静かな稜線漫歩

大菩薩  大菩薩峠  1,897m
 だいぼさつとうげ


2001年5月1日

塩山の北東。

上日川峠〜福ちゃん荘〜雷岩〜大菩薩峠〜福ちゃん荘〜上日川峠

八ヶ岳からの帰り道は塩山から柳沢峠を越えて奥多摩にでるルートをとりました。そして、途中の大菩薩峠を歩いてきました。


勝沼で中央高速を降り、塩山から青梅街道を行く。裂石で右に入り、上日川峠まで一気に車で登る。峠には山小屋もあり、賑わっている。峠の駐車場に車を置き、支度をして出発する。

上日川峠から出発。


峠は四差路になっており、細い大菩薩峠方面への道を行く。すぐに左に登山道があり、正子と木の名前をチェックしながらのんびり歩く。 登下降を何度か繰り返し福ちゃん山荘に着く。ここで先程の車道と合流する。ここから樹林の向こうに、これから登る大菩薩の笹の稜線が望める。

福ちゃん荘から稜線を望む。


ベンチで一休みしてから雷岩を目指して出発する。雷岩への道は駐車場の一番左、小屋寄りの所にある。初めは広い道だが登るとすぐに細い山道になる。ピ一クを一つ越えるとしだいに樹林は薄くなり、やがて笹の斜面の登りになる。

気持ちの良い笹の斜面の登り。


前方に自転車を担いで登っている人がいた。雷岩への登りは明るく気持ちの良い登りである。最後の急登を終え、雷岩に着いた。ちょうど居合わせた人に写真を撮ってもらい、遅い昼食の支度を始める。

雷岩の前で。


ここからは南アルプスの眺めが良いはずだが、今日は残念ながら霞んでいて見ることはできない。かろうじて富士山がうっすらと雲の中にある。ここから大菩薩嶺へは10分程であるが、今日は割愛する。雷岩を登り、大菩薩峠へ向かう。明るい尾根歩きである。

大菩薩峠への道。右に南アルプスが見える所。


一度下り、賽の河原を登ると道に岩が多くなり少し歩きにくくなる。正子はてこずっているようだが、左手に雲取山や三頭山を望むことができ、楽しい場所だ。

霞んだ三頭山が美しい。


岩がゴロゴロする下りにてこずる。下は上日川ダム。


大菩薩峠はすぐ下である。やっと峠に着き、峠の方位盤をみながら一休みする。時間が遅いのであまり人もおらず、静かな峠である。

大菩薩峠にて。


峠からは歩きやすい散歩道が続く。勝緑荘に降り立つと、福ちゃん山荘まで車道歩きになる。福ちゃん山荘で行きと同じベンチで休み、上日川峠の駐車場へ一気に下る。

雷岩から大菩薩峠までの道は、非常に眺めが良い稜線歩きなので、秋か冬の天気の良い日に歩くと良い。

2月18日
場所 高度(m) 到着 出発
上日川峠 1530 13:19
福ちゃん荘 1620 13:46 13:56
雷岩 1990 14:45 15:41
大菩薩峠 1897 16:25 16:33
福ちゃん荘 1620 17:13 17:19
上日川峠 1530 17:37

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