2002年11月2日
数馬〜槙寄山〜笛吹峠〜笛吹
第12回のMBIアルペンサークルは「坂上さんと笹尾根を歩く」というテーマで槙寄山に登りました。Mc社の5名が風邪などで参加できなくなってしまったのは残念でしたが、飛び入りの宇尾さんを含めて20名になりました。いつものように土田さんのリードでゆっくりと歩きましたが、20人というのはなかなか壮観です。そして下山後はいつものように武蔵五日市にある坂上さん推薦の「魚鶴」で懇親会をしました。
今回はバスで数馬へ入る予定だったが、土田さんと小川さんから車で入るというので、直前になって車で入る事にした。朝7時過ぎに家を出発して、1時間で武蔵五日市の駅前に到着した。まだ集合時間までは十分時間が有るので、駅やバス停の様子を見に行く。車3台では19人は乗れないので2名はタクシーで行く事にする。
鮫島さんと曽原さんから遅れるとの連絡が入った。これでタクシーに乗る人が決まった。やがて、高羅さん、坂上さん、菅野さんと続々と集まってきた。驚いた事に宇尾さんが飛び入りで参加してくれた。集合時間の8時50分には17人揃い、車に分乗する。9時過ぎに3人到着したので、タクシーの運転手に行く先を説明して出発した。
数馬の手前の中尾平から左に入り、バンガローの先の空地に車を止める。次に、土田さんのパジェロを笛吹へ置きに行く。林道脇によい場所を見つけ駐車し、再び数馬へ皆の所へ戻る。
簡単なコース説明をした後、土田さんを先頭に出発する。舗装道路を少し登ると右に小さなトイレが有る。さらに登ると舗装道路は民家の前で行き止まり、右に民家の横の登山道を登る。ここからしばらく急登が続き、深いトヨ状の道の登りになる。20人が一列に登って行く様子を後ろから見ると、なかなか壮観である。30分ほど歩いてから一休みする。風が無いせいか寒くはなく、汗ばむくらいのちょうど良い感じだ。
登るにつれて林が自然林に変わり、明るくなってゆく。時折左に浅間嶺が、右に三頭山に続く山々が望める。わずかに残った自然林が紅葉しているが、鮮やかさは無い。気持ちの良い尾根を落ち葉をふみしめながらゆっくり登る。やがて前方の斜面を巻くように右に行くようになると西原峠は近い。
西原峠から一投足で槙寄山に到着する。ちょうどお昼時なので、頂上は賑わっていた。うまいことにベンチが空いたので、ザックを下ろしてお湯を沸かす。残念ながら期待した富士山は雲の中に隠れてしまっているが、視界が開けた気持ちの良い頂上だ。
恒例の土田さんの八海山がふるまわれ、鮫島さんがかつぎ上げてくれたワインの栓が明けられた。宇尾さんからもワインが提供され、3本も空けてしまった。少し飲みすぎたかも。ちょっと寒いのでコーヒーのつもりで沸かしたお湯はみそ汁に変え、皆で分けて飲んだ。なかなか評判が良かった。みそ汁を分けた後、再びコーヒー用のお湯を沸かす。慣れたもので、20人分のコーヒーをあっと言う間に作ってしまった。
頂上で1時間ほどくつろいだ後下山を開始する。まず西原峠へ下り、笹尾根を笛吹峠へ向けて進む。初めは軽い登りだが、ほぼ平坦な明るい尾根が続く。尾根の右の山梨側からは桧の植林がせまっているが、登山道は明るい自然林の中を歩くようにできていて気持ち良く歩ける。
笹尾根と言う割には笹が少ないように思うが、所々笹の中を歩く所もある。やがて尾根を下るようになり、笛吹峠に降り立つ。峠には「大日」と彫られた小さな石碑があり、ここで一休みする。
笛吹峠は五差路になっていて、前方には丸山へ登る尾根通しの道の左右に山腹を巻く道がついている。あまり踏まれていないようだが左の道を行くことにする。しばらくトラバースが続き、右手から丸山からの道を合わせる。そこから尾根の下りになる。あまり急な下りは無く快適だが、樹林の中は暗い。途中道は左右に分かれるのでここは右のよく踏まれた方を下る。
すぐに民家の脇に出て、林道歩きが始まる。土田さんのパジェロとうまく遭遇できるか不安が有ったが、すぐ下に発見することができた。パジェロに5人乗って車を取りに戻る。再び笛吹入口のバス停に全員集まり武蔵五日市の魚鶴を目指す。車に乗り切れない3人はバスで向かってもらう。私の車は人里のコンニャク屋さんに寄り、魚鶴を目指す。
20人全員、無事に魚鶴に集合し懇親会が始まった。今日は久々に坂上さんが来てくれたのでお店のサービスも良かったような気がする。いつもながらの素朴で美味しい料理にお酒も進み、楽しい時間が進みやがてお開きになった。
槙寄山から三頭山へ登るも良し、浅間峠に下るもよし、ゆっくりと笹尾根を歩き好きな所で北側に下ればバス通りに下れる。
11月2日 | 標高 | 到着 | 出発 |
数馬登山口 | 700 | 10:00 | 10:30 |
一本 | 940 | 11:14 | 11:21 |
槙寄山 | 1188 | 12:14 | 13:27 |
一本 | 1100 | 14:10 | 14:18 |
笛吹峠 | 990 | 14:56 | 15:12 |
笛吹林道 | 625 | 16:17 | − |