スノーシューで歩く

日光  戦場ヶ原  1400m
せんじょうがはら




2004年1月24日

1月24日  赤沼〜戦場ヶ原展望台〜湯滝

名鉄観光の24名のかたとスノーシューで奥日光の戦場ヶ原を歩きました。天気に恵まれ子供から大人まで楽しく雪のハイキングを楽しみました。


1月24日

バスは東京駅の前を7時に出発した。日光へ向けて首都高から当北道へと快調に進む。遠くに見えていた白く輝く日光連山がしだいに大きくなり、宇都宮から日光道に入る。いろは坂を登る頃には辺は雪世界になっていた。戦場ヶ原に到着し、三本松でスノーシューをレンタルし、赤沼から戦場ヶ原に入る。



三本松から男体山を望む。


赤沼からのコースはよく踏み固められている。最初の難関の橋を渡る所まではスノーシューをつけずにツボ足で歩く。橋を渡った所でスノーシューをつけ少し歩行練習をしてから出発する。今日の最年少は小学生の姉弟である。



スノーシューを装着して歩いてみる。




一番若手の姉弟。


広いミズナラの林の中をそれぞれが思い思いに歩く。時々木から落ちて来る雪も心地良い。川の水音がしだいに遠のいて行く。振り返ると樹間から男体山が見え、良い感じだ。



雪の上を自由に歩く。




美しい雪と樹林。




振り向くと樹林の向うに男体山が見える。


正面の樹間からちらっと日光白根山が見えると、やがて緩やかなルンゼ状の下りになり日光白根山は手前の山の陰に隠れた。下り着いた所が戦場ヶ原展望台で、ここで昼食にする。



林の中で一休み。




成田ガイドを先頭に快調に歩く。




気持の良い雪の散歩。




戦場ヶ原展望台で昼食。


食事後戦場ヶ原をかすめて小田代橋方面へ向かう。途中の男体山、大真名子山、小真名子山、太郎山のパノラマが素晴らしい。小真名子山の奥には女峰山の白い稜線も見える。ここは小川が流れているのでルートを外さないように要注意だ。



戦場ヶ原展望台からの太郎山。


再び樹林に入ると少し登りが続く。緩い斜面をゆっくり登って行くと左に鹿避けの柵が現れ、しばらく行くと登山道に出る。ここを右に湯滝へ向けて進む。しばらく樹林の中の少し起伏の有る雪原を歩き、右に戦場ヶ原の雪原が見えると、小田代ヶ原分岐に着く。



小田代ヶ原分岐へ向けて進む。


左に湯滝方面へ行く。ほぼ山の縁に沿って小さな起伏の雪原を自由に歩く。途中、鹿の道と交差したりして楽しみながら歩く。だんだん滝の音が聞こえるようになってきた。気持ちの良い樹林の中を歩き、いくつかの橋を渡ると湯滝が現れた。



気持ちの良い樹林の中を歩く。




橋を渡ると湯滝だ。




湯滝を見上げる。右が展望台。


湯滝の展望台への階段が最後の難関である。雪が積もった階段を登り、展望台でしばらく滝を眺める。展望台から少し歩くと駐車場が有り、除雪された車道をスノーシューのまま歩く。国道に出た所でスノーシューを外してバスを待つ。

雪の戦場ヶ原を右手に見ながらバスで三本松まで戻る。今日一日よく天気がもったが、日光白根山はしだいに雪雲に覆われてきた。三本松でレンタルしたスノーシューを返却しトイレを済ます。中禅寺湖を眺め、いろは坂を下り清滝の「やしおの湯」で汗を流す。あとは高速道路を順調に走り、予定通り7時半に東京駅に到着し解散した。

起伏が少なく樹林と展望に恵まれた戦場ヶ原は絶好のスノーシューコースである。天気の良い日を選んで深雪の上をのんびりと歩きたい。しかし、天気の悪い時には方向を失う危険性があり、厳しい冬山になるので初心者だけでの入山は危険である。

1月24日 標高 到着 出発
東京駅丸の内 7:00
三本松・赤沼 1391 9:55 10:30
1395 10:55 11:08
戦場ヶ原展望台 1400 12:00 12:25
樹林の中 1425 13:07 13:13
湯滝 1420 14:24 14:33
湯滝・三本松 1460 14:45 15:20
清滝・やしおの湯 635 16:15 17:15
東京駅丸の内 19:36
閉じる