2005年10月23日
10月23日 御代田=登山口〜浅間隠山〜登山口=多摩
天気予報は芳しくなかったのですが、素晴らしい秋晴れの中、展望の良い浅間隠山に登りました。目前に初冠雪の浅間山が見え、上越の山々が白く、素晴らしい眺めでした。
10月23日
朝六時半に起床する。昨夜は雷雨があり荒れた天気だった。まだ外は曇っており、あまり天気には恵まれないようだ。天気予報も芳しくないが、昨夜、浅間山が初冠雪だったとのことだ。残念だが浅間山は雲の中で見えない。しかし、しばらくして朝食前に外に出てみると霧が晴れ、真っ白な浅間山が姿を現した。
ゆっくりと朝食を取り、出発する。軽井沢へ向かう車の左には白い浅間山が聳えている。中軽井沢から峰ノ茶屋へ向かい、途中で車を止めて浅間山を眺める。峰ノ茶屋から北軽井沢方面に下り、北軽井沢で右折する。あとは道なりに走る。紅葉の中を登って行くと二度上峠に着く。ここから浅間山が眺められるので、沢山の車が止まっている。少し行くと二度上峠下の登山口に到着する。
二度上峠下の駐車場には登山者用の簡易トイレが設置されているが、駐車場の面積が狭い。駐車場は既に満車で登山口付近は道路駐車で車の列になっている。荷物を降ろして少し二度上峠側の仮設駐車場に車を止める。
登山口から樹林の登りになる。しばらく行くとツヅラ折れコースと直登コースに分かれ、我々はツヅラ折れコースを行く。緩やかに登って行くと稜線に着き、樹間から浅間隠山を眺めながら左に行く。巻道を少し行くと分岐があり、そこで一休みする。
分岐をどちらに行っても同じだが、右の稜線通しの道を行く。下り気味に行くと分岐があり、先程の左の道と合流する。ここで再び直登ルートと分かれてツヅラ折れルートを行く。傾斜の緩い登りを、落ち葉を踏みながら気持ち良く歩く。しばらく登って行くと、樹間から白い浅間山が見え、さらに登ると八ヶ岳が見えた。
やがて直登ルートに合流し、緩い登りは終わる。登山道は侵食され、所々大きな段差になっている。木の根や枝につかまりながら登る。しだいに高度を上げてゆくと樹林が切れた所に出る。妙義山方面から八ヶ岳、浅間山と素晴らしい展望である。頂上からの展望に期待が高まる。再び急登が続き分岐に到着した。ここで一休みする。
分岐を左に山頂を目指す。少し下ってから笹の中の登りになる。右手の上越の山々が白く輝いている。笹の中は足元が見えないが、気をつけないと木の根や段差がある。急登ではないので気持ち良く登り、やがて浅間隠山の山頂に到着した。
山頂で写真を撮り、山々を眺める。谷川岳、白砂山と上越の山が白く連なっている。昨日は黒かった横手山も白く薄化粧をしている。四阿山は少し薮の陰だが、ほぼ360度の展望である。少し風があるので、浅間山は噴煙と雪煙で白煙だらけである。浅間山の左奥には黒く八ヶ岳が鎮座し、その裏に南アルプスの山々も見える。さらに左に目をやると、特徴的な妙義山が目立ち、荒船山や、その奥の奥秩父の山々が幾重にも連なっている。素晴らしい眺めを前に、ゆっくりと昼食にする。
下りは同じ道を行く。笹の道で足元に気をつけ、急な下りを過ぎるた所で一休みする。後は快適な落ち葉の下りが続く。分岐から緩やかな登りになると右手に四阿山が広々と見える。コルからの下りもいつの間にか終わり、車道に出た。
車で紅葉の道を高崎方面へ向かう。右手には鼻曲山やそれに似た岩山が良い眺めだ。榛名町に出ると道の両側に梨の直売が目立つ。高崎の市街を避けて藤岡から上信越道に入り、上里のサービスエリアで一休みする。児玉付近は相変わらずの渋滞である。若干時間はかかったが、6時半には帰宅できた。
浅間隠山は展望に恵まれた山なので、是非、秋晴れの眺めのの良い日に登りたい。車であればアプローチも良いので日帰り登山としてお薦めである。
10月23日 | 標高 | 到着 | 出発 |
御代田ペンション | 910 | − | 8:45 |
登山口 | 1349 | 9:47 | 9:47 |
コル | 1459 | 10:34 | 10:39 |
屈曲点 | 1705 | 11:46 | 11:56 |
浅間山隠山 | 1757 | 12:14 | 13:00 |
分岐 | 1546 | 13:35 | 13:39 |
登山口 | 1349 | 14:17 | 14:26 |
上里SA | 70 | 16:03 | 16:22 |
多摩 | 115 | 18:32 | − |