スイス オートルート東トレッキングツアー 閉じる
コース概要

  2010年 8月3日 チューリッヒ空港駅=ジュネーブ空港駅=マルティニ駅~ホテル・フォルクラツーリング
8月4日 ホテル~マルティニ駅=シオン駅=レゾデールバス停=アローラ~プラグラ~アローラホテル・ピニョダローラ
8月5日 ホテル=マエンデコテ~トーランのコル~オータンヌ湖~モアリ湖ダム=グリメンツホテル・アルピナ
    8月6日 ホテル=モアリ湖ダム~小屋~ソルボアのコル~山頂アンテナ~ソルボア駅=ズィナール駅~ズィナールバス停=グリメンツホテル・アルピナ
    8月7日 ホテル=ヴィソアバス停=サンリュックバス停~サンリュック駅=ティニューサ駅~ベラトーラ小屋~シャンドラン手前~ベラトーラ小屋
    8月8日 ベラトーラ小屋~T字路~ベラトーラ湖~メード峠~オーバースタッフエル~グルーベンマイダン・ホテルシュワルツホルン
    8月9日 グルーベンマイダン・ホテル~牛舎~アウグストボルド峠~分岐~ガレ場~尾根突端~ユンゲン上駅=ユンゲン下駅~サンクトニクラウス駅=ツェルマット駅~ホテル・パルナス
    8月10日 ホテル~ツェルマット駅=サンクトニクラウス駅=ニーデルグレッヘンバス停=ガセンリードバス停~ホテル・アルペンレズリ
    8月11日 ホテル~登山道左折~ベルナード像分岐~最高地点~ヘルブリッケン下降点~吊橋~ヨーロッパヒュッテ
    8月12日 ヨーロッパヒュッテ~吊橋~トンネル~キーンヒュッテ分岐橋~シェルター下~テッシュアルプ~ツェルマット展望~トゥフテルン~スネガ=ツェルマット駅~ホテル・パルナス
    8月13日 ホテル~ツェルマット駅=フィスプ駅=チューリッヒ空港駅~チューリッヒ空港
 アローラからツェルマットまで8日間の富士国際旅行社オートルート東ツアーのガイドでオートルートを歩いた。

8月3日 曇り後晴れ

 搭乗券のトラブルのためしばらく空港で待機していたので12時13分の列車でジュネーブ空港へ向かった。いつの間にか天気は良くなり、車窓を楽しみながらパソコンを広げ、オートルートの準備をする。ジュネーブ空港へは15時24分に到着し、到着フロアの端に空いているカフェを見つけ、作業を続ける。近くに到着便の表示盤があるのがありがたい。
 フライトは定刻で、皆さんは6時15分ごろ出てきた。Ku氏から資料を受け取りバリデーションに向かう。一本早い列車に乗れるかと思ったが、バリデーションの窓口が行列で、結局予定通りの列車でマルティニに向かう。車中でKu氏、Ny氏、Ko氏などと雑談して過ごす。Ku氏とNy氏は昨年オートルート西の後半を歩いたので懐かしく話が弾む。Ku氏はもう一度オートルート西を歩きたいと言っていた。来年はKu氏、Ko氏を中心に何とかまとめられればと思う。
 列車は少し遅れてマルティニに着いた。私自身はマルティニの町に出るのは初めてだが、Ku氏とNy氏は昨年連泊しているので町をよく御存知だ。シングル6部屋をチェックインする。このホテルのフロントはとてもしっかりしている感じだ。エアコン付きか念押ししろと指示があったが、あっさりエアコンつきの部屋は無いと言われた。
 このホテルは無線LANが使えるそうで、無料でパスワードをくれた。ただし、私の部屋では使えず、ロビーに下りて使わなくてはならない。来週以降の私の予約も確認したが全てOKだった。

写真


ジュネーブ空港駅からマルティニ駅に到着




マルティニの常宿ホテル・フォルクラツーリングに到着


行動記録
場所 標高 到着 出発  
チューリッヒ空港駅 423   12:13 鉄道
ジュネーブ空港駅 419 15:24 18:47 鉄道
マルティニ駅 486 20:37 20:37
ホテル・フォルクラツーリング 486 20:51    

