富士
足和田山
1355m
あしわだやま
1999年11月21日
河口湖、西湖の南に位置する。
一本木登山口〜足和田山〜三湖台〜紅葉台入口
名栗温泉でのNDSのOB会に続き、河口湖での部内旅行へでかけました。土曜日はバイクで名栗温泉から河口湖へはいり、午後はテニスをして、夜は宴会と温泉です。日曜日は午前中にハイキングをして、バイクで帰宅しました。
青梅、五日市を過ぎ、山を越えて上野原にでた。上野原から川を渡り快適な山道を進みリニアモーターカーの横を通って都留にでる。富士吉田へは一本道だが、富士吉田の町を近道しようと思うと道は複雑だ。ともかく、河口湖について、迷わず目的の大池ホテルに着けたのは幸いだった。今日は午後半日テニスをして、温泉と宴会と酒で夜をすごした。疲れたせいか何時の間にか寝てしまった。
朝焼けの富士山に期待して、朝の6時に風呂場へ向かったが、あいにくの朝霧で、目の前のテニスコートすら見えない。あきらめて部屋へ戻り、テレビの天気予報を見ていると、7時に霧が晴れて富士山が目の前に姿を現した。
朝食を済ませ、8時過ぎにタクシーを2台呼び、ハイキングに参加する7名で足和田山へ向かう。今日は他のメンバーの帰りのバスの時間が有るのでスケジュールがタイトだ。タクシーの運転手によると、朝の霧は河口湖の湖面から発生していて、霧があるのは湖の周辺だけだそうだ。一本木の登山口でタクシーを降り、紅葉の登山道を足和田山へ登る。
富士山が背後に見え隠れしているが、樹林帯の中なので展望はあまり良くない。しばらく急登が続き、どんどん高度をかせぐ。やがて道はつづらおれになり一息つける。一個所、富士山の展望台のような露岩があり、しばし富士山を眺める。やがて、小さなピークが有り、剣の入った祠がある。ここから右に河口湖が眺められる。ロープウェイの有る天上山や、その奥の三つ峠山が望める。
道が平坦になると左側に青木ヶ原の向こうに本栖湖が見えた。本栖湖の奥には南アルプスの東端の山が白い峰を光らせている。冬なんだなと思う。
もう一つ小さなピークを越えて、足和田山に着いた。足和田山は別名、五湖台と呼ばれ、富士五湖の全てが見える事になっている。とりあえず、頂上のやぐらの前でワインで乾杯。
頂上にはいくつかのパーティーがおり、にぎやかだ。我々はゆっくりする間も無く、紅葉台へ向けて下る事にする。ここからしばらく下ると左からの車道に出会う。紅葉台までは登山道と車道がほぼ平行している。できるだけ右の登山道を進むように歩く。右下に樹林の間から西湖が見えた。その向こう側には御坂山塊が壁のようにそぴえている。
いくつかのピークを越え、やっと三湖台に着いた。広々とした気持ちの良い場所だ。青木ヶ原の向こうに本栖湖、その右に湖面は見えないが精進湖、そして眼下に西湖と広がっている。ここでコーヒーブレークにしたいところだが、バスの時間が気になるので景色を楽しんで早々に下る。
紅葉台の手前で左に車道を下る事にする。足早に車道を下ると二ヶ所登山道と合流する所があった。登山道を行った方が早かったかもしれない。ともかくバスの出発時間の20分前に紅葉台入口のバス停に到着しホッとした。
ホテルの近くでバスを降り、ホテルで帰りの支度をする。他のメンバーは河口湖駅から高速バスで帰るので、ここでお別れだ。午後1時前に昼食もとらずに出発した。ごちゃごちゃした富士吉田の町を抜け、都留市の手前で右に入り、御正体山の横を通って道志道へでで無事帰宅した。
紅葉台入口から紅葉台へは非舗装だが車道があり、普通の車でも何とか紅葉台へ登れる。紅葉台へ登ったら是非三湖台まで足をのばそう。
場所 | 高度(m) | 到着 | 出発 |
---|---|---|---|
名栗温泉 | − | − | 8:45 |
河口湖 | − | 11:44 | − |
場所 | 高度(m) | 到着 | 出発 |
---|---|---|---|
河口湖 | − | − | 8:10 |
一本木登山口 | 955 | 8:23 | 8:28 |
足和田山 | 1355 | 9:40 | 9:52 |
三湖台 | 1202 | 10:43 | 10:53 |
紅葉台入口 | 1030 | 11:26 | 11:55 |
河口湖 | − | 12:15 | 13:00 |
自宅 | − | 15:25 | − |