常磐
筑波山、加波山
876m
つくばさん かばさん
1999年11月23日
土浦の西に位置する。
筑波山神社〜弁慶茶屋〜女体山〜男体山〜筑波山神社−加波山
23日は勤労感謝の日ですが、我孫子から自宅へ帰らずに、茨城県の山で遊ぶことにしました。そのために日曜日の夜支度をしてバイクで我孫子のアパートにやってきました。筑波山を登ってからバイクで加波山へ向かい、林道から加波山へも登りました。
朝、普段通りの時間に起きたが出発は少し遅れてしまった。水戸街道を北に荒川沖まで行き、左に筑波学園都市へ曲がる。まっすぐ進みT字路を右折し左折すると筑波山の麓に着く。筑波山神社への入り口を間違えて少し行きすぎたが、何とか筑波山神社に到着した。神社への車道はホテルで行き止まりになっており、適当な駐車場所が無いので 営駐車場の隅にバイクを止める。駐車場から筑波山を見上げると、左に男体山、右に女体山が見える。
呼び込みで騒がしい参道を抜けて、神社の横を通り山道に入る。静かな杉林の中の道だが、意外と急な登りが続く。ロープウェイとケーブルカーに挟まれたこの登山道には人が少ないと思っていたが意外と人が多い。30分ほど急坂を登り、道が右にトラバースぎみになると傾斜は緩くなる。ロープウェイの下をくぐり、弁慶茶屋に着く。
ここは筑波スカイラインのロープウェイ乗り場の「つつじがおか」から登って来る人が多く、ごったがえしている。ここからしばらくは弁慶七戻岩などの奇岩の間をぬう変化のある道になり楽しい。女体山の頂上を見上げると頂上は人であふれているのが見える。頂上では食事どころではなさそうなので、見晴らしの良い岩の所で昼食にする。幸い、平らな岩があるので、その岩によじ登りラーメンをつくる。
この上もしばらく奇岩が続くが人の多さに閉口してしまう。家族連れが多く、老人から子供までさまざまな人が歩いている。女体山の手前で、とうとう渋滞してしまった。やっとたどり着いた女体山の頂上も人がすずなりになっている。岩の斜面を少し下り加波山などの景色を楽しんだ後、男体山へ向かう。
女体山から御幸ヶ原へ下ると、ロープウェイとケーブルカーの駅が集まる、このあたりは山というより混雑した都会の公園の様相だ。男体山へ登るが、頂上には建物が有り、眺めもさほどでもなくがっかりした。人の多さに閉口してしまい、コーヒーを飲む気にもならず、写真を撮ってもらい早々に退散する。
下り始めはかなり急な下りだが、ストックを使って快適に下る。まだお昼過ぎなので、大勢の人が登って来る。道はほぼケーブルカーに沿っており、途中の中ノ茶屋にケーブルカーのすれ違いの場所がある。運良く、ケーブルカーがやって来て、すれ違いを見る事ができた。中ノ茶屋からは斜度はゆるくなり、筑波山神社に着いた。
まだ時間が早いので、雑踏の筑波山の口直しに加波山へ行く事にした。駐車場でバイクに乗り筑波スカイライン方面へ行く。筑波山の東側を通って加波山への林道へ出て北に進む。しっかり舗装された林道である。林道周辺の紅葉は今が盛りでなかなか見事だ。途中の足尾山の近くにはパラグライダーの発進場が有る。振り向くと筑波山が彼方に見える。
林道の左に小さな駐車場か有り、そこが加波山への登山口になっている。笹の道だが、ずっと階段が続く。やがて斜度が緩くなると加波山に着く。20分ほどの登りだ。頂上には神社が有り、「加波山 709m」といった標識は無い。奥の本宮あたりが頂上らしい。筑波山とは打って変わって誰も居ない山頂でコーヒーを沸かして飲む。温かいコーヒーがうまい。
下りはあっけなく着いてしまった。しっかり防寒着を着てバイクにまたがる。再び足尾山を通って、右に真壁へ下る。帰りは下妻へでて、294号線で取手へ向かう事にする。かなり渋滞していたが、苦にせず帰宅できた。
筑波山で一番楽しいルートは弁慶茶屋から女体山の間である。ここはロープウェイを使わず歩いて登らないと損だ。
場所 | 高度(m) | 到着 | 出発 |
---|---|---|---|
天王台 | − | − | 8:19 |
筑波山神社 | 241 | 9:47 | 10:01 |
弁慶茶屋 | 635 | 10:58 | − |
弁慶戻岩 | 735 | 11:06 | 11:36 |
女体山 | 876 | 11:58 | 12:04 |
男体山 | 860 | 12:25 | 12:27 |
筑波山神社 | 241 | 13:29 | 13:39 |
加波山登山口 | 520 | 14:21 | 14:26 |
加波山 | 709 | 14:48 | 15:07 |
加波山登山口 | 520 | 15:21 | 15:32 |
天王台 | − | 17:23 | − |