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ニューズ・ヘッドライン(12月1日〜14日)
2009年12月14日

■ 税金の種類と徴税

どこの国も税金の仕組みは複雑であるがネパールも同様でシステム等に詳しい人は少ないようである。

1.国税
 1) Customs
 2) VAT(Value Added Tax)  
 3) Excise Duty
 4) Corporate Income Tax
 5) Personal Income Tax
 6) Casino
 7) Service Charge
 8) Carbon Trade
 9) Royalty
 10) Fines

2. 州?税
 極西地区、西部地区、中西部地区、中部地区、東地区、等
ただし、現在各党が勝手に地区の制定をしているため定かではない。
 1) Excise Duty
 2) Entertainment Tax
 3) Vehicle Tax
 4) Land Registration Fee
 5) Service Charge
 6) Royalty

3.地方75郡税
 1)Entertainment Tax
 2)Land Revenue Tax
 3) Property Tax
 4) Business Tax
 5) Land Registration Tax
 6) Service Charge
 7) Royalty

■ エア・バスの新規購入

 NAC(ネパール航空)はエア・バス2機の購入を決め一部前途金を支払っているが、会計監査院より契約に至るまでの経過、資金調達の方法などの説明を求められておりスキャンダルもどきの報道も多い。主要な資金調達先のPublic Provident Fund(公務員共済組合)は、融資条件として10%の利子、政府保証、6か月ごとの利子の支払い、負債償却積立金として収入の50%を預金すること等激しい条件を求めている。

■ マダブ・クマール・ネパール首相の中国訪問

 懸案であったネパール首相の中国訪問の日程が決まった。12月26日から31日までチベットのラサ経由で北京、上海を訪問することになっているが、詳細は発表されていない。

■ NEA(Nepal Electricity Authority 電力庁)倒産の危機!

 NEAによれば同庁の年間の赤字は4billionn ルピー(約40億円)にのぼっており、このままの状態が続けば4〜5年でNEAは破産するとのことである。原因は多岐にわたっているが、電気料金の安さが最も大きな要因となっている。 担当者によれば電気料金は薪代より安いとのことである。

■ マオイスト派の街頭闘争中止

 マオイスト派の街頭闘争は第3ステージにはいついているが12月9日に予定されていた、同党系の組合による大規模なストライキは市民からの猛烈な反撃を受けて中止になった。

■ 面白くないネパール政府 ” いやー、気持ちはわかります”

 カトマンズ駐在の外交団がネパール政府に相談なく紛争地区を視察したことで政府は外交儀礼を軽視しているとカンカンに怒っている。

■ ヤダブ大統領インド訪問

 ヤダブ大統領のインド訪問は先に来ネしたムケルジェーインド外務大臣から要請されていたものであるが、本年一月の予定はシン首相の健康上の理由で延期されていたものである。新しいスケジュールは明年2月中旬ということである。

■ ギャネンドラ前国王インド、ヨーロッパ訪問

 ギャネンドラ前国王は6日夫人とともにインドに出発した。1か月にわたるインド訪問は主に親戚筋の結婚式との ことである。

■ カトマンズ国際空港は民間に運営委託か

 観光省はカトマンズ国際空港のマネージメントを民間委託する意向をもっていると発表した。

■ ムンバイ(ボンベイ)カトマンズ空路開設

 インドからの観光客の増加に伴ってインド国籍のJet Airways週5便のスケジュールでムンバイ/カトマンズのサービスを始めることになった。使用機材はB737-800で144座席が用意されている。



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