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8月4日 晴れ

 地上階のレストランで朝食をとり、出発までの間メールの処理をする。今朝は出発が遅いのでのんびりできる。9時20分に集合するとM氏がスーツケースとザック2つを持ってきた。送る荷物は一つにまとめて欲しいと言うと、スーツケースに入らないとのこと。ザックを一つにまとめ、空いたザックをN氏のスーツケースに入れてもらった。N氏はN氏で登山靴をグリメンツに送りそうになる。ホテル出発前に今日、明日のトレッキングの支度を再確認した。
 スーツケースはマルティニ駅からグリメンツ・ポストへ送った。2日かかると言われた。荷物の処理が早く済んだので、一本早い列車でシオンに向かう。シオンのバス停は昨年と異なりすっきりとしていた。バス停の行き先表示はわかりやすくなっているが、我々の乗るバスはレゾデールの表示は無く、La Sage-Villaz行きになっていて少しとまどった。バスはほぼ満席で出発した。
 レゾデールでアローラ行きのバスに乗り換える。このバスもほぼ満席だ。山は山頂付近に雲がかかっているが、ほぼ良い天気だ。アローラに着き、ホテル・ピニョダローラにチェックインする。一階の普通の部屋が4つと三階の広いメゾネットの部屋が2つだ。直ぐ入れるのは一階の2部屋だけなので、ここに荷物を置いて昼食にした。
 明日の5時の朝食はOKになったが、6時のタクシーの予約はダメだった。エボレーヌが込んでいてタクシーの数が足りないので、朝言われても予約は難しいとのことだ。ホテルの車で送ってくれないか頼んでみたが、朝早くはいやだと断られた。しかし、少し遅い時間ならOKのようだ。ともかく他をあったってみるようお願いした。ハイキングに出かける前にタクシーの予約がOKになり一安心した。
 1時にホテルの前に集合してプラグラに向かう。舗装道路から砂利道に入る所を見落として少し行きすぎたが、途中の山道に入りプラグラへの道に入ることができた。今日はツァ針峰は雲の中だが、モンコロンとピニョダローラは姿を見せている。道端の花も意外と多く、途中で一休みして標高2400mの屈曲点まで登り一休みした。下りは広い道を行き、4時にホテルに到着した。明日のサンドイッチと今日のビールを買って部屋に入る。部屋には暖房が無いので22度と少し寒い。
 M氏は右の膝と踵を痛めていて全コース歩けるかどうか不安だと言っていたが、今日の程度では特に問題は無さそうだ。ただ、下りは少し遅くなる。何とか歩き通せるよう工夫したい。

写真


シオンのバス停は昨年と異なりすっきりとしていた




ミニ・カッパドキアを通過する




レゾデールでアローラ行きのバスに乗り換える




ホテル・ピニョダローラで一休みしてプラグラへの足慣らしハイキングに向かう




エラン谷奥に聳えるモンコロン(Mont Collon 3,637m)










花を楽しみながらプラグラへハイキング







ニグリテラニグラ







プラグラからエラン谷奥のモンコロンとピーニュ・ダ・ローラ




ピーニュ・ダ・ローラ(Pigne d' Arolla 3,796m)







アローラへ下る


行動記録
場所 標高 到着 出発  
ホテルフォルクラツーリング 486   9:20
マルティニ駅 486 9:25 9:38 鉄道
シオン駅 494 9:53 10:27 鉄道
レゾデールバス停 1,455 11:15 11:20 路線バス
アローラホテル・ピニョ 2,006 11:45 13:04  
休憩 2,228 13:53 14:03  
プラグラ 2,403 14:35 14:50  
休憩 2,203 15:21 15:30  
アローラホテル・ピニョ 2,006 16:01    

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8月5日 小雨、雪

 4時半に起き5時から朝食をとる。5時20分になってもKo氏が来ないので部屋に行ってみるとまだ寝ていた。朝食を終えてパッキングをしてホテルから出ようとした時、ホテルの外カギが開かない。昨夜チェックしておくべきだったが今となっては手遅れだ。他のキーでも試みたがダメ。やむを得ず、窓から脱出した。後でホテルに電話で謝罪しておいたが、私の部屋のキーで開いたそうだ。
 車はタクシーではなく、タクシー会社から依頼された車のようだ。出発する時になって小雨が降り出した。運転手は昨年のタクシードライバーと違ってゆっくり運転だったので朝食が逆流するようなことが無かったのは幸いだ。もちろん、その分マエンデコテへの到着時刻は昨年よりの遅かったが、予定通りの時刻だった。運転手は、さかんに先の農道から行くよう勧めるが、家が5軒並んだ奥の登山道に止めて登り始めた。料金は160フランだった。
 歩き出す頃には雨は止み、見上げるとトーランのコルの雪化粧が望めた。昨夜の雪で2600m以上は雪の世界だ。最初の旗のところで休憩していると北の空が少し明るくなってきたので期待したが、歩き出すと雨が降り出した。雨具を着けて再び歩き出す。この後は30分ぐらいの間隔で降ったりやんだりの状況が続き、やがて雪になった。せっかく咲いた花々も雪の下で寒そうに凍えている。道に積もっている雪はわずかで、行動に支障が無い程度だ。
 トーランのコルには10時20分に到着した。昨年よりスタートも遅かったが、歩きも少し遅いようだ。峠の気温は零度だが、風が弱いので寒さは感じない。集合写真を撮って早々に下り始める。下りも雪で気を使う所は無く、快調だ。少し下った所でモアリ湖からのトレッカーとすれ違う。トータル3パーティーで8人が登ってきた。
 オータンヌ湖まで下ると雪は消え、寒さも和らいできたのでここで休憩し、昼食の一部を食べる。少し下ると左手にエーデルワイスがいくつか咲いているのが見られた。さらに下ると雲の間からモアリ湖が姿を現した。牛小屋近くまで下ると、道は牛に踏まれてドロドロになっており、滑りやすいので脇の草の上を歩く。
 バスの時間まで1時間半あるのでモアリ湖を見下ろせる所でゆっくり休みたがったが、あいにくの雨のため少し休んでダムへ下った。この寒いのに手持ちのビールを飲むというKo氏を除いて、ダムのレストランに入り温かいものを飲み、バスを待つ。
 M氏は順調に歩いているように見えたが、最後の砂利の緩やかな下りがきつかったとのこと。また、フリースをスーツケースで送ってしまったので寒かったとのことで、明日も寒かったら私の羽毛服を貸すことにした。Ku氏はトーランのコル直下の登りが大変だったとのことだが特に問題無い。他の人は皆さん余力がありそうだ。
 ホテルにチェックインして、スーツケースの到着を確認したが、まだポストに到着していないとのことだった。スーツケースがポストに到着したらホテルに持ってきてもらうようお願いした。近くのスーパーにサンドイッチを買いに行く。ハムとチーズで作ってもらい、出来上がりは少し多めだったが、全部で27フランだった。ホテルに頼むより賢い選択だった。

