2003年10月26日
10月26日 原村=(車)=四尾連湖〜蛾ヶ岳〜四尾連湖=(車)=柳沢峠=多摩
四阿山の翌日、甲府の四尾連湖の奥にある蛾ヶ岳に登った。天気に恵まれ、富士山、八ヶ岳、南アルプスと素晴らしい眺めでした。帰路は柳沢峠を越え、奥多摩の紅葉も満喫しました。
10月26日
朝、5時半に起き、原村の家を7時に出発した。原村を出た時は霧の中だったが、途中、富士見高原で雲海に浮かぶ甲斐駒ヶ岳を眺められた。
小淵沢から中央高速に乗り、白根で降りる。市川大門あたりから山に入り、どんどん登って行く。以前より道幅が広くなったようだ。甲府盆地がかなり下に見えるようになると四尾連湖は近い。
登山口脇の駐車場に車を止め、駐車料金を払いに行っている間に観光バスが入って来た。登り始めは稜線へ向かってツヅラ折れの登りが続く。さすがに標高が低いのでまだアキノキリンソウやトリカブト等の花が残っていた。意外と温かいので、稜線へ出る手前で衣服の調整をする。
稜線に出ると、やや下りぎみの歩きやすい道が続く。小さなピークはすべて巻いて行くのでとても楽だ。3カ所ほど戸渡りのような狭い所があるが、気をつけて歩けば問題は無い。黄色い紅葉の道を歩くのがとても気持ちが良い。
蛾ヶ岳のツヅラ折れの登りが始まった所で一休みする。しばらくは北面の樹林の中のトラバースぎみの登りが続き、西側の尾根に出た所から頂上への急登が始まる。滑るといやな登りだが今日は乾いていて滑らないので歩きやすい。
頂上は大勢の人で賑わっていた。逆光の富士山をバックに写真を撮り、八ヶ岳の眺めの良い所で昼食にする。眼下に甲府盆地が広がり、右手に白根三山が聳える。あいにく北岳には雲がかかっているが素晴らしい眺めだ。
登って来た道を戻る。急な下りを慎重に下ると、後は楽な道が続く。紅葉に囲まれた遊歩道を楽しく歩いている内に四尾連湖に到着してしまった。湖畔を散策して、次の目的地の柳沢峠へ向かう。
勝沼で中央高速を降り、葡萄園をぬって塩山へ向かう。大菩薩峠を右手に見て青梅街道を登って行くと、しだいに素晴らしい紅葉の世界に入って行く。柳沢峠で一休みして下って行くと、さらに素晴らしい色とりどりの紅葉が待っていた。
すっかり紅葉を堪能したころ日が暮れて小河内ダムに到着した。その先、若干の渋滞は有ったが、適当にすりぬけて予定通り7時前に帰宅できた。
稜線までと頂上直下がちょっとした登りだが、他は気持の良い緩やかな道なのでのんびり歩きたい。
10月26日 | 標高 | 到着 | 出発 |
原村 | 1225 | − | 7:13 |
四尾連湖 | 905 | 8:50 | 9:15 |
稜線下 | 1005 | 9:34 | 9:39 |
蛾ヶ岳下 | 1115 | 10:27 | 10:33 |
蛾ヶ岳 | 1279 | 11:08 | 11:55 |
小高山手前 | 1110 | 12:38 | 12:43 |
四尾連湖 | 905 | 13:24 | 13:55 |
柳沢峠 | 1480 | 15:31 | 15:38 |
小河内ダム | 540 | 16:40 | 16:51 |
多摩 | 115 | 18:50 | − |