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ニューズ・ライン(8月16日~31日)
2013年9月2日

■ 第6回SAARC会議開催

 第6回SAARC(South Asian Association for Regional Cooperation (南アジア協力機構)が30日からコロンボで開催された。

 今回の会議は首脳会議では無く大蔵、財務大臣会議で、案件は域内の経済,金融協力が主となる。同じ南アジアでもインドはその経済規模は突出しており、その分域内でのリーダー・シップが求められているが、そのインドの国内経済が極度に落ち込んでおり対USDに対しても史上最安値をつけている。開発途上国が多い地域だけに域内での経済等の協力が強く期待されている。参加国はインド、パキスタン、ネパール、バングラデッシュ、モルジブ、スリランカ、ブータン、アフガニスタンの8か国である。

■ 止まらないルピー安

 2012年8月中旬1ドル90円前後であったネパール・ルピーがこの6月頃から急落し、本年8月末では106円までの安値となった。理由は単純でインド経済のスランプでインド・ルピーの対米ドルが急落するとインド・ルピーに固定連動するネパール・ルピーが自動的に下落したものでありインド経済が回復しない限りネパール・ルピーの安値スパイラルは止まらない。

■ 無許可営業の多い旅行会社

 観光省は近年無許可で旅行会社を運営しているケースが多く見られる為カトマンズ市内で査察を行った。現在ネパール全土には2209社の旅行会社が登録されているが、この他にかなりの数の会社が特にタメール地区、シナモンガル地区で営業している。すでに査察当日シナモンガル地区で33社、タメール地区で29社が即日営業停止になっており、なお査察は続いている。

■ 年間個人所得は721ドル

 統計局の発表による経済統計等(2011・2012)によれば

1. GDP 3.6% at basic price
2. Economy size Rs. 1701 Billion
3. Inflation 8.2%
4. Per capita incom $721
5. Groth agri sector 1.3%
6. Non agri sector 5.0%

■ 携帯電話使用中の車事故

 モータリゼイションと携帯電話の普及で車の事故が大幅にふえている。カトマンズ警察本部交通局の発表によれば、昨年一年間のカトマンズの交通事故は4770件であったが、このうち運転中に携帯電話を使用して 事故を起こした者が300件を超えるとしている。特に最近はハンドー・フリーの携帯電話が多く運転に集中してないドライバーが多いと言われている。



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