写真


マエンデコテまでタクシーで上がり、農家が5軒並んだ奥の登山道まで入った




十字架目指して山道を登る




登山口を見下ろす













大岩を左に見て登る




昨夜の雪で2600m以上は雪の世界だ







エラン谷のレゾデールと右奥のアローラ




放牧の牛が上がってきた







雨が降ったり止んだりしているうちにアラレになってきた




トーランのコルへの登り




頭上にトーランのコル







トーランのコル(2,919m)に到着




モアリ湖へ向けて下る




トーランのコルを振り返る




オータンヌ湖を見下ろす




オータンヌ湖まで下ると雪は消え、寒さも和らいできた




モアリ湖が見えてきた




道端に咲くエーデルワイス




さらに下ると雲の間からブルーに輝くモアリ湖が姿を現した




右のモアリ氷河は雲の中




モアリ湖がトルコ石のブルーに美しく輝く




ダムを渡るとレストランとバス停がある







ダムを渡る




モアリダムのバス停に到着





行動記録
場所 標高 到着 出発  
アローラホテル・ピニョ 2,006 6:03 タクシー
マエンデコテ 2,074 6:40 6:52
休憩 2,219 7:24 7:30  
大岩 2,412 8:16 8:24  
休憩 2,662 9:15 9:23  
トーランのコル 2,916 10:19 10:27  
オータンヌ湖 2,695 11:07 11:21  
休憩 2,396 12:13 12:22  
モアリ湖ダム・バス停 2,250 12:55 14:15 路線バス
グリメンツホテル・アルピナ 1,564 14:33  

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8月6日 曇り後少し晴れ

 バスでモアリ湖ダムへ向かう。ダムでトイレを済ませ、出発する。車道を行かず、左の山道を行く。広い斜面でどこでも歩けそうだが、かなり上まで牛が上がっているため、道は牛に踏み荒らさせ歩きにくい上、糞だらけだ。小屋がある一番左の道が一番歩きやすそうだが、電気がビリビリする柵を何回かまたがなくてはならない。
 出発した時は雲に覆われていた稜線も時々姿を見せるようになった。稜線はまだ昨夜までの雪で薄化粧をしている。無人の小屋の前で一休みして振り返るとモアリ湖の水面が輝いている。登るにつれてしだいに天気は良くなっているようだが、山の雲はなかなか取れない。やがて斜面は白くなり、11時半にソルボアのコルに到着した。今日は下と上でそれぞれ一輪のエーデルワイスが見られた。
 アンテナのピークまで登るが、羊の糞だらけなので隣のピークで昼食にする。見るとツィナール方面からずいぶん登ってきている。休んでいると霧に包まれたり、ツィナールの村が見えたりとめまぐるしい。
 下りはスキー場の車道を行く。M氏が膝を壊さないようできるだけジグザグに下って行く。一瞬だが、雲の間からヴィスホルンが姿を現し、消えた。ロープウエー駅には1時前に到着し、ちょうどいい時間だ。M氏の膝は順調で皆さん元気に下山できた。
 ロープウエーのチケット係は今日は優しそうなお兄さんだったが、スイスパス割引はもらえなかった。レシートをもらうのが一苦労だ。下の駅でそのお兄さんにレシートを頼むが、英語が通じずわかるまで手間がかかった。わかったものの自分ではできないようで、電話をかけて誰かに聞いている。結局、レシートではなくチケットを6枚もらって手を打った。
 ロープウエー駅にはトイレが無いので、バス停の先のホテルのレストランでトイレを借り、お茶になった。まだ旅の途中なのでチーズ小屋への希望者は無く、ツィナールの古い家並みを散歩してバス停に戻った。バスに乗ると一人3フランのアルパインチケットを払えと言われた。去年はスイスパスで払わなかったよと言ってみたが無駄だった。去年はフレキシパスだったのでモアリダムもツィナールも一人12フラン払っている。モアリダムでは請求されなかったのでツィナールも同じと思ったが、違うようだ。
 ホテルに戻ると、スーツケースは部屋に届いているとのこと。それは良かったが、ツェルマットへの送付が問題とわかった。7日の土曜日にポストに出すと、月曜日の発送になり、ツェルマット到着は11日の水曜日になるという。それでは9日にツェルマットで受け取れないので、相談するとタクシー会社に頼めば土曜日に届くとのことだが料金は300フランになる。その他に方法が無いので課長からOKをもらいタクシー会社に頼むことにした。

