スイス オートルート東トレッキングツアー 閉じる
コース概要

  2011年 8月5日 チューリッヒ空港駅=ジュネーブ空港駅=マルティニ駅~ホテル・フォルクラツーリング
8月6日 ホテル~マルティニ駅=シオン駅=レゾデールバス停=アローラ~プラグラ~アローラホテル・ピニョダローラ
8月7日 ホテル=マエンデコテ~トーランのコル~オータンヌ湖~モアリ湖ダム=グリメンツホテル・アルピナ
    8月8日 ホテル=モアリ湖ダム~小屋~ソルボアのコル~山頂アンテナ~ソルボア駅=チナ―ル駅~チナ―ルバス停=グリメンツホテル・アルピナ
    8月9日 ホテル=ヴィソアバス停=サンリュックバス停~サンリュック駅=ティニューサ駅~ベラトーラ小屋~シャンドラン手前~ベラトーラ小屋
    8月10日 ベラトーラ小屋~T字路~ベラトーラ湖~メード峠~オーバースタッフエル~グルーベンマイダン・ホテルシュワルツホルン
    8月11日 グルーベンマイダン・ホテル~牛舎~アウグストボルド峠~分岐~ガレ場~尾根突端~ユンゲン上駅=ユンゲン下駅~サンクトニクラウス駅=ガセンリードバス停~ホテル・アルペンレズリ
    8月12日 ホテル~登山道左折~ベルナード像分岐~ガレのトラバース~最高地点~ヘルブリッケン下降点~吊橋~ヨーロッパヒュッテ
    8月13日 ヨーロッパヒュッテ~ランダ分岐~トンネル~キーンヒュッテ分岐橋~シェルター下~テッシュアルプ~ツェルマット展望~トゥフテルン~スネガ=ツェルマット駅~ホテル・パルナス
    8月14日 ツェルマットホテル・パルナスで休息
    8月15日 ホテル~ツェルマット駅=フィスプ駅=チューリッヒ空港駅~チューリッヒ空港
 アローラからツェルマットまで8日間の富士国際旅行社オートルート東ツアーのガイドでオートルートを歩いた。

8月5日 

 チューリッヒ空港からジュネーブ空港へ移動しオートルート東のお客様と合流し、列車でマルティニ駅へ行き、マルティニのホテル・フォルクラツーリングに宿泊した。

行動
 ジュネーブ空港で夕食を取りながらヘルシンキからのフライトを待つ。ほぼ定刻に到着し、18:36にお客様とミートした。駅の窓口は18:30で閉まってしまったのでスイスパスのバリデーションはできなかったが、おかげで18:47の列車に乗る事ができた。

 おしゃべりをしながらマルティニ駅に到着し、ホテルにチェックインした。ホテルでエアツェルマットの保険を受け取り、お客様へ配布した。Gt様がコンセントのアダプタが合わないと言うのでお貸しした。

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8月6日 

 マルティニ駅から鉄道でシオン駅に移動し、ポストバスでレゾデール乗換でアローラへ。アローラホテル・ピニョダローラで休憩し、足慣らしにプラグラを往復した。

写真
出発前に9:00にロビーに集合して、コース全体の説明をした。9:15にホテルを出発して、マルティニ駅に向かう。

駅の窓口でスイスパスのバリデーションをして、グリメンツへのゲペックを頼むと、グリメンツ到着は9日の火曜日だと言う。グリメンツには8日に到着するので間に合わない。ここの窓口ではらちがあかないので、シオンで頼む事にする。スーツケースを持って一本早い列車でシオンへ行き、ゲペックを頼むと8日月曜日に着くと言われたので、お願いした。どうも間に日曜日が入ると到着日が微妙になるようだ。

シオン駅前の3番乗場でレゾデール行きのバスに乗る。去年はLa Sage行きだったが、今年はレゾデール行きになっていた。バスは混雑も無く順調だった。バスはエボレーヌの村の狭い道分岐入らずバイパスして行った。レゾデールでアローラ行きのバスに乗り換える。
 


バスはシオンの町を見下ろして登って行く




ローヌ谷北の山々と山麓に広がるワイン畑







プチ・カッパドキア




バスはエラン谷を遡って行く




レゾデールでアローラ行きのバスに乗り換えアローラに到着
正面にツァ針峰(Aig de la Tsa 2,006m)

