2005年10月21日〜22日
10月21日 多摩=原村
10月22日 原村=硯川〜志賀山〜裏志賀山〜四十八池〜硯川=御代田
紅葉の志賀高原の志賀山を登りました。雨を覚悟で登りましたが下山して車に乗るまでは雨は降らず、大沼の水の色も神秘的で楽しく歩きました。
10月21日
例によって快調に中央高速を走り10時半に原村の家に到着した。気温は8度とかなり下がっていた。少し暖房をつけ暖まってから寝た。
10月22日
朝、5時半に起床し、6時に出発する。空は重く曇っており今日は展望に期待できそうにない。梓川サービスエリアで朝食を取り長野方面へ向かう。信州中野で長野道を降り、志賀高原へ向かう。湯田中を過ぎ、山の中に入って行くと次第に山肌が紅葉してくる。法坂の先の一沼で車を降りて、少し散策する。
横手山へ向けて登って行くと素晴らしい紅葉の山肌が続く。熊の湯のスキー場が右に見えるとすぐに硯川へ到着する。前山リフトの駐車場に車を止めて支度をする。下の道路端には清潔なトイレがある。リフトで5分ほど上がると前山スキー場の上にでる。目の前に熊の湯の笠ヶ岳が見え、少し苦もがかかっているが横手山も見える。正面に見える志賀山へ向けて広い道を歩く。
この辺りの紅葉は盛りを過ぎておりシラカバはほぼ落葉している。道は広く、非常に緩やかな登りなので気持ち良く歩く。やがて右手に渋池が見え、その向こうに横手山が聳える。緑色の水面が美しい池である。
さらに先に進むと二又に出る。ここは左に下る道を行く。道は木道になり、しばらく木道歩きが続き、木道が切れた先の広場で一休みする。ここから急登が始まるので衣服を調節してから出発する。取り付きから岩の間の登りになる。一段が大きいのでやっかいな登りである。次第に高度を上げて行く。
傾斜が緩み右手前方に立派な岩壁が見えると、右の樹林の中には火口のような丸いお釜池が見られる。池を過ぎると再び急登になるが頂上は近い。やがて樹林が切れ眼下に展望が広がる。再び樹林の中に入ると志賀山の頂上に到着する。樹林に囲まれた展望の無い頂上である。ここから右に少し行った所に三角点が有り、展望が良い。そこで昼食にする。
隣に聳える裏志賀山へ向けていったん下る。やや急な下りである。右手に見える黒姫池近くまで下ると再び登りになる。かなり登った所に分岐があり、右に裏志賀山へ向かう。わずかな登りで頂上に到着する。ここからも大沼池の半分は見えるが、さらに先に行き、祠の先斜面まで行くと大沼池がよく見える。深い緑色の美しい池である。山頂に戻り一休みする。
分岐まで戻り、四十八池へ下る。さほど急な下りではない。眼下に四十八池が見え、振り返ると裏志賀山が高い。道が平坦になり、鳥居をくぐると四十八池の南端の木道の広場に出て、一休みする。
木道で北端の東屋へ行き、前山へ戻る。幅の広い緩やかな下りで気持ち良く歩く。やがて分岐で今朝の道に戻り、渋池を過ぎて前山に到着する。リフトで下り、車に戻ると急に雲に巻かれ雨になった。車で横手山へ向かっているとアラレが降り始めた。ヒョウにならないことを願いつつ横手山を過ぎると雲の外に出た。
渋滞する白根、草津への道を尻目に万座へ下る。万座の温泉を過ぎると再び紅葉の山肌が広がる。紅葉のきれいな所で少し散策し、軽井沢へ向かう。鬼押出しを過ぎるが、目の前の浅間山は雲の中だ。軽井沢へ下り、御代田のペンション「白い雲青い空」に予定どおり5時過ぎに到着した。今日は「白い雲青い空」のおもてなしと素晴らしい夕食で一日を締めくくった。
時間があれば大沼池や鉢山へ足をのばすと良い。裏志賀山へは分岐からわずかの登りなので是非登っておきたい。志賀山より眺めが良い。
10月22日 | 標高 | 到着 | 出発 |
原村 | 1225 | − | 6:03 |
梓川SA | 580 | 6:51 | 7:27 |
志賀一沼 | 1392 | 8:48 | 8:56 |
硯川 | 1713 | 9:08 | 9:27 |
前山 | 1814 | 9:35 | 9:38 |
樹林 | 1859 | 10:12 | 10:20 |
志賀山 | 2036 | 11:22 | 11:58 |
裏志賀山 | 2042 | 12:41 | 12:52 |
四十八池 | 1900 | 13:27 | 13:38 |
前山 | 1814 | 14:37 | 14:40 |
硯川 | 1713 | 14:45 | 14:57 |
万座ライン | 1749 | 15:39 | 15:45 |
御代田ペンション | 910 | 17:10 | − |