシューの団体がいたが、縞枯山方面に行ってしまい北横岳へ向かうのは我々だけだ。雪の状況から、我々は今日の最初の今日横岳への登山者のようだ。坪庭を過ぎ、小沢を渡り、樹林の斜面を登る。淡々と登って行くと稜線に出て、間もなく北横岳ヒュッテに到着した。後を追うように小屋のおやじさんが木荷をして到着した。



坪庭を行く。




樹林の斜面を登る。




尾根に出た。




北横岳ヒュッテに到着。


ここからショートロープの練習をする。ロープを緩めないように登る練習である。まず樹林の斜面を登り、樹林が切れると頂上に到着する。南側の雲が少し切れ、中山辺りまで望める。北側は雲が濃く、蓼科山を望む事はできない。



ショートロープの練習をして登る。




山頂直下にて。




北横岳の山頂に到着。




北横岳の山頂にて。




縞枯山方面を望む。


北横岳の山頂からショートロープのままロープウエーの山頂駅まで一気に下る。途中、2パーティーとすれ違っただけだ。やがて眼下に坪庭が見え、その奥にロープウエー駅が見える。樹林の下りが終わり、坪庭を歩くようになると雨で濡れるようになる。



ショートロープのまま下る。


ロープウエーの駅で一休みしながら雨具に着替え、スキーの支度をする。山靴が入って重くなったリュックを背負って、山麓駅へ向かって滑る。快調に標高差480mを滑り降り、今日の山行を終える。リュックを車に置き、午後4時の最終のロープウエーまでゲレンデスキーを楽しんだ。



ピラタスでのスキー。




少しポーズをしながら滑る。




快適に滑る。


北横岳はピラタスのロープウエーのおかげで手軽な冬山入門コースである。一日の行程としては短いので、スキーと組み合わせるなどすると、さらに楽しめる。

1月14日 標高 到着 出発
原村 1225 8:25
ピラタス山麓駅 1759 9:17 10:00
ピラタス山頂駅 2234 10:10 10:38
北横岳ヒュッテ 2387 11:36 11:48
北横岳 2473 12:12 12:16
ピラタス山頂駅 2234 13:10 13:50
ピラタス山麓駅 1759 14:00 16:46
原村 1225 17:38
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