アローラに着くとモンコロンが迎えてくれた。まだ掃除の終わっていない部屋があるので先に昼食にする。明日のタクシーの手配もオッケーで安心した。

1時過ぎにホテルを出発して、プラグラへ向かう。Gt様は初めてのスイスなので、花がめずらしく楽しんでいた。Ed様は昨年のTMBを含めて三度目との事で写真撮影に忙しい。Su様はペンションの経営者で私と同業の山ガイドだ。
 


しばらく車道を歩き右手の山道に取りつく







ツァ針峰(Aig de la Tsa 2,006m)




エラン谷奥に聳えるモンコロン(Mont Collon 3,637m)




ピーニュ・ダ・ローラ(Pigne d' Arolla 3,796m)




エラン谷奥を望む
































十字架の辺りまで行って引き返す。ツァ針峰、モンコロン、ピニョダローラと広大な眺めが広がる。ホテルに到着する頃少しパラついたが、今日は雨にあう事も無く快調だった。
 





























アローラのホテルに到着


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8月7日 

 ホテルからタクシーでマエンデコテまで上がり、トーランのコルを越え、モアリ湖へ下る。ダムからバスでグリメンツに下り、ホテル・アルピナに宿泊する。

写真
朝4:30に起きて皆さんを起こす。朝食の準備は昨夜してあるので5時前から朝食が始まった。玉子が用意されていなかったが、他は通常通りだ。

外のドアの開け方を前日に確認しておいて良かった。一度レバーを上に上げないとキーが回らない仕組みになっている。外に出ると小雨が降っている。

いつも6時前に来ているタクシーが、なかなか来ないので気を揉んだが、7分遅れでやって来た。雨の中を走り、なぜかマエンデコテの50m手前で止まり、ここまでだと言う。相手はフランス語なので話が通じないが、どうやら転回の都合らしい。
 


マエンデコテからエラン谷奥を望む




マエンデコテの手前でタクシーを降りる


小雨の中をトーランのコルへ向けて登る。雲は標高2500メートル辺りを漂っており、周辺の視界は悪くない。十字架を過ぎた辺りで放牧された牛が上がって行く音が聞こえた。
 


トーランのコルへの道標







パラグライダー出発地を目指して登る

















大岩を過ぎ、少し登った所で数輪のエーデルワイスを見つけた。さらに登り、放牧地の池の辺りで雨は本降りになってきた。しかし、トーランのコルが近づくにつれ西の空が明るくなり、コルに着くと止んだ。
 





























正面にトーランのコルが見えた













ピーニュ・ダ・ローラ(Pigne d' Arolla 3,796m)










ピニョダローラの右奥にモンブランドゥシェイロンと思われる山が白く輝いている







トーランのコル(2,919m)に到着


オータンヌ湖へ向けて下って行くとダンブランシュが見えてきた。風格のある山だ。オータンヌ湖を過ぎるとエーデルワイスを探しながら下る。オレンジ色の苔がついた岩の辺りに群生地を見つけた。しばらく撮影タイムとする。
 














オータンヌ湖



















モアリ氷河、モアリ湖が見えてきた


牛舎への下り道は昨年は牛に踏まれてグチャグチャだったが、今年は牛が入れないようにしてあり、歩きやすくなっていた。それにしても今年はモアリ湖の水位がやけに低い。どうしたのだろうか。
 



モアリ氷河




トルコ石のブルーに美しく輝くモアリ湖




モアリダムへ下る




モアリダムの上に雲がかかるソルボアのコル




ダムを渡るとレストランとバス停がある








ダムのレストランでビールで乾杯をして、バスでグリメンツへ向かう。バスの中はアルパインツアーのグループと我々の日本人だけである。今年からこの区間もアルペン料金が取られる。

ホテルアルピナに着くと、夕食は近くのホテルクリスターラで食べるように告げられた。スーツケースは明日ポストに確認するとのことだ。ホテルの部屋には1.5リットルの水がフリードリンクとして置いてあるがガス入りである。

今日は日曜日なのでスーパーはやっていない。明日の昼食のサンドイッチは明日の朝近くのパン屋で買うことにした。
 





グリメンツを散策







ティニューサ駅、ベラトーラ小屋を望む


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8月8日 

 ポストバスでモアリ湖ダムへ上がり、ソルボアのコルを越えてソルボア駅からチナ―ルへロープウエーでチナ―ルに下る。チナ―ルからバスでグリメンツに戻り、ホテル・アルピナに戻る。

