2004年9月26日
9月26日 原村=柳沢峠〜黒川山〜鶏冠山〜柳沢峠=多摩
大菩薩嶺や笠取山の眺めが良い黒川山と崖の上の鶏冠山を登りました。あいにくの天気で展望は望めませんでしたが、あまり雨にあう事も無く東京の水源でゆっくりと森林浴をしました。
9月26日
昨夜遅かったので今日も1時間遅れの5時に起床した。朝食を済ませ7時に出発する。中央高速の境川PAで休んだ後、塩山へ向かう。9時前に柳沢峠に到着し支度をしていると小雨がぱらついてきたので雨具を着けて出発する。
駐車場から青梅街道を渡り、石垣につけられた階段を登るとナラ坂への近道がある。雨に濡れた笹をかき分けて登り、少し下るとナラ坂に到着する。ここから良く整備された遊歩道を歩く。東京の水源のブナの森を緩やかに登りながら歩き、梅ノ木尾根で一休みする。
梅ノ木尾根からはほぼ水平な道になる。2ヶ所木の橋があり、雨で濡れて滑りやすいが、歩きやすい道である。六本木峠で大菩薩嶺への道を右に見て左に向かう。少し尾根通しに行くが、すぐに尾根を越えて下りになる。暗い樹林の中をどんどん下ると林道に出て一休みする。
この林道は一般車両通行止めだが、今はゲートが無いので一般の車両も入っているようだ。入口に綱が張ってある黒川金山への林道を行く。緩い登りぎみの道を歩いて行くと、栗がたくさん落ちていた。
横川峠で林道を離れ少し左に登り、右に黒川山への山道を行く。黒川山の南斜面を緩やかにトラバースぎみに登る。天気が良ければ右に大菩薩嶺が見える所だが、今日は霧で視界が無い。黒川山へは意外と長く、時間がかかった。黒川山の直下から戻るように稜線に上がり、見晴台で昼食にする。展望は無いが気持ちの良い所だ。
ゆっくり休んだ後、黒川山の三角点で写真を撮り、山道に戻る。少し下ると四差路になっていて、真っすぐ鶏冠山へ向かう。すぐに前衛の岩が出てくるので、ここを左に巻く。岩の下にリュックとストックを置いて、空身で行く事にする。
雨で濡れているので、岩も木の根も滑りやすい。滑らないよう気をつけながら木の根につかまり、小さな登下降を行く。暗い樹林から解放されると鶏冠山に到着する。狭い傾斜した山頂の南側はスッパリ切れて崖になっているので気が抜けない。記念撮影をして、早々に下る。
岩の所でリュックを背負い、来た道を下る。黒川山まで少しの登りがあるが、後は緩やかな下りをどんどん下る。林道で一休みした後は六本木峠への登りになる。六本木峠からは気持ちの良い水源地の笹の中の道を歩き、4時前に柳沢峠に到着した。
まだ紅葉には早い青梅街道を走り、小河内ダムで休憩し、7時前に無事、豊田駅に到着した。
全体的に穏やかな森林歩きが楽しめるコースである。鶏冠山へはわずかな距離だが険しい所があり、注意が必要である。
9月26日 | 標高 | 到着 | 出発 |
原村 | 1225 | − | 7:02 |
柳沢峠 | 1480 | 8:52 | 9:25 |
梅ノ木尾根 | 1595 | 10:06 | 10:13 |
林道 | 1560 | 10:55 | 11:06 |
黒川山 | 1716 | 12:00 | 12:50 |
鶏冠山 | 1690 | 13:18 | 13:25 |
林道 | 1560 | 14:25 | 14:31 |
柳沢峠 | 1480 | 15:45 | 16:12 |
多摩 | 115 | 19:02 | − |