写真


グリメンツのホテル・アルピナからバスで出発




モアリ・ダムバス停でトイレを済ませ出発する、車道を行かず、左の山道を行く




モアリ・ダムを振り返る




道は糞だらけなので、牛小屋がある一番左の道が一番歩きやすそうだ




牛小屋の前で一休みして振り返るとモアリ湖の水面が輝いている




今日は下と上でそれぞれ一輪のエーデルワイスが見られた
















登るにつれてしだいに天気は良くなっているようだが、山の雲はなかなか取れない










やがて斜面はだんだん白くなってきた













ソルボアのコルを見上げる







ソルボアのコル(2,896m)に到着




アンテナノ建つ山頂へ登る




山頂のアンテナから見下ろすソルボアのスキー場




ソルボアのスキー場とロープウエー駅(左上の黒い建物)




ソルボアのコルとスキー場




ソルボア駅からズィナールへロープウエーで下る
一瞬、マッターホルンを望める




ズィナールの古い家並みを散歩する










ホテル・オイロッパの前のバス停へ




バス停からホテル・ワイスホルン方面の稜線を見上げる
バスでグリメンツのホテル・アルピナへ戻る


行動記録
場所 標高 到着 出発  
グリメンツホテル・アルピナ 1,564 8:50 路線バス
モアリ湖ダム・バス停 2,250 9:09 9:17
小屋 2,404 9:46 9:51  
休憩 2,625 10:34 10:42  
ソルボアのコル 2,835 11:26 11:30  
山頂アンテナ 2,896 11:39 12:03  
ソルボア駅 2,438 12:55 13:00 ロープウエー
ズィナール駅 1,667 13:10 13:15  
レストラン 1,669 13:20 14:05  
ズィナールバス停 1,669 14:40 14:55 路線バス
グリメンツホテル・アルピナ 1,586 15:12  

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8月7日 快晴

 今日は久々に朝から快晴。スーツケースをツェルマットに送り、バスでヴィソアへ向かう。ヴィソアでサンリュック行きのバスを待つがなかなか来ない。10分以上遅れて出発する。
サンリュックに着いて、急いでケーブルカー駅に向かう。チケット売り場は並んでおり、結局1時のケーブルカーには乗れず1時15分でティニューサへ上がる。ティニューサの駅を降りるとベラトーラ小屋へ登る人も多く、賑やかだ。
 小屋でチェックインして、明日の朝食とランチボックスを頼み、テラスで昼食にする。ワイスホルン、ツィナールロートホルン、マッターホルン、ダンブランシュと素晴らしい展望だ。
 昼食後はシャンドランへ向けて散策する。途中に木のベンチがあり、素晴らしい眺めだ。陰になっていたガーベルホルンも見える。1時間程歩き、休憩して小屋に戻る。小屋でシャワーを浴びて、テラスでビールを飲んでいるうちに、いつの間にか宴会になってしまった。
 夕食後、部屋代などを支払い、8時に就寝する。ふと目を覚まし、支払った料金にランチボックスが含まれていない事に気が付くが、小屋のスタッフは帰ってしまって手遅れだ。

写真


バスから見たサンリュックとティニューサ方面




ヴィソアのバスセンターでサンリュック行きのバスに乗り換える




サンリュックバス停からケーブルカーのサンリュック駅へ歩く







右手にマッターホルンが顔を見せた




ケーブルカーでティニューサへ上がる




ティニューサから望むメイドパス方面




歩いてきたアニヴェ谷方面




ティニューサの駅とアニヴェ谷奥の山々




マッターホルンとダンブランシュ




ベラトーラ小屋へ登る人も多い




ホテル・ワイスホルンを望む




メイドパスを望む




ベラトーラ小屋への急登







ワイスホルン(Weisshorn 4,505m)




ツィナール・ロートホルン(Zinalrothhorn4,221m)




マッターホルン(Mattrehorn 4,478m)とダン・ブランシュ(Dent Blanche 4,357m)




昼食で賑わうベラトーラ小屋のテラス、奥はベラトーラ山




明日歩くメイドパスを眺める




ホテル・ワイスホルンとマッターホルン




ダン・ブランシュ(Dent Blanche 4,357m)




シオンの山を眺めてシャンドラン方面へ散策する




マッターホルンの左に姿を現した、オーバーガーベルホルン(Obergabelhorn 4,063m)




展望の良い所にはベンチがある







シャンドランの集落が見える







小屋から1時間程歩き、休憩して小屋に戻る










ベラトーラ小屋とメイドパス




ベラトーラ小屋裏からメイドパスへの道




昼食の時間帯が過ぎ、静かになった




テラスでビールを飲んで展望を楽しむ





行動記録
場所 標高 到着 出発  
グリメンツホテル・アルピナ 1,586 9:48 路線バス
ヴィソアバス停 1,204 10:11 10:20 路線バス
サンリュックバス停 1,639 10:45 10:45 路線バス
サンリュック駅 1,672 10:55 11:15 ケーブルカー 
ティニューサ駅 2,180 11:20 11:26  
ベラトーラ小屋 2,346 11:56 13:11  
シャンドラン手前 2,306 14:00 14:23  
ベラトーラ小屋 2,346 15:14  

