南アルプス
夜叉神峠
1760m
やしゃじんとうげ
2002年4月14日
甲府から西に向かい、芦安を越えた先の峠
夜叉神峠登山口〜夜叉神峠〜夜叉神峠登山口
天気が良いので真っすぐ八王子に帰るのがもったいないと思い、夜叉神峠に寄って白嶺三山を眺める事にしました。峠に着いたのは昼過ぎになってしまいましたが、期待どおり北岳、間ノ岳、農鳥岳の眺めを堪能する事ができました。
原村の家の前で父と。
原村の家を片付けて出したのは9時半近くになってしまった。のんびりと沿道の桜や山々を眺めながら甲州街道を走り、韮崎の先で右折し芦安温泉方面へ向かう。今日はマラソンのために迂回させられたり、土砂崩れで迂回させられたりとあまり順調ではない。
道はすいており、2時間ほどで夜叉神峠下の駐車場に到着した。駐車場は意外とすいていたので楽に停める事ができた。車を降りると、とても暖いのでTシャツで登る事にした。
まだ新緑には早いが、雪の気配はなく暖い。夜叉神峠への登りは道が良く整備されていて清々しい登りだ。私が先頭でゆっくり歩く。まだ花も少ないが登り口付近で若干の花々が出迎えてくれた。単調な登りだが、ゆっくり登っても確実に高度をかせいで行く。1時間弱の登りで稜線に着き目の前に農鳥岳の姿が飛び込んできた。いつもながら感動的だ。
夜叉神峠に到着。
夜叉神峠小屋への登り。
稜線を右に進み、土溝の中の登山道を登ると小屋の屋根が見え、すぐに夜叉神峠に着いた。数パーティーが昼食を楽しんでいた。ここからの北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山の眺めは迫力があり、素晴らしい。早速記念写真を撮り、我々も昼食をいただくことにする。
白峰三山をバックに。
白峰三山をバックに。
雄大な景色を前に最高の昼食会である。コーヒーを沸かしながら至極の一時を過ごす。名残惜しいが下らなくてはならない。同じ道をゆっくり下るが、だんだん早くなってしまう。ゆっくり歩くのも難しいものだと知った。
道端で迎えてくれた花。
帰りは甲府昭和から中央高速に乗ったが、心配した渋滞もたいした事は無く、ほぼ順調に八王子に着いた。
中央高速の甲府昭和から車で30分程で夜叉神峠の下に着く。手軽に雄大な景色が眺められるので、天気の良い日にお薦めのコース。
3月17日 | 標高 | 到着 | 出発 |
登山口 | 1380 | 11:27 | 11:45 |
夜叉神峠 | 1760 | 12:43 | 13:41 |
登山口 | 1380 | 14:22 | − |