富士御坂山塊
蛾ヶ岳
1279m
ひるがたけ
1999年9月19日
甲府盆地の南、精進湖との間に位置する。
四尾連湖〜蛾ヶ岳〜大畠山〜四尾連峠〜四尾連湖
9月18日は妻と八ヶ岳に行きました。完成した野上邸を訪問してテニスをしました。翌日はあまり良い天気ではありませんでしたが、帰り道に甲府盆地の南にある蛾ヶ岳に登ってみました。
朝9時に八ヶ岳の家を出発し、甲州街道を走り、韮崎で52号線に入り、途中迷いながらも四尾連湖(しびれこ)への標識を見つけ、なんとか四尾連湖へだとり着きました。
蛾ヶ岳への登山道は駐車場のすぐ横から始まる。400円の駐車料金を払い、山支度をして11時30分に出発した。四尾連峠への道を少し登りすぐに右の登山道を登る。大汗をかいてつづらおれの山道を登りたどり着いた所は大畠山の東肩。
ここからしばらく軽い登下降の巻道が続く。見晴しの無い道ではあるが、一ヶ所上九一色方面が見える所がある。三つ峠も見えるはずである。あまり危険は無いが、途中3箇所尾根の細い所がある。やがてジグザグの登りになり、蛾ヶ岳への登りかと思わせるが、またゆるやかな巻道になる。
蛾ヶ岳を回り込んだ所が蛾ヶ岳西肩である。ここから頂上を目指して急登になる。階段状のステップは切っていないので歩くのにバランスが必要だ。汗を流しながら10分程頑張ると頂上に着いた。左手に南アルプスの北岳から甲府盆地、その向こうには大菩薩嶺といいたい所だが、今日は南アルプスは残念ながら雲の中だ。しかし、右手にはくっきりと富士山が望める。
頂上で原村のトウモロコシを食べ、腹いっぱい水を飲み下山する。今日はコーヒーを忘れてきてしまった。大畠山東肩までは同じ道を戻るが、そこから直接下らず四尾連峠へ向かう。途中右に大畠山への分岐が有り、そちらへ登ってみたが、頂上にはアンテナが立っているだけでまったく展望は無い。
四尾連峠には石碑が有り、小さな公園になっている。眼下には富士川が見え、見上げると南アルプスが望めるはずだが相変わらず雲の中だ。峠からは見えないが、すぐ下に四尾連湖がある。
車が通れる程の広い道を下り、途中右に下ると四尾連湖に降りられる。バンガロー、ボート、バーベキューなど手軽なリゾートになっているようだ。
天気の良い日に四尾連湖で遊び、ついでに蛾ヶ岳へ登るとよい。車以外に交通手段は無い。
場所 | 高度(m) | 到着 | 出発 |
---|---|---|---|
四尾連湖入口 | 900 | − | 11:19 |
蛾ヶ岳 | 1279 | 12:37 | 13:06 |
大畠山 | 1117 | 14:04 | − |
四尾連峠 | 980 | 11:14 | 11:18 |
四尾連湖入口 | 900 | 14:41 | − |