NDS山行

道志  トヤ山  808m
とややま


2001年12月8日

中央線の梁川駅の南。

梁川駅〜立野峠〜トヤ山〜舟山〜寺下峠〜梁川駅

今週はNDSの先輩と共に、中央線沿線の山に行きました。横山さんの声かけで15名集まり、例によって楽しい山歩きができました。


朝、7時半に家を出発した。今日は中央線沿線の近場の山なのでバイクで行きたい所だが、酒飲み山行の予感がしたので電車で行く事にする。だいたい、私のザックの半分は24本入りのビールケースで占められている。

途中、橋本で富士山の頭を見る事ができた。八王子から始発の甲府行きに乗る。高尾で板倉さんから電話があり、横山さんは遅れて来るとのこと。しかしこの時間に双葉のサービスエリアで休んでいる板倉さんたちも時間通りには来れないであろう。

梁川駅で降りると、同じ電車で来た鈴木さん、江川さん、中谷さん、金丸さん、桑原さん、長谷川さんと合流した。駅前の広場で喋りながら皆が来るのを待つ。

梁川駅先着組。


この時間、特急列車はいくつも通過して行くが、各駅停車はなかなか来ない。次の電車でリーダーの雑賀さんはじめほぼ揃い、長野からの松村さんの車も到着した。

リーダーの雑賀さんも到着。


長野から板倉さんと松村さんも到着。


後は池田君、横山さんを残すだけになった。池田君が着き、すぐに出発する予定だったが、彼は遅れて来た割に支度に時間がかかって、なかなか出発できない。やっと出発し正面の倉岳山へ向かって駅前の橋を渡る。

梁川大橋で桂川を渡る。


どうやら横山さんが乗った電車が駅に着いたようだ。舗装された林道をゆっくり歩いていると横山さんが追いついて来た。やかて、倉岳山への登山道の分岐に出た。地図と若干違うようなのでここでしばらく論議して、結局トヤ山への道であると判断して出発した。

倉岳山の登山口。


林道から右に登山道へ入る。きつい登りはすぐに終わり、ほぼ平坦な巻道が続く。やがて左から沢が上がって来て、沢沿いに歩くようになる。苔むしたなだらかなきれいな沢で、月夜根沢と呼ばれている。登山道はよく整備されていて、所々にある倉岳山の標識に導かれて快調に進む。何度か沢を渡り、水場で一本立てた。

月夜根沢に沿って登る。


さらに沢沿いに登る。北向きの沢なのでなかなか日が当たらない。「日だまり山行」じゃなかったのかとの声が出る。沢の水が涸れ、登山道が尾根を巻くようになると立野峠は近い。日当たりの良い立野峠に到着し一本立てる。やっと「日だまり山行」になった。

立野峠に到着。


立野峠から西に行くと倉岳山だが、我々は東にトヤ山へ向けて進む。トヤ山への稜線は意外に細く、特に北側の斜面は急峻に切れ落ちている。小さな登下降が続くが、落ち葉で覆われた下りは滑りやすい。

落ち葉の下りに難渋する板倉さん。


今日は風が無く、枯れ葉の尾根を気持ち良く歩く。左の上野原方面は晴れているが、右の道志方面には少し雲がかかっている。右手奥に富士山の裾が見えるが頂上は雲の中で見えない。

快適な日だまりハイキング。


トヤ山手前の明るいピークで大休止になった。早速ビールを出して乾杯する。池田君はコンロを出して得意のロールキャベツを煮込む。中谷さんと横山さんがワインを提供してくれて、一瞬にして宴会モードになった。

ロールキャベツ担当の池田君。


私はワインを飲みながらコンロを出し、いつものようにラーメンを作った。松村さんから長野のリンゴがふるまわれ、池田君のロールキャベツに舌鼓をうち、最後はコーヒーで閉める。楽しい一時はあっと言う間に過ぎ、皆で記念撮影をして出発する。

NDSの旗で記念撮影。


一度下り、登り返すとトヤ山の山頂に着いた。小さな標識が有りそれと分ったが、同じようなコブがいくつも有るのでどれがどの山なのか分りずらい。

トヤ山の頂上にて。


さらに稜線上の登下降が続く。右手の道志の山々は暗く沈んでいるように見える。左手には扇山が、その奥には権現山が望まれる。振り返ると倉岳山が見える。登りが急になり、息が上がる。たどり着いた頂上は舟山である。今日、最後のピークだ。ここで記念撮影をして寺下峠へ下る。

道志の山々。


舟山にて。


寺下峠からは右に戻るように山腹を巻く。やがて尾根状を下り、落ち葉の急斜面のツズラ折れの道を下る。沢に出た所で一本立てる。

寺下峠に到着。


落ち葉を踏みしめて下山。


登山道に沿って水道の黒いゴム管が埋まっており、踏まないように気を付けて下る。やがて眼下に舗装道路が見え、車道に降り立つ。車道を右に行き、Y字路を左に下る。民宿「やまみち」の前を過ぎ、さらに行くと広い車道になり今年の11月にできたばかりの橋で桂川を渡る。

塩瀬橋を渡って梁川駅へ向かう。


橋を渡ると甲州街道にぶつかる。左折し、左手に今日歩いた稜線を眺めながら梁川駅へ向けて歩く。駅前の酒屋でビールを買い込み、電車を待つ間再び盛り上がった。

北斜面なので冬の降雪後が楽しいだろう。逆コースは大きく迂回するので迷いやすい。民宿「やまみち」を目印に行くとよい。適当な駐車場所が無いので、車での登山は避けた方が良い。

12月8日 標高 到着 出発
自宅 7:25
梁川駅 290 8:45 9:51
一本 520 10:50 10:57
立野峠 830 11:42 11:53
稜線上 810 12:15 13:30
トヤ山 808 13:36
舟山 818 14:13
寺下峠 710 14:30
一本 400 15:17 15:25
梁川駅 2830 15:51 16:30
自宅 17:40
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