2003年11月8日
11月8日 都民の森〜鞘口峠〜三頭山〜三頭大滝〜都民の森
月夜見の駐車場から御前山を登る計画でしたが、都民の森の先が土砂崩れのため通行止めになっており急遽、目的地を三頭山に変更しました。山の紅葉は終わっていましたが、好天の中落葉を踏みしめて楽しく歩きました。
11月8日
朝8時に武蔵五日市駅に集合した。都民の森行きのバスは積み残して満員で出発して行った。我々は車とバスに分乗して都民の森へ向かう。奥多摩周遊道路を快適に走り都民の森に着くと、その先は土砂崩れのため通行止めになっていた。
都民の森ではトイレ休憩だけの予定だったが、ここの駐車場に車を停めて、三頭山に登る事にした。それぞれストレッチ体操をして鞘口峠を目指して出発する。
傾斜のある遊歩道を登り、森林館の下のトンネルを過ぎると右に山道に入る。炭焼きの釜を左に見て、落葉の道をゆったりと歩く。右に風張峠方面への道が二本あるが、そちらへは行かず「ブナの路」で鞘口峠を目指す。良く整備されたツヅラ折れの歩きやすい道だ。前方に展望台が見えるとすぐに鞘口峠に到着し一休みする。
鞘口峠からは稜線通しの急登が始まる。ここは階段も整備され以前より歩きやすくなったようだ。しばらく登り、振り返ると葉の落ちた樹間から今日登るはずだった御前山を見る事ができた。
さらに登ると「ブナの路」と「登山道」の分岐があり、ここは右に登山道を行く。登りは緩くなり、稜線の右側を真っすぐコルへ向けて巻道が続く。コルで「ブナの路」と合わさり、一休みする。
再び急登が始まり、落葉を踏みながらゆっくりと登る。また分岐があり、今度は左に「ブナの路」を行き、すぐに展望台に着く。樹林が有るのであまり眺めの良い展望台ではないが、御前山、大岳山、日の出山等を見る事ができる。
コルから再び急登が始まる。気持ちの良い樹林の登りなのでゆったりと登れる。登り切って小さなコブを二つ越えると東峰の巻道が始まる。このまま行けば西峰とのコルに出るが、途中で右に東峰へ直登する。
東峰の見晴台はパスして、中央峰へ向かう。昼時なので東峰と中央峰の間にも昼食でくつろいでいるグループが多い。三頭山の三つのピークで一番高いのが中央峰だが、眺めがパッとしないので少し低い西峰に人気が有る。一度コルに下り、西峰への直登が始まる。頂上への階段をゆっくり登り三頭山西峰の頂上に到着した。頂上はかなりの人で混んでいたが、何とか良い場所を確保して、昼休みにした。いつものように、八海山やワインで喉を潤し、食後のコーヒーで締めた。
今日は遠望がきかないので富士山は見えないが、反対側には雲取山が眺められた。頂上で記念撮影をして、南へ笹尾根方面へ下る。
階段状のやや急な下りをムシカリ峠へ下る。下り切ると左に大きなブナの木が見上げるように立っている。「ブナの路」はここから三頭ノ大滝に下るが、我々は時間があるので大沢山経由で下る事にする。峠から少し登ると三頭山避難小屋に出て、トイレ休憩にする。
今日は残念ながら見えないが、三ツ峠や富士山の眺めが良い山道を歩いて大沢山を越える。少し下ると分岐が有り、左に下る尾根を行く。直進すると槙寄山から笹尾根に出る。
右に槙寄山から数馬への尾根を見ながら下る。小さなコブをいくつか越え、分岐を左に大滝へ向けて下る。もう落葉になってしまったがこの辺りは紅葉の美しい所だ。沢に降り立つと三頭ノ大滝は近い。滝見の橋を渡ってしばらく滝を眺めながらゆっくりする。
大滝からはチップが敷き詰められた水平な遊歩道を歩く。とても足に気持ちの良い遊歩道である。まだ所々に紅葉が残っていて、ゆっくり歩きたくなる。
気持ちの良い遊歩道は森林館で終わり、木の階段を下る。舗装された遊歩道を下り都民の森の駐車場に到着した。車で武蔵五日市へ向かう。いつものように人里(へんぼり)でコンニャクを買い、魚鶴には5時に到着した。魚鶴で小川さんの奥さんも合流し、懇親会を開いた。
三頭山には都民の森の駐車場以外には避難小屋しかトイレが無いので要注意。都民の森の駐車場はすぐに満車になるが、少し先にも駐車場がある。この場合、都民の森まで5分程度歩く事になる。
11月8日 | 標高 | 到着 | 出発 |
武蔵五日市 | 185 | − | 8:19 |
都民の森 | 995 | 9:10 | 9:49 |
鞘口峠 | 1140 | 10:16 | 10:21 |
分岐 | 1335 | 10:55 | 11:05 |
三頭山 | 1531 | 12:01 | 13:22 |
三頭山避難小屋 | 1440 | 13:38 | 13:50 |
三頭ノ大滝 | 1105 | 15:08 | 15:19 |
都民の森 | 995 | 15:44 | 16:02 |
武蔵五日市 | 185 | 17:05 | − |