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8月8日 曇り時々雨

 5時に起床し食堂へ行くが、やはりランチボックスは無い。今日の昼食はホテル・シュワルツホルンで食べる事にし、その間は朝食のパンを行動食にする事にする。朝食は極めて質素だが、小屋の朝食なのでやむを得ない。
6時半に出発し、ベラトーラ湖へ向かう。4千メートル峰の山頂には雲がかかっているが、見晴らしは良い。ベラトーラ湖で休んでいると雨が降り始めた。雨具を着て出発する。少し歩くと雨は止み、日が出てきたので雨具を脱ぐ。
 メードパスまでの道には道標も無く、わかりにくい部分もあり、不親切だ。右手に池を見て左の台地に上がるポイントがわかりにくい。昨年同様、沢から左の台地に上がり、メードパス下への道に出た。
 メードパスの下で一休みしてから登る。標高差が少ないので楽だ。峠に着くと風が冷たいので、トゥルトゥマン側に少し下ってから休む。
 少し下るとトゥルトゥマンからの登りのグループとすれ違うようになる。左にメード湖を見てさらに下る。長い下りの後、集落を過ぎると樹林帯に入り下りが急になる。M氏の膝を気遣いながら下るが、調子は良いようだ。元気そうだったNa氏が膝が笑うと言い出した。
 順調にホテル・シュワルツホルンに1時過ぎに到着した。ホテルと言ってもほぼ山小屋だ。早速スープで昼食にするが、Na氏がお腹の具合が悪いと言う。後でセイロガンを持っていったらビールを飲んでいたのでたいした事は無いようだ。
 部屋のチェックインに行く。マダムと検討の結果、2ツイン、1シングル、1ガイドとなった。ガイド部屋は22号室か23号室か悩んでいたが、23号室に決まった。キッチン、テーブル付きの広い部屋だ。

写真


4千メートル峰の山頂には雲がかかっているが、見晴らしは良い




ベラトーラ湖を過ぎる




ティニューサ方面を振り返る




この辺りは道標が少なくわかりにくい




メイドパスを見上げる




右手に池を見て左の台地に上がるポイントがわかりにくい




踏み跡を頼りにメイドパスの下へ向かう










メイドパス下の道標が見えた




ホテルワイスホルンからのオートルートの正規ルートと合流する




メイドパスへの登り




メイドパス(2,790m)に到着




メイドパスの岩峰




トゥルトゥマン谷を見下ろす




峠は風が冷たいので、トゥルトゥマン谷側に少し下ってから休む







メイドパスを振り返る




左にメード湖を見てさらに下る




アウグストボルド峠方面




明日登るアウグストボルド峠、左にシュワルツホルン(3,201m)




右手のワイスホルンは雲の中




砂利道を横り、トゥルトゥマン谷に下る




別荘集落へ下る










別荘集落から樹林帯に入りジグザグに下る




グルーベンマイダンの集落と明日の登路




グルーベンマイダンに到着、ホテル・シュワルツホルンは左奥の建物


行動記録
場所 標高 到着 出発  
ベラトーラ小屋 2,346 6:29
T字路 2,442 6:56 7:03
ベラトーラ湖 2,586 7:51 8:04  
メード峠下 2,632 9:03 9:15  
メード峠 2,790 9:45 10:07  
休憩 2,668 10:48 10:56  
オーバースタッフエル 2,323 11:51 12:01  
休憩 2,052 12:39 12:44  
グルーベンマイダン・ホテル・シュワルツホルン 1,822 13:20  

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8月9日 快晴

 今日は一日快晴。ホテル・シュワルツホルンのマダムが朝食は私が準備すると言っていたが、その通り朝早くから準備してくれた。予定通り朝食をとり、ランチボックスをもらって6時に出発した。あまり寒さは感じないが、温度計は零度近くを示している。ゆっくり順調に登り、牛小屋を過ぎた辺りで太陽が当たってきた。
 アウグストボルド峠には10時40分に到着し、昼食にする。
尾根の先の展望台からは素晴らしい展望で、ユングフラウやアレッチ氷河が望める。ここで地図を広げてしばらく山々を眺めた。ベラトーラ小屋からの展望とここの展望は今回のオートルートの中では二大絶景であった。ユンゲンへの下りは暑く夏を感じさせる。
 ユンゲンのロープウエーはいつも鬼門だ。今回はちょうど女の子一人とトレッカー一人が乗っていたので急いでNa氏と乗り込み、出発を待ったがなかなか出発しない。どうも出発の連絡をしていないようだ。自分が降りている時に出発してしまうと困るので思案していると、M氏が近くのおじさんを連れてきて出発の連絡をしてもらった。
 正しいやり方はこうだ。インターホンのスイッチ(ほぼインターホン全体)を押す。サイレンのような音が鳴るのでそのまま待つ。下のオペレータがインターホンに出るまでこれを繰り返す。オペレータがインターホンに出たら出発するよう頼む。しかし、去年はオペレータに英語が通じず、アメリカ人二人と苦労したことを思い出した。
 サンクトニコラウスの駅に着いたが、電車は4時55分まで1時間以上の待ち時間だ。駅のバーで下山祝いとなった。ツェルマットに着くと久々に見る人の多さに疲れた。パルナスにチェックインして、明日は休養日た。

