Cosmos International
 Mail : desk@nepal-news.net
ニューズ・ライン(6月16日~30日)
2011年7月6日

■ 対人地雷の撤去

 1996年マオイスト派がゲリラ闘争を始めて以来多くの場所にマオイスト派国軍によって対人地雷が埋められていたが。復興省と国連地雷撤去チームはカトマンズ南部プルチョッキにあった53か所のうち最後の一か所を撤去した。これによってネパール国内には地雷は存在しないことになる。

■ 国勢調査

 1911年に始まった国勢調査は本年度で11回目を迎えるが、マオイスト派との闘争やそれに伴う国政の変革がどのような結果をもたらすか興味をもたれている。人口に限って言えば本年末の人口推計は2860万人に達し2001年の調査で2310万人から毎年2.25%増加していることになる。

■ ホテルとレストランの格付け

 商業省によれば国内の幹線道路沿いにあるホテルやレストランの格付けを7月15日以降実施することになった。調査によれば主要幹線沿いには200を超えるホテル・レストランがあるが食事の質、値段、衛生管理等の点でクレームが多く、とりわけ外国人旅行者からは敬遠されている。実施は Cosumer Protection Act 1998(消費者保護法1998年)に基づいており、優秀店は”ブルー・マーク”、まあまあ店は"イエロー・マーク”、駄目な店は”レッド・マーク”が表示される。

■ 滑走路にダメージ

 初めてのことではないがカトマンズ国際空港の滑走路がダメージを受け多くのフライトがキャンセルや遅延になった。空港と当局によれば夜間作業を行った部分の補強工事が充分でなかったとのことであるあがカトマンズに乗り入れている27社にのぼる航空会社からは早急なる対策をとるよう要請されている。



戻る
Copyright (C) 2011 Cosmos International All Rights Reserved