高尾・陣馬
石老山
694m
せきろうさん
2001年2月3日
相模湖の南。
顕鏡寺〜石老山〜顕鏡寺
先週は山岳部の新年会で八ヶ岳へ行く計画でした。私がリーダーだったので大雪の予報に直前まで悩みましたが、金曜日の昼に中止を決定しました。残念でしたが中央高速が月曜日まで通行止めになるなど、中止は正解でした。というわけで今週は近くのどの山に行っても雪山です。道路の凍結を避けて昼前に近場の石老山へ向かいました。登山ルートは北側の斜面なので期待通り雪が沢山残っていました。
12時前に家を出発する。バイクで山に行くのは4ヶ月ぶりだ。そういえば、今年に入って3回もバイクの駐車場の雪かきをしてしまった。快調に津久井湖を過ぎ、左に東海大学を見て、その先の信号を左折する。道は細いが何とか除雪してある。相模湖病院の青い建物を過ぎ、病院の横に駐車場に入ったが病院の車があふれていて止めるスペースが無い。そこで、顕鏡寺までバイクで登る事にした。
顕鏡寺の参道の入口にバイクを止める。道はさらに上へ続くが、ここから先は除雪されておらず、通行止めになっている。支度をしていると多摩ナンバーの車が来た。老夫婦の登山者のようだ。雪が多そうなのでスパッツを付けて登り始める。
一昨年の12月に来たときには顕鏡寺で道に迷ってしまったが、今回は大丈夫。凍って滑る階段に気をつけて登山口から登り始める。いくつかの奇岩を通って最後の赤い祠、山顕鏡寺奥の院に着いた。
奥の院を過ぎても急な登りは続くが、時々左手に津久井の町が見える。やがて緩い登りになると尾根上にでて反対側の相模湖も見えるようになる。
相模湖を望むベンチを過ぎたあたりから雪が深くなる。ストックがあるので雪が苦にならず快適である。アイゼン歩行の練習でもしようかとアイゼンを出して付けようとするがサイズが合わない。今日はバイク用の登山靴を履いてきてしまったのだ。アイゼンをしまい、トレースのついた雪道を登る。凍っている所はごくわずかだったので難なく雪の石老山の頂上に着いた。
さっそく、除雪されたベンチの上にコンロを出しお湯を沸かす。たった一人の静かな頂上だ。目の前にパノラマのように広がる丹沢の山々の写真を撮る。大室山と御正体山の間に富士山が見える。今日は富士山の南側から雲が湧き上がっている。
ラーメンを食べていると下で会った車の老夫婦が登ってきた。その後すぐに二人の外国人が到着した。コーヒーを飲みながらゆっくりと目の前のパノラマを堪能し、下山する。ストックのおかげで楽しく雪の道を下ることができた。
相模湖の駅から嵐山を経由して登るとさらに充実した山行ができるが、車道歩きが多いのが難点だ。ルートとしては顕鏡寺から登って大明神展望台経由で下るのが良い。
場所 | 高度(m) | 到着 | 出発 |
---|---|---|---|
自宅 | − | − | 11:45 |
顕鏡寺 | 335 | 12:35 | 12:45 |
石老山 | 694 | 13:45 | 14:37 |
顕鏡寺 | 335 | 15:13 | 15:28 |
自宅 | − | 16:25 | − |
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