写真


あまり寒さは感じないが、温度計は零度近くを示している




ようやく山に費が当たってきた




岩峰のサンライズショー




右奥がメイドパス方面




樹林帯を抜けて牧草地まで登った




アウグストボルド峠へ2時間10分の標識




昨日歩いたメイドパス




メイドパス




牛小屋を過ぎた辺りで太陽が当たってきた、放牧地を登る




アウグストボルド峠から上がる太陽




アウグストボルド峠樹林帯の上の牧草地とメイドパス




アウグストボルド峠へ







池に下って峠に登り返す




アウグストボルド峠(2,894m)




峠の左にシュワルツホルン(3,201m)




正面にグリメンツの山々




アウグストボルド峠を振り返る




マッタ―谷のスタルデン・サースを見下ろす




グレッヘンと奥の山々







尾根の先の展望台からの素晴らしい展望、ユングフラウ(左)とアレッチ氷河(右)




ワイスホルン(Weisshorn 4,505m)




マッター谷奥のツェルマットの山々、モンテローザからブライトホルンの稜線




ユンゲンへ下る




ベルナー・オーバーラントの山々




4人乗りのロープウエーでユングからサンクトニクラウスへ下る




サンクトニクラウスに到着




サンクトニクラウスから電車でツェルマットへ


行動記録
場所 標高 到着 出発  
グルーベンマイダン・ホテル 1,822 6:05
休憩 1,979 6:32 6:36
分岐 2,153 7:10 7:20  
牛舎 2,373 8:02 8:12  
休憩 2,629 9:01 9:17  
2,795 9:55 9:58  
アウグストボルド峠 2,894 10:18 10:44  
休憩 2,602 11:31 11:40  
分岐 2,535 11:53 11:53  
ガレ場 2,468 12:22 12:33  
崖手前 2,490 13:04 13:08  
尾根突端 2,478 13:23 13:57  
休憩 2,167 14:45 14:51  
ユンゲン上駅 1,974 15:18 15:26  
ユンゲン下駅 1,159 15:36 15:45  
サンクトニクラウス駅 1,131 15:48 16:55  
ツェルマット駅 1,475 17:36 17:36  
ホテル・パルナス 1,659 17:45  

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8月10日 晴れ後曇り

 今日は何とかマッターホルンが望める天気だ。午前中は自由行動なので朝食後、N氏、M氏、Na氏はゴルナーグラートへ行き、リッフェルゼーを歩いて来た。Ko氏はフーリ手前のゴルナーゴルジュへ歩いて来た。Ku氏はゆっくり休んで町歩きだ。私は自分の荷物をマルティニへ送りに駅に行き、帰りに薬局で市原社長のエアツェルマット保険証を取ってきた。
昼食後、パルナスのスタッフにまだ予約していない13日から計画しているTMBの小屋とホテルの予約をお願いした。イタリア語圏なので英語での予約は難しい地域だがフランス語ではいとも簡単に予約できる。電話代は3フランだったがとても助かったので、お礼に10フラン置いて来た。
 2時にホテルを出発して駅に向かう。これから2日間歩くコースを車窓に眺めながらサンクトニコラウスに向かう。駅を降りるとグレッヘン行きのバスが待っていたので乗り込む。ニーデルグレッヘンでガセンリード行きのバスに乗り換えるのだが、バスは1時間の待ち時間なので近くのレストランでお茶にする。
 小さなバスでガセンリードに向かう。ホテル・アルペンレズリのチェックインは近くのレストランだ。結局部屋は2ツイン、2シングルになった。朝食は5時半を要求したがパン屋がパンを持ってくる時刻が5時半を過ぎるとの事で5時45分で手を打った。明日は午後天気が崩れる予報なのでできるだけ早く出発したい。昼のサンドイッチは一人5フランで各自が作る事になった。
 夕食までの間、ホテルの庭でビールを飲み、明日歩くヨーロッパ街道はツールドモンテローザの一部なので、来年はツールドモンテローザへ行きたいとの話題が持ち上がった。

写真


ホテルパルナスから望むマッターホルン




2日間歩くヨーロッパ街道を車窓から見上げる




大きなガレ場に落石シェルターが見えるテッシュ付近




落石シェルター







ランダから見上げる




小さくヨーロッパヒュッテが見える




今シーズンヨーロッパヒュッテの先に新設された吊橋が見える




ヘルブリッケンから見上げる










ベルナード像の先の広いガレ場




ベルナード像辺り




ヨーロッパ街道核心部のガレ場




ニーデルグレッヘンバス停でガセンリード行きのバスを待つ




昨日歩いたユンゲンとアウグストボルド峠方面




ユンゲンの集落を望む




ガセンリードのホテル・アルペンレズリ




ホテルから望むワイスホルン方面







サンクトニクラウスを見下ろす





行動記録
場所 標高 到着 出発  
ホテルパルナス 1,659 14:00
ツェルマット駅 1,475 14:10 14:39 鉄道
サンクトニクラウス駅 1,131 15:17 15:21 路線バス
ニーデルグレッヘン・バス停 1,475 15:35 16:34 路線バス
ガセンリードホテル・アルペンレズリ 1,666 16:48  

