MBIで箱根へ

富士箱根  金時山    1213m
きんときやま




2003年5月24日

公時神社〜金時山〜乙女峠〜乙女口〜公時神社

好天に恵まれMBIのアルペンサークルで箱根の金時山に登りました。残念ながら富士山は姿を現しませんでしたが参加者12名ゆっくりと山を楽しみました。


5月24日

朝、7時前に車で自宅を出発。厚木の手前で渋滞があったものの、東名高速は順調に走り御殿場で降りる。乙女峠を越えて9時前に金時神社の駐車場に到着した。金時神社の無料駐車場は既に一杯で、近くの有料駐車場に止める。ゴルフ練習場の所が七百円で乙女峠側が五百円である。集合時間の10時まで時間が有るので近くをブラブラと歩く。やがて小川さん、土田さんと車が到着した。登山の支度をして9時40分ごろ金時神社の駐車場へ行くとほぼ全員揃っていた。

簡単なストレッチ体操とコース説明をして、土田さんを先頭に出発する。公時神社の脇を通って、気持ちの良い新緑の中を歩く。ウグイスの声が心地よい。車道を横断して、さらに真っすぐ登るが、さほど急な登りではなく気持ち良く歩ける。



元気良く金時神社を出発。




車道を越えて新緑の中を金時山へ登る。


金時宿り石に到着した。大きな岩に沢山の細い支え木がしてあるのが滑稽だ。岩の左の急斜面を登ると右にトラバースぎみの登りになる。山登りらしくなってきた。登るにつれて新緑の樹間から、時々、金時山や乙女峠を見ることができる。



金時宿り石に到着。




新緑の樹間から乙女峠方面と長尾山を望む。


1時間ほど歩いて、矢倉沢峠からの分岐の手前の見晴らしの良い場所で一休みする。仙石原の向こうに芦ノ湖が霞んで見える。この辺りの最高峰である神山の頂上は雲の中だ。

分岐からは人も増えてくる。尾根状の、やや急な登りになり、足元も赤土のような滑りやすい道になる。雨が降ったら辛い登りである。見上げると金時山の頂上は近い。クサリの手摺を過ぎ、岩っぽい登りを越えると賑わう山頂にでた。早速記念撮影をする。



前方に金時山山頂を見て登る。




金時山山頂にて。


頂上には小屋が二つあり、御殿場側の小屋が金時娘の小屋となっている。ものめずらしそうに覗きに行く人も居たが・・・。小屋の前のベンチでは生ビールで盛り上がっている。仙石側の階段状の岩の斜面も沢山の人で賑わっている。

我々も適当な場所を見つけて昼食にする。土田さんから八海山が、宇尾さんからワインがふるまわれた。今日は富士山は顔を出さないが、仙石原を眺めながら心地良く昼食をいただく。小川さん自家製の草餅をいただき、食後のコーヒーでしめる。



仙石原を眺めながらゆったりと昼食。


乙女峠への道は、初めは少し急な下りが続く。読売旅行の80名の団体が登って来たのですれ違いに、時間がかかってしまった。道は以前より整備されて歩きやすくなったようだ。少し登り返して、長尾山に近づくと歩きやすい穏やかな道になる。



長尾山への登り。




長尾山に到着。


滑りやすい土の道を新緑に囲まれて下って行く。右手に時々見えるはずの富士山は今日は雲の中だ。長尾山から20分程で乙女峠に到着し、一休みする。乙女峠からの下りは岩がゴロゴロして、少し歩きにくい道になる。傾斜がゆるくなると乙女トンネルの出口の近くになり、車の音がうるさくなってきた。道路に出て10分ほど仙石方面に歩くと金時神社の駐車場に到着する。



乙女口の道路に到着した。


鮫島さんのお勧めの南甫園でゆっくりと湯につかり、近くの民芸風の「いろり茶屋」で懇親会を行い、7時前に現地解散した。

少し寒いが、晩秋の天気の良い日に富士山を眺めながら歩くととても気持ちが良い。雨の日は滑りやすいのでお勧めできない。いつ行っても人の多い、人気の山である。

4月24日 標高 到着 出発
金時神社駐車場 695 8:40 10:02
分岐手前 1045 11:02 11:12
金時山 1213 11:40 12:57
長尾山 1144 13:47
乙女峠 1005 14:05 14:17
金時神社駐車場 695 15:10