2002年8月6日
新穂高温泉=西穂高口〜西穂高山荘〜焼岳山荘〜焼岳〜中尾温泉=新穂高温泉
多摩市山の会で笠ヶ岳に登ったついでに、新穂高にもう一泊して焼岳を登りました。朝ゆっくりしすぎたので帰りは暗い林道を歩くはめになってしまいました。しかし、今日歩いた道はほとんど初めての道ばかりなので、新鮮な山行ができました。
疲れたせいか起床が遅れてしまった。5時過ぎに起きて、道の駅の自動販売機で朝食を購入し食べて出発したのは6時20分になってしまった。新穂高の駐車場へ向かい、車を置いて、支度をしてロープウエーの乗り場に着いたのは7時20分であった。少し出遅れたようだ。
中尾温泉からの道を合わせるとすぐに小屋に到着する。小屋に着いたのは2時近くになってしまった。焼岳に登って新穂高温泉へ下ると夜8時を過ぎてしまいそうである。登って焼岳小屋に泊まるか、焼岳に登らずに下るか考えたが、結局焼岳に登り、明るいうちに林道へ降りられそうなら中尾温泉へ下るという事にした。
しばらく単調なツヅラ折れの道を登ると「ここから危険地帯」の看板がある。少し登り煙を吹く沢を渡ると本格的な登りが始まる。のしかかるような頂上の岸壁の左を目指して登る。登山道の目印はしっかりしているが、ルートを間違えると落石しやすいので注意が必要だ。
しばらく沢沿いに下ると右から小屋からの新道が合わさる。さらに沢通しに下るとやがて、登山道は沢を離れて斜面を下るようになる。中尾温泉の灯は見えるがなかなか近づかない。
川の音がだいぶ近づいてきた。見ると左手の薄明かりの中、滝が落ちている。白水ノ滝である。少し薄暗くなってきたが、道は緩やかに歩きやすくなったような気がする。廃道のような林道を横切って再び山道に入る。右からも川の音が聞こえるようになり、しだいに高度を下げて右手の川を渡ると舗装された林道に出た。暗くなるギリギリの時間だ。
カンテラを出して速足で林道を下る。車止めを過ぎるとボチボチと宿泊施設等が現れてきた。中尾温泉のホテルでタクシーを呼び、タクシーで新穂高温泉の駐車場へ戻った。急いでパジェロに乗り、空いた道路を松本へ向かう。諏訪湖のサービスエリアで遅い夕食を取って、何とか今日中に八王子の自宅に戻れた。翌朝、見るとパジェロの右後輪の空気が減っていた。どうやら二本やられたようだ。タイヤを二本交換する事になった。
焼岳から中尾温泉への下りは意外に長い。焼岳小屋へ一泊してゆっくり焼岳に登るほうが良い。
8月6日 | 標高 | 到着 | 出発 |
栃尾道の駅 | − | − | 6:20 |
新穂高温泉駐車場 | 1085 | 6:40 | 7:05 |
新穂高温泉駅 | 1150 | 7:20 | 7:40 |
西穂高口駅 | 2156 | 8:10 | 8:43 |
西穂山荘 | 2370 | 9:53 | 10:05 |
槍見台手前のコル | 2160 | 11:07 | 11:19 |
槍見台 | 2250 | 11:38 | − |
一本 | 2185 | 12:23 | 12:28 |
割谷山 | 2210 | 13:10 | 13:32 |
焼岳小屋 | 2080 | 13:55 | 14:11 |
焼岳の肩 | 2400 | 15:26 | 15:30 |
焼岳北峰 | 2430 | 15:35 | 15:39 |
焼岳の肩 | 2400 | 15:44 | 15:55 |
旧道分岐 | 2080 | 16:58 | 17:12 |
一本 | 1985 | 17:29 | 17:35 |
林道 | 1250 | 18:59 | 19:05 |
中尾平ホテル | 1130 | 19:20 | 19:30 |
新穂高温泉駐車場 | 1085 | 19:44 | 20:03 |