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8月11日 曇り

 約束通り5時45分には朝食の準備ができていた。朝食を食べながら昼食のサンドイッチを作る。
 しばらく道路を歩き、橋を渡るといよいよベルナード像への登りが始まる。何度か休みながら樹林の中のジグザグ道をゆっくりと登ってゆく。時々樹間から見えるユンゲンやガセンリードの集落が高度が上がった事を感じさせてくれる。やがて森林限界を過ぎ、展望の良い台地に出る。
 台地をさらに登ってゆくと白黒のヤギが放牧されていた。大きな岩を越すように登ってゆくとベルナード像の分岐にでる。ここからベルナード像はすぐ近くだ。ザックを置いて展望を楽しみに歩く。
 ベルナード像を過ぎるとガレ場が始まる。岩をへつるような所にはロープが張ってあるが注意して歩かないと危険だ。落石注意の所を過ぎ、道標のある所で休憩する。
 さらにガレを登り、岩をへつり高度を上げてゆくと2708mの最高地点に達する。さらに登り下りが続き土のある展望地に到着する。今日は雲で展望はあまり良くないが、久々の土の感覚にホッとする。
 またガレのトラバースが続き、次の尾根に出ると大きなカールを大きく回りこみながら高度を下げる。まだまだガレは続き、次のカールには吊橋がある。床がデコボコでよく揺れる吊橋はあまり快適ではない。この吊橋を過ぎるとあと30分でヨーロッパヒュッテに到着する。樹林帯に入り、少し下った所にヨーロッパヒュッテはある。
 早速チェックインすると7名ではないのかと聞かれた。確かに予約のメールは7名になっているが6名に訂正する。部屋は6人の二段ベッドが入っており、1名のマットレスが入っていて7名の部屋になっている。マットレスには他のお客を入れるとのことだ。
 早い朝食を交渉したが、レストランにも客が寝るので7時まではレストランを使えないとの事で断られた。結局、ピクニックボックスを作ってもらい、それを朝食に食べることにした。

写真


ワイスホルンは雲の中




しばらく道路を歩く




奥のワイスホルンの雲が切れた




ユンゲンに太陽が当たってきた




橋を渡るといよいよベルナード像への登りが始まる




登山口付近からガセンリードを振り返る




樹林の中のジグザグ道をゆっくりと登ってゆくとガセンリードが遥か下に




樹林の中を登り森林限界に







右の展望台へ




展望の良い台地に出る




ベルナード像への登り




マッターホルンが現れた




これから越えるガレ場




分岐から見上げるベルナード像




手前の尾根を回り込むと広いガレ場になる




マッターホルン




白黒のヤギが放牧されている










ベルナード像へ登る




ヨーロッパ街道の守り神ベルナード像




ビーチュホルン(左)と中央アルプスの山々




マッターホルンとワイスホルン







正面の尾根を回り込むと核心部










この辺りのガレ場は安定している







ヘルブリッケンへ落ちるガレ




岩をへつるような所にはロープが張ってある







核心部、落石注意のガレ場







ヨーロッパヒュッテへ2時間45分の標識


































ヨーロッパ街道の最高地点




ガレ場は続く



















ランダの町が見えてきた













土の上で安心して休憩




ヘルブリッケン下降点辺り、まだガレ場の通過がある











ランダの大崩壊




ヨーロッパヒュッテへのトラバース道







見た目にも危うそうな吊橋




吊橋の床板が傾いているので歩きにくい




ドム(4,545m)から落ちるホーベルク氷河




ワイスホルン(Weisshorn 4,505m)は雲の中




ヨーロッパヒュッテの先に新設された吊橋が見えた




尾根を回り込むと眼下にヨーロッパヒュッテが見える




ヨーロッパヒュッテ




ヨーロッパヒュッテに到着


行動記録
場所 標高 到着 出発  
ガセンリード 1,666 6:23
登山道左折 1,687 6:40 6:40  
休憩 1,837 7:08 7:17  
休憩 2,127 8:02 8:10  
展望 2,315 8:47 9:00  
ベルナード像分岐 2,479 9:34 9:54  
道標 2,645 10:51 11:06  
最高地点 2,708 11:43 11:47  
展望 2,629 12:44 13:02  
ヘルク下降点 2,586 13:25 13:25  
休憩 2,509 13:59 14:11  
吊橋 2,331 14:56 15:05  
ヨーロッパヒュッテ 2,265 15:35  