写真
パン屋のおばさんはフランス語しか話さないので面倒だが、昨日サンドイッチを予約してあったのでスムーズに買えた。

朝食時に雨が降ってきた。天気雨なのですぐに止むだろう。バス停に向かうころには止んでいた。しかし、モアリダムに着くと辺りは霧で視界が無い。
 


テレキャビン駅のバス停




グリメンツのホテル・アルピナ




モアリダムに上がると霧で視界が悪い


トイレを済ませ、ストレッチをしているうちに霧は晴れた。モアリ湖を背に、いつものように左の踏みあとを登る。こちら側は比較的牛の糞が少なく、眺めも良い。
 









途中の小屋の前で一休みする。小屋の上からさらに踏みあとを登り、車道がずっと右に行ってしまう辺りの小石の道標から正規の道に入る。
 








牛の糞に気をつけながら登る




小屋が遥か下になった



車道がずっと右に行ってしまう辺りの小石の道標から山道に入る










モアリ湖が遥か下になった


頭上にはソルボアのコルが見えている。左に小ピークがある所で休憩しているとアルパイングループの一部がツィナール側から下って来た。
 


ソルボアのコルへの急登










少し登った所でエーデルワイスを見つけた。昨年は二本見つけたが、今年は一本だけだ




牛に道を譲る




右に昨日越えたトーランのコルが見える




トーランのコル(2,919m)













ソルボアのコルへの登り




ソルボアのコル(2,896m)


ソルボアのコルからモアリ湖は良く見えるが、ツィナール側はすごい雲だ。雲の流れは早く風が冷たい。時々アラレも落ちてくる。風を避けてリフト小屋の近くで昼食にする。昼食を終えるころ羊の群れがやって来た。

ソルボアのロープウェイ駅へはスキー場の道を下る。花の少ない殺風景な斜面だ。いつも面倒なツィナールのロープウェイだが、今回は英語が話せる係員だったので楽だった。日付や料金の記載されていないチケットをくれたが、下の窓口で領収書を発行してもらった。
 


ソルボアのコルから見下ろすモアリ湖




ツィナールの集落を見下ろす








ロープウエー駅へスキー場を下る




ソルボアのコルを振り返る







ツィナールへロープウエーで下る







雲が無ければこの方向に一瞬マッターホルンが望める


ホテル・オイロッパのレストランでお茶にして、トイレを借りる。その後、古い家並を散策して、バスでグリメンツへ戻る。このバスはツィナールとモアリ氷河間を往復していて、毎年同じ運転手だ。
 


ツィナールの村を散策





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8月9日 

 グリメンツからツェルマットへスーツケースを車で運んでもらい、バスでヴィソア乗換でサンリュックへ行く。サンリュックでケーブルカーのティニューサ駅へ歩き、ベラトーラ小屋へ登る。ベラトーラ小屋で休憩して、シャンドラン手前までハイキングしてベラトーラ小屋に戻る。

写真
朝食前にホテルの人にスーツケースをツェルマットへ送る相談をした。困った顔をして、初めは車が無いので手押し車で運ぶように言われ、やむなく了解した。しかし、朝食中に、車に乗ったから運んであげると言ってきた。40CHF渡してツェルマットへのゲペックをお願いした。

ヴィソアでバスを乗り換え、予定通りサンリュックに到着した。マッターホルンの方には厚い雲がかかっていて、残念ながら山を望む事はできない。
 


ヴィソアでサンリュック行きのバスに乗り換える




サンリュックのベラトーラバス停でバスを降りケーブルカー駅へ向かう







見上げるオートルートのホテルワイスホルン




アローラ方面




アートの家







ケーブルカー駅に到着




ケーブルカーでティニューサに上がる





今日は空いていて、予定通りの時刻にティニューサに上がる事ができた。レストランの展望写真で見える山の確認をしてベラトーラ小屋へ登る。30分程でベラトーラ小屋に到着し、チェックインする。
 


