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ニューズ・ヘッドライン(7月22日〜27日)
2009年7月28日

● コレラと下痢が発生160人を超す死者

 ネパール中西部ジャジャルコット地方にコレラや下痢症状が発生160名を越す死者がでている。 政府の対応が充分でない為なお患者が増えるもようである。この地方は観光ルートでは無いため外国人の患者や死者は無い。また、政府が対応に追われている中。担当の厚生大臣がドイツに会議で出かけたが、閣議や国会の了承を得てない為問題となっている。

● 街中はゴミだらけ

 カトマンズ市のゴミは郊外に投棄され埋め立てられているが埋め立て現場であるカカニの丘の北西部で反対運動がおこり5日間にわたって収集がとまっている。地方開