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8月12日 曇り

 朝5時に起きる。昨夜はお客が少なかったようで、我々の部屋にもレストランにもお客は居なかった。レストランでピクニックボックスを少し食べて出発する。
 ハイライトの吊橋までは一旦下ってから、滝の裏を通って登ることになる。さすがに新しい吊橋だけあって長いがあまり揺れず快適だ。途中にはネパールの吊橋によくあるルンタが飾ってあったのは面白い。足の下を時々岩が音を立てて落ちて行く。
 吊橋を渡ると昨年ランダまで下った事が嘘のようにすぐにキーンヒュッテの分岐に到着した。この辺りから少しづづエーデルワイスが見られるようになった。さらに行くと崖のトラバースになり、トンネルを越えると橋にでる。この橋の手前のキーンヒュッテへの分岐の所がエーデルワイスの群生地になっており、ここで休憩してエーデルワイスを楽しむ。
 橋を渡り、崖のトラバースが続く。尾根の展望地で休み、テッシュのガレ場へ下る。シェルターを過ぎるとテッシュアルプに向けて登りになる。ようやくテッシュアルプに到着して昼食にする。
 この先は今まで比べると高速道路のように歩きやすい道が続く。正面にマッターホルンが見えないのが残念だが、その分歩く足は速くなる。2時半にスネガに到着し、市原社長のおごりでビールで祝杯を上げる。
 アルペンメトロでツェルマットに下り、パルナスにチェックインする。今回は全員一人部屋なので良かった。皆さんのパスポートを預かって駅にフライトのチェックインに行くが、荷物を送らなくても20フランだと言われ、駅でのチェックインは止めることにした。

写真


レストランでピクニックボックスを少し食べて出発する




吊橋まではクローズになる前のルートを一旦下ってから登り返す




小さな滝へ登る




吊橋を見上げる







滝の裏側を通る




吊橋への登り







右手のワイスホルンにも陽が当たってきた




吊橋を見上げる




ヨーロッパヒュッテを振り返る




新しい吊橋だけあって長いがあまり揺れず快適







足の下を時々岩が音を立てて落ちて行く







ネパールの吊橋によくあるルンタが飾ってある







念のため一人づつ渡った




取り付きに新設されたベンチ




吊橋を渡って朝食のランチボックスを食べて一休み




ヨーロッパヒュッテが遠くになった




ワイスホルン(Weisshorn 4,505m)を眺めて一休み




しばらく樹林の道を歩く







ランダの大崩れを過ぎた




ツェルマットの山々、クライン・マッターホルンと右に頭を見せたマッターホルン




再び崖のトラバース道になる







崖のトラバース道もロープのおかげで安心だ










すこしづづエーデルワイスが見られるようになった




トンネルを越える




トンネル入口の下




トンネル出口




沢奥へ




沢奥の橋の手前のキーンヒュッテへの分岐の所がエーデルワイスの群生地になっている







キーンヒュッテへの道




沢奥の橋






















トンネル方面を振り返る




ゲムゼ(シャモア)が現れた




崖の上のキーンヒュッテ、どうやって登るのか




テッシュ側のトラバース道はロープがしっかりしている




ランダ側の崖もすごい




ツェルマットを望める平坦地に出て一休み







再びガレ場歩きになる




テッシュの町を下に見てガレのシェルターに下る




樹林帯に下った




シェルターの入口




シェルターから見下ろすテッシュの町、奥はツェルマットの町




テッシュアルプからの道が見えた




テッシュアルプへの道




ツェルマットへの山道とテッシュへの車道




谷の下にテッシュの町を見る




テッシュアルプが見えた







車道に下る




テッシュアルプ奥の橋を渡る




テッシュアルプを右下に見てツェルマットへ向かう




ツェルマットへの道




土地夕の展望台からツェルマットの町を見下ろす







ツェルマットの町を足元にスネガに向かう


行動記録
場所 標高 到着 出発  
ヨーロッパヒュッテ 2,265 6:05
吊橋 2,235 6:55 7:11  
キーンヒュッテ分岐 2,241 7:35 7:35  
トンネル 2,213 7:51 7:51  
キーンヒュッテ分岐橋 2,233 8:04 8:12  
尾根 2,230 8:45 8:58  
シェルター下 1,992 9:54 10:05  
休憩 2,182 10:46 10:53  
テッシュアルプ 2,177 11:24 12:02  
ベンチ 2,159 12:53 13:00  
ツェルマット展望 2,355 13:46 13:54  
トゥフテルン 2,231 14:15 14:15  
スネガ 2,288 14:44 15:30 ケーブルカー
ツェルマット駅 15:35 15:35  
ホテル・パルナス 1,631 15:45  

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8月13日 曇り

 今日はお客様をチューリッヒ空港で見送り、マルティニのホテルに泊まり明日からのTMB調査トレッキングに備える。
 5時にモーニングコールをして5時15分に集合し5時39分の電車に乗る。 予定通り、フライトの1時間20分前に空港に到着し、チェックイン1へ向かう。スイスエアのラッゲージドロップカウンターでボーディングパスを作ってもらい、荷物をチェックインしチケットコントロールへ行き皆さんとお別れする。

行動記録
場所 標高 到着 出発  
ホテルパルナス 1,631 5:14
ツェルマット駅 1,637 5:21 5:39 鉄道
フィスプ駅 653 6:47 6:57 鉄道
チューリッヒ空港駅 424 9:16 9:16
チューリッヒ空港 424 9:20 10:40

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