レストランのあるティニューサのケーブルカー駅




ツィナール方面の眺め、下にケーブルカーの線路が見える




ツィナールの村




ティニューサから山道になる




ティニューサからメイドパス方面を望む、左手前に天文台




ティニューサ(2,180m)の道標




頭上のベラトーラ小屋を目指して登る




ベラトーラ小屋に到着




珍しく空いているベラトーラ小屋のランチタイム

ベラトーラ小屋で昼食をとって、シャンドラン方面へ歩く。マッターホルン方面の展望が無いのが残念だが、シエレ方面の展望が開けて気持ちが良い。
 


ベラトーラ小屋からシャンドラン方面を見下ろす




雲に覆われたベラトーラ山からメイドパス方面




シャンドラン方面へ




ローヌ谷・シオン方面










シャンドランの村を見下ろす











適当な所で引き返し、小屋でビールを飲みながらのんびり過ごす。ここのシャワーは床がびしょ濡れになる以外は、無料でお湯も豊富で良い。夕方になって子連れグループが到着し、賑やかになった。
 


ベラトーラ小屋からベラトーラ山(3,025m)を望む


明日の朝食とランチボックスは今夜中に準備してもらうことで確認できた。念のため軽羽毛服を着て寝たが、暖房が入っていて毛布一枚で暑いくらいだった。
 
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8月10日 

 ベラトーラ小屋を出発してメイド峠を越えてグルーベンマイダンに下り、ホテルシュワルツホルンに宿泊した。

写真
朝5時に起きて5時半から小屋で朝食をいただく。お湯やコーヒーは冷えているが、止むを得ない。今日は朝から快晴で、ヴァイスホルン、ツィナールロートホルン、マッターホルン、ダンブランシュといった名山が手に取るように望める。この小屋は素晴らしい展望台だ。マッターホルンの朝焼けが始まる6時過ぎから出発まで興奮の撮影タイムになった。
 





ベラトーラ小屋の朝




6:19 朝焼けのマッターホルン(Mattrehorn 4,478m)の右にダン・ブランシュ(Dent Blanche 4,357m)
手前の白い建物がホテル・ワイスホルン




ワイスホルン(Weisshorn 4,505m)とビスホルン(4,159m)の朝焼け




ツィナール・ロートホルン(Zinalrothhorn4,221m)




6:24段ブランシュも朝焼けが始まった




ベラトーラ小屋を出発





気温は氷点下1度だが、風が無いのでさほど寒いない。四千メートル級の山々を眺めながら気持ち良く歩く。進むにつれてピニョダローラやモンブランデュシェイロンも見えてきた。そして、グランコンバン、モンブランと遠くの山々もくっきり見えて全員感動だ。オートルートを歩いてこれだけの山々を眺められたのは初めてだ。
 

















ティニューサ方面を見下ろす




メイド峠方面




見上げるメイドパス







グランコンバン方面













この辺りは平坦で踏み跡程度の道なので迷いやすい







池から上のプラトーに上がる所が迷いやすい




プラトーからモンブラン方面の眺め




白いモンブラン(Mont-Blanc 4807m)







シャンドラン、ホテルワイスホルンからの道







シャンドランからの道を合わせて、メイドパスの取り付き







メイドパスへの急登




メイドパスを目指して登る




メイドパスに上がる陽光




ホテルワイスホルンを見下ろす




メイドパス(2,790m)に到着




メイドパスからトゥルトゥマン谷側の景色




尖ったワイスホルン(Weisshorn 4,505m)とビスホルン(4,159m)




モンブラン(Mont-Blanc 4807m)




アニビエ谷方面の景色




岩峰が続くメイドパスの稜線





メードパスに到着すると新しい眺めが広がる。ここから見るヴァイスホルンはとても尖っていて、逆にドムが幅広く見える。
 





メイドパスを下る




メイドパスを振り返る


メード湖で休んでいるとグルーベンから登って来たスペインのグループがいた。池ではルアー釣りをしているのが見える。
 


メード湖(Meidsee 2,680m)の道標







羊が一列になって上ってきた





メードホルンの前で昼食にする。トゥルトゥマンタールの谷底は見えないが、アウグストボルトパスへの明日のルートが良く見える。トゥルトゥマン氷河の眺めも素晴らしい。
 


ビスホルンが聳えるとトゥルトゥマン谷奥




ビスホルンとトゥルトゥマン氷河




正面が明日のアウグストボルド峠の登りだ、峠の左にシュワルツホルン(3,201m)


