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主なニュース(3月1日〜3月16日)

▲ ネパール人労働者の国外退去
 国内での就職難や外国での高収入から中東をはじめ多くに国にネパール人が働いているが、同時に年間200人を超す国外退去者がでている。理由はオーバーステイが主な理由であるが犯罪に巻き込まれるケースも多いようである。また、2007年度には統計上約47万人が国外に働きに出た事になっているが、実際には約36万人が目的とする国に着いており残りの11万人は行き先不明である。

▲ 比例代表制に55政党,5882人の立候補者(3月2日)
 選挙管理委員会は比例代表制の335議席に55政党、5882人が立候補を届けたと発表。

▲ 進まない発電プロジェクト
 計画停電の続いているネパールでは最近の調査では数年先には一日17時間の停電も予測されている。この為240MW規模の発電所を無償で提供することをインド政府とネパール政府は2007年1月に合意しているが、いまだにネパール政府は実現に向けてなんら具体的方策をインド政府に示しておらず対応の悪さが批判されている。

▲ ネパール航空 MA−60 ターボプロップ購入
 ネパール航空は中国からMA−60を約15US$購入する事になった。

▲ 2選挙区から立候補する主な政治家
   ○ マダブ・クマール・ネパール(共産党書記長)
      カトマンズ第2選挙区、ロウタンハット第6選挙区
   ○ プラチャンドラ (マオイスト議長)
      カトマンズ第10選挙区、ロルパ第2選挙区
   ○ シェル・バハドール・デオバ(コングレス元首相)
      ダレルドラ選挙区、カンチャプール第4選挙区
   ○ パシュパテイ・サムセル・ラナ(RPP党首)
      シンヅパルチョック第1、第3選挙区
   ○ ウペンドラ・ヤダブ(MPRF党首)
      モラン第5選挙区、スンサリ第5選挙区
   ○ カマル・タパ(RPP−N党首前外務大臣)
      マクワンプール第2選挙区、カトマンズ第5選挙区

▲ エベレスト(8848m)を越えてスカイ・ダイビング
 イギリスのアドベンチャー・イベント会社がこの秋エベレストの頭上からスカイ・ダイビングを計画している。航空機はスイス製の高性能ピラタス・ポーターが使用される。 これはアドベンチャー観光の一環として企画されており、料金はタンデム16870ポンド、ソロ12675ポンド、等である。

▲ 日本でのネパール人労働研修が動き出す
 ネパール政府労働省によれば日本側からの提案を受けてネパール人の労働研修に合意したと発表した。本来この計画は2003年に両政府により調印されていたものであるが、業務を委託されたネパール経団連(FNCCI)が対応できなかった為実現が遅れたものである。この計画はネパール、中国、バングラデッシュ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、ペルー等16カ国が対象となっており、1年間の語学研修と2年間の企業での労働研修となっている。

▲ ヘリコプター墜落事故(3月4日)
 国連使節団のヘコプターが墜落事故を起こし乗組員3名を含め13名が亡くなった。このヘリコプターは国連がマオイスト宿営地を視察後カトマンズに帰る途上にあったものである。
 最近のヘリコプター事故
   2006年5月7日 ダウラギリ・ベース・キャンプ
        8月8日  カトマンズ
        9月3日  ダウラギリ・ベース・キャンプ
        9月23日 タプレジュン
       11月23日 ジュムラ

▲ 国王、首相パシュパテイ寺院を訪れる(3月6日)
 シバラトリの祭礼の為、国王夫妻、首相が時間は異なったがそれぞれ寺院を訪れた。



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