松村さん送別会

丹沢  大山  1251m
おおやま


1999年9月4日〜5日

丹沢の南東のはずれ、小田急線の秦野駅の北方に位置する。

9月4日 自宅−ヤビツ峠−秦野−大倉
9月5日 大倉−ヤビツ峠〜大山〜ヤビツ峠−自宅

9月4日に日本電気三田山岳会OB会でお世話になった松村さんの送別会が、丹沢の大倉にある滝沢園で行われました。秦野のジャスコに10時集合という事なので、その前に軽く山歩きをしようかどうか迷いましたが結局、時間的にも天候的にも無理でした。送別会には22名の会員が集まり、楽しいひとときを過ごしました。翌5日は快晴になり、久々に先輩や昔の仲間と山歩きができました。


8時にヤビツ峠へ向けてバイクで家を出発した。雨なら電車で行くつもりだったが幸いまだ雨は降りだしておらず、天気予報では夜半に雨になるということだ。ところが走りだして橋本にさしかかったころから降りだした。

厚木経由に変更する事も考えたが、予定通り山道をヤビツ峠経由で行く事にした。当然の事ではあるが山間部に入るにしたがって雨足が強くなってくる。道は舗装されているが所々川のように水が流れている。雨着を通して水がしみ込んできて全身濡れてきた。少し心細いが、これも貴重な経験だと負け惜しみを言いながら進む。後で分かった事だが、厚木経由で行けば秦野までは雨にあわずに行けたようだ。

景色を楽しむ事もなく、10時を少し回った時間に秦野に着き、皆と合流した。ジャスコで夜の宴会の食材の買い出しをしたのだが、全身濡れネズミの私はただ皆の後をついて歩いただけであった。

ジャスコで時間をつぶし、1時半に大倉にある滝沢園のバンガローにチェックインした。バンガローで濡れた衣服を脱ぎ寝巻きに着替えた。乾いた服は気持ちがいい。さっそく調理にとりかかる人、さっそく飲み始める人、それぞれである。もちろん私は後者である。


滝沢園バンガローでの調理風景。

滝沢園での宴会は山の歌もでて盛りあがり、楽しい時間を過ごした。さすがに2時から始まった宴会は、夜の10時に閉会となり寝てしまった。

5日の朝は6時前に起床し、早い朝食となった。まだ昨日の衣服は乾いていないが、着替えなくてはならない。幸い今朝は良い天気なので、食後着替えて外で日向ぼっこをする。戸沢へ行ってきた先輩を向かえ、集会の後記念撮影をした。


滝沢バンガローの前で記念撮影。

8時半に解散になり、仲間を集めて大山に登る事にした。再びヤビツ峠に向かう。途中の菜の花台の展望台に寄って、昨日見ることができなかった景色を楽しむ事にする。


菜の花台から大山を望む。

ヤビツ峠の駐車場に集合して大山へ向かう。仲間が見送りに来てくれ、上のベンチで記念写真を撮る


仲間に見送られてヤビツ峠を出発。

ヤビツ峠から大山の頂上までは標高差500メートル、1時間の行程である。昨日の雨で滑りやすいが、登山道は整備されていて歩きやすい。私を含めた7人で登る。久々に賑やかな山行で楽しい。


大山への登り。

なかなか人気の有るコースで登山者も多い。予定通り1時間程で阿夫利神社のある頂上に到着した。


大山頂上にて。


大山頂上にて


もう一枚記念撮影。

頂上からの眺めは素晴らしい。江の島から真鶴までの海岸線、そして箱根の山々が眺められる。おきまりのコーヒーを沸かして皆で少しづつ分けて飲む。遠くで雷が鳴り始めた。これが下山開始の合図になった。


阿夫利神社からの下り。


鳥居をくぐって下る。

銅製の鳥居をくぐると分岐があり、左に下るとケーブルカーが有り大山寺へ下れる。ここは、まっすぐ来た道を下る。途中に展望の良い場所が有り、三ノ塔や塔ノ岳がよく見える。


左が二ノ塔、平らな頂上は三ノ塔、右奥が塔ノ岳。

ヤビツ峠に降りると、驚いた事に先程送ってくれた松村さんたちが、まだ待っていてくれた。しばらく歓談し宮ヶ瀬湖へ向け出発する。宮ヶ瀬湖へそそぐ中津川ぞいには沢山のキャンプ場が有り、車があふれている。宮ヶ瀬ダムを過ぎ、順調 に帰宅した。

ヤビツ峠にバスで入る場合はバスの本数が少ないので時間をよく確認する事。下の蓑毛まではバスの本数が多いので蓑毛から登っても良いが、ヤビツ峠まで1時間強の登りである。伊勢原駅から大山ケーブルへ入るルートも有るが、下りに使った方が良い。

9月4日
場所 高度(m) 到着 出発
自宅 7:58
秦野 10:15 11:50
渋沢駅  12:10 12:50
大倉 13:10
9月5日
場所 高度(m) 到着 出発
大倉 8:50
ヤビツ峠 761 9:10 9:32
大山 1251 10:37 10:58
ヤビツ峠 761 11:51 12:30
自宅 14:00


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