スタッフェルまで下ると気温は20度まで上がり暑い。ひたすら樹林帯を下り、2時前にホテルシュワルツホルンに到着した。
 


オーバースタッフェルのテント




スタッフェルの別荘地を下る




樹林へ下る




グルーベンマイダンのホテルシュワルツホルンを見下ろす




トゥルトゥマン氷河を見上げる




グルーベンマイダンの村




グルーベンマイダンに到着


ホテルシュワルツホルンでは昨年泊まったキッチン付きの部屋がもらえたのでGt様に入ってもらった。混雑する前にシャワーを済ませて、ビールで乾杯した。

明日の朝食の5時をお願いし、了解してもらった。明日も良い天気が続きそうだ。
 
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8月11日 

 グルーベンマイダン・ホテルの前からアウグストボルド峠への登りが始まる。アウグストボルド峠を越えると急下降した後平坦な道になりガレ場の緩い登りになる。ガレ場の先の尾根突端からユングフラウ方面やマッタ―谷の眺めを楽しみ、ユンゲンに下る。ユンゲンからサンクトニクラウスへ小さなロープウエーで下り、バスでガセンリードに上がりホテル・アルペンレスリに宿泊する。

写真


振り返るとメードホルンの朝焼け




メイドパス方面




メイドパスと昨日下ってきたスタッフェルの集落




まだ太陽は当たっていないが気温は10度と暖かい










まるで貯水池のダムのようだ




放牧小屋の先から朝陽が当たるようになる




朝陽が当たると暑い




振り返るメイドパス




ガレの急登が始まる




モレーンを2つ越えるとアウグストボルト峠が見える




一旦池に下ってからガレの急登になる













アウグストボルド峠(2,894m)







アウグストボルド峠からマッター谷方面の眺め




アウグストボルド峠から望むメイドパス










アウグストボルド峠を振り返る




平坦な道が続く




シュワルツホルン(3,201m)を振り返る




ガレの登りになる




前方右下にグレッヘンの村が見える、下の村はスタルデン・サース




ユングフラウとアレッチ氷河が見える




ガレを過ぎると尾根突端へトラバース道が続く







ワイスホルン(Weisshorn 4,505m)




マッター谷奥のブライトホルン(Breithorn 4,164m)




ワイスホルンを見上げる




ローヌ谷の向こうに聳えるユングフラウ(Jungfrau 4,158m)とアレッチ氷河










4人乗りの小さなロープウエーでユンゲンからサンクトニコラウスに下る




サンクトニコラウスから望むガセンリードの村(左)とベルナード像のある岩山




明日、ガセンリードから登る岩山、ピークにベルナード像がある




サンクトニクラウスからバスでニーデルグレッヘン乗換でガセンリードへ
正面がホテル・アルペンレズリ


アルペンレズリのマネジメントは昨年とは変わり、チェックインと夕食は前のホテルになった。
朝食は7時からその前はサンドイッチのみで、昼食のサンドイッチはOKになった。
 
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8月12日 

 ホテルからしばらく車道を歩き、村はずれの橋を渡ったところで登山道を左折し山道に入る。森林限界まで樹林の中の急登が続く。ベルナード像を過ぎると核心部のガレ場歩きが続く。吊橋を過ぎると前方に樹林帯が見えヨーロッパヒュッテに到着する。

写真


ホテルから谷奥へ進み、橋を渡った先で左の山道に入る










樹林の急登が続く







ガセンリードの村を見下ろす




森林限界を越え展望が良くなった。頭上はベルナード像の台地




右手にグレッヘンの村も見えてきた




急登が続く




ワイスホルンやビスホルンが見えてきた




ワイスホルン(Weisshorn 4,505m)とビスホルン(4,159m)




ワイスホルンの展望台に上がる







ベルナード像を見上げる




レッチェンタールのビーチホルン(Bietschhorn 3,934m)




ベルナーオーバーラントのユングフラウ(Jungfrau 4,158m)




アレッチ氷河とベルナーオーバーラントの山々




真下にガセンリードの村




マッター谷の反対側に昨日ロープウエーに乗ったユンゲンの村




ヨーロッパヒュッテへ4時間15分の標識
正面にワイスホルン、左奥にマッターホルン




マッターホルン(Mattrehorn 4,478m)







白黒のヤギの放牧地







ヨーロッパ街道ツェルマット方面はガレ場の連続







少しルートを外れてベルナード像へ




ヨーロッパ街道の守り神ベルナード像







ランダに落ちるビス氷河




ヨーロッパ街道へ戻る




ガレ場へ突入







ベルナード像方面を振り返る




ルートはガレのトラバースが続く




尾根を回り込むと広いガレ場に出る




どこがルートなのか




落石に気をつけながらガレの中の赤白のペンキ印を目印に登る










雪解け後まだ岩が安定していないので落石に注意だ







厳しい岩場のトラバースが続く




落石注意区間は通過したが
















危うい桟橋でトラバース







要所にはロープがある







下にランダの大崩れが見えてきた




直下にヘルブリッケンの駅辺り










マッターホルンが頭を出した




氷河を抱えたワイスホルン(Weisshorn 4,505m)




やっと広いアルプに出て一安心







サースフェーのドム(Dom 4,545m)を見上げる







またガレ場のトラバースだ










花を見ると心が休まる




頭上にドム(4,545m)から落ちるホーベルク氷河の末端










ホーベルク氷河は不安定な吊橋で渡る




床が波打っており左右に揺れやすい




ワイスホルン(Weisshorn 4,505m)




昨年新設されたヨーロッパヒュッテの先の大吊橋だが今年は落石のためクローズになっていた




やっと樹林の中にヨーロッパヒュッテが見えた




ヨーロッパヒュッテ(2,220m)


ヨーロッパヒュッテの朝食は7時からのためサンドイッチを作ってもらう。ヨーロッパヒュッテのシャワーは有料で込み合っている2段ベッドの寝室は暑い。
 
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8月13日 

 夜明け前にヨーロッパヒュッテを出発し朝焼けのワイスホルンを正面にランダ分岐へ下る。沢を渡りランダ分岐のベンチからキーンヒュッテに向けて登りになりヨーロッパ街道の水平道に登る。ヨーロッパ街道は急峻な斜面のトラバース道になり岩堀のトンネルを過ぎ、谷奥のキーンヒュッテ分岐橋を渡り、テッシュ側の尾根をトラバースする。尾根を回り込むとシェルターへ向けて下る。シェルターで落石の沢を越えるとテッシュアルプへ向けて登りが続く。テッシュアルプからトラバースの登りになり尾根を回り込むとツェルマットへ向けて水平道が続く。スネガに到着して無事オートルートを踏破した。ツェルマットへはアルペンメトロで下り、ツェルマットのホテル・パルナスへ。

写真


5:47小屋から望む夜明け前のワイスホルン




吊橋方面はクローズのため以前のようにランダへ向けて下る




正面のワイスホルンが明るくなってきた




ワイスホルンの朝焼け




昨年渡った大吊橋を見上げる










沢の左岸に渡る




沢の上流を見上げる




ランダからキーンヒュッテへの道に下る




ヨーロッパ街道をキーンヒュッテ方面への登りになる













樹林の中の登りが続く




従来のヨーロッパ街道まで上がった




ほぼ水平道になる




あの尾根を越えるとテッシュだ




谷奥へ危ういトラバースが続く







岩場をトンネルで越える






















トンネルの道を振り返る




テッシュ側のトラバースはロープがしっかりしている




ワイスホルンとランダの大崩れ




ランダの大崩れ




ランダ側のトラバース道




尾根を回り込み樹林で一休み




下にテッシュの駅が見える




しばらく緩やかな樹林の道を下る




この辺りからマッターホルンが近づいて来る




テッシュの落石シェルターまで下る




テッシュを走る赤い列車が鮮やかだ







マッター谷の谷奥ツェルマットの村










テッシュアルプへ向け緩やかに下る




テッシュアルプから対岸に渡り登りになる




ヨーロッパウエック小屋で休憩




ツェルマットへ向けて登りになる







尾根を回り込むとマッターホルンが迎えてくれる




マッターホルン(Mattrehorn 4,478m)




下にツェルマットの村が見える







ブライトホルン(Breithorn 4,164m)とクラインマッターホルン(3,883m)
下にリッフェルホルンとリッフェルアルプを走るゴルナー鉄道




スネガに到着、無事完歩を祝って乾杯




アルペンメトロでツェルマットに下ってホテル・パルナスへ




日没前のマッターホルン


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8月14日 

 今日はオートルート東ツアーの予備日。予定通り歩いたので1日フリータイムで、早朝マッターホルンのサンライズショーをホテルから眺め、各自ツェルマットのハイキングコースを歩いて夕刻、ホテル・パルナスに集合した。私は馴染みのスタッフがいるホテル・パルナスでゆっくり休養して、明日から10日間のアレッチ、エンガディンのハイキング調査の準備をした。

写真


サンライズショーの始まり




マッターホルンのサンライズショー


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8月15日 

 チューリッヒの空港でお客様を送り出し、チューリッヒ空港駅からベルン乗換えでブリックへ向かった。

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