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ニューズ・ライン(7月1日~15日)
2012年7月16日

■ NOC( Neal Oil Corporation 石油公社)の不可解な経理

 政府は従来から指摘されているNOCの会計処理の不明確をシステムの変更によって正すことになった。NOCは唯一の国営による石油公社であるが、長年公社内での汚職や不正会計処理がしてきされていた。

■ 裁判所職員への特別賞与

 最高裁判所は裁判所で働く職員に特別賞与を与えるよう政府に勧告した。政府では昔から内閣府、選挙管理委員会などいくつかの委員会等にいろいろな理由をつけて給与の35%から200%の特別賞与を支給してしており、裁判所もこれに倣ったもののようである。

■ セメントに特別付加税

 電力省は地方の電化を進めるにあたり財源を確保するため、セメントの購入者に対し一袋1ルピーの付加税を課し財源とするよう大蔵省に申請した。このような方法は過去にも環境省が大気汚染対策税を森林省が森林保護税などを実施している。

■ カトマンズ北部地区の道路拡副始まる

 政府はカトマンズ市内の道路拡幅を行っているが、一旦中止していたラジンパト地区(日本大使館通り)の拡幅工事を再開した。歴史的には1977年7月4日に発令された条例によるものであるがその後忘れられていたものがバッタライ政権で実現したものである。

■ 女性観光客が男性より多い

 観光省によれば2011年の女性のネパール訪問者は384,156人で全体の53%で男性を上回った。

■ バスの夜間運行始まる

 カトマンズ市は運送業者とバスの夜間運行で合意した。従来カトマンズ盆地のバス・サービスは午後8時までであったが、他の公共輸送手段がないため通勤者が不自由していたため8月17日から主要5路線で午後11時まで運行すことになった。



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