2004年9月5日
9月5日 富士川=登山口〜浜石岳〜登山口=富士=多摩
浜松からの帰り道、海が見えて手軽に登れる浜石岳に登りました。台風18号に刺激された秋雨前線のおかげで展望には恵まれませんでしたが、さほど雨に濡れる事も無く、海岸線も何とか見る事ができました。
9月4日
夜、浜松を出発し東名高速を東京へ向けて走る。しだいに雨は激しく降るようになり、土砂降りの中をゆっくりと走る。清水市に入ると雨はますます激しくなった。後で見たテレビニュースによると100ミリ近く降ったそうだ。富士川SAに入り、お茶を飲んで、今夜はここで車中泊にする。
9月5日
昨夜はお茶を飲みすぎたせいか、雨音がうるさかったせいか、なかなか寝付けなかった。今朝は雨も止み所々雲も切れてきたので、サービスエリアで朝食を済ませ、近くの浜石岳に登る事にする。
富士ICで高速道路を降り、由比ガ浜を走る。山には水墨画のように雲がかかり、浜には荒々しい波が押寄せている。阿僧から右に山へ入る。住宅地を過ぎると道幅は狭まり、みかん畑の中の急登になる。幸い対向車も無く青少年野外センターに到着した。ここでトイレを借りる。
山頂への道は解放されており車で山頂まで行けてしまうが、少し戻った所に有る駐車場に車を置いて登る事にする。天気が悪いせいか広い駐車場には我々の車しか止まっていない。駐車場の隅に浜石岳の登山口を示す看板がかかっている。雨が降りそうなので念のため雨具のズボンをはいて出発する。
暗い杉林の中を登ってゆくと青少年野外センターのアスレチックの所に着く。テントに泊まっているボーイスカウトの元気な声が聞こえてきた。展望は期待できないが念のため展望台に寄ってみる。
いったん広場に降りて再び斜面を登る。しっかりした山道を登って行くと左手に小さな仏塔があった。さらに登って行くと再び暗い杉林の中に導かれる。登るにつれて道はトラバースぎみになり、緩い登下降になる。分岐を右に行き、右に中継所のアンテナを見てさらに行くと明るい見晴らしの良い場所に出た。
明るい樹林の切開きの中の緩い登りを真っすぐ登って行くと広い草原の広場に出る。浜石岳の山頂である。気持ちの良い山頂だが、我々が到着すると同時に雨が降りだした。雨具を着て、写真を撮って、水を飲んで早々に下山する。
頂上から舗装された林道に下り、駐車場まで林道歩きになる。雨は降り出してきたが、雲は薄くなり、眼下の由比ガ浜もうっすらと見えてきた。
30分程で駐車場に着き、着替える。帰りは西山寺方面に下ってみたがこちらも狭い道で大差は無かった。富士ICから東名高速に入り、順調に走り昼過ぎに自宅に到着した。
浜石岳は富士山、愛鷹山、伊豆半島、由比ガ浜と眺めの良い山なので、冬の天気の良い日に登ると良い。駐車場までの車道は急登だが、ここを歩けばたっぷり一日楽しめる。
9月5日 | 標高 | 到着 | 出発 |
富士川 | 60 | − | 7:21 |
登山口 | 520 | 8:10 | 8:27 |
展望台 | 560 | 8:36 | 8:38 |
浜石岳 | 707 | 9:19 | 9:28 |
登山口 | 520 | 10:01 | 10:17 |
多摩 | 115 | 12:30 | − |