2004年11月6日
11月6日 多摩=武蔵五日市=月夜見峠〜惣岳山〜御前山〜惣岳山〜月夜見峠=武蔵五日市=多摩
今年の秋のMBIアルペンサークル、ハイキングの部は紅葉の奥多摩です。場所は昨年土砂崩れのため行かれなかった御前山にしました。
11月6日
朝9時50分に武蔵五日市駅前に集合する。15人全員時間通りに集合し、車3台に分乗して数馬へ向けて出発する。今年は上野原へ抜けるトンネルが土砂崩れで通行止めになっているが、奥多摩道路は問題無い。
数馬に近づくにつれて道端の紅葉も鮮やかになってくる。数馬を過ぎると道は山登りになる。紅葉のドライブを楽しみ、都民の森を過ぎ、少し下りになるころ月夜野の駐車場がある。都民の森の駐車場が満車だったので少し心配したが、月夜野第二駐車場はガラガラに空いていた。
駐車場の奥に下りの階段があり、今日の登山はこの下りから始まる。御前山手前の惣岳山まで稜線通しに防火帯がある。登山道は一部の巻き道を除き、防火帯の切り開きの中にできている。紅葉の廊下の下を落ち葉を踏みながら下って行くが、雨の日には滑りやすい道である。
100メートル程下ると今度は小さな登下降が続く。小河内峠手前の小ピークで一休みする。御前山はカタクリの季節には大変な人出のようだが、素晴らしい紅葉なのに今日はとても静かな山歩きができる。
少し下ると小河内峠に着いた。左の樹間から奥多摩湖が望めるが、湖面が緑色なので分かりづらい。さらに登下降が続くが、素晴らしい紅葉のおかげで飽きる事が無い。しかし、稜線の左の斜面が以外と急なので足元に注意が必要である。
やがて正面に岩っぽいピークが見えてきた。直登ルートは急な登りだが、ここは右から巻いて行く。回り込むと樹間から御前山の頂上が見えた。鞍部から少し登った岩の所で一休みする。
ここから惣岳山への登りが始まる。ニリンソウやカタクリの群生する所なので、登山道は柵で囲まれている。ひたすら登りやっと惣岳山の山頂に到着すると少し下る。ここから防火帯を外れて御前山への登りが始まる。ジグザグの登りをゆっくり登って行くとやがて傾斜が緩くなり頂上に到着した。早速記念撮影をして昼食を始める。
御前山の山頂は樹林に囲まれた見晴らしの悪い山頂だが、今日は特に遠望がきかない。お汁粉、ワイン、コーヒーなど1時間程山頂での昼食の時間を楽しんだ。
帰りも同じ道を行く。鞍部へ下り、惣岳山へ登り返す。いつの間にか薄い霧が出て来て、遠くが見えなくなってきた。振り返る御前山も霧の中だ。再び紅葉を楽しみながらの登下降が続き、小河内峠で一休みする。
さらに登下降が続くが、しだいに登りになってきた。最後の長い登りを登って行くと駐車場が見えてきた。階段を登り駐車場に到着したのは4時前であった。都民の森でトイレを借り、人里の井上食品でお土産のコンニャクを買い、武蔵五日市の魚鶴で懇親会をして楽しく解散した。
あまり展望に恵まれないコースなので、カタクリが咲く春か紅葉の秋がお勧めである。小河内ダムからへのコースはダイナミックな登りで満足感がある。いずれにしてもカタクリの花が咲く時期は駐車場が一杯になってしまうので早めの到着が必要である。
11月6日 | 標高 | 到着 | 出発 |
多摩 | 115 | − | 7:41 |
武蔵五日市 | 185 | 8:39 | 9:05 |
月夜見峠 | 1095 | 10:05 | 10:18 |
小河内峠手前 | 1050 | 11:01 | 11:11 |
惣岳山手前 | 1280 | 12:05 | 12:15 |
御前山 | 1405 | 12:43 | 13:46 |
小河内峠 | 1045 | 14:48 | 15:00 |
月夜見峠 | 1095 | 15:46 | 15:52 |
都民の森 | 995 | 16:02 | 16:12 |
人里 | 495 | 16:28 | 16:41 |
武蔵五日市 | 185 | 17:25 | 19:40 |
多摩 | 115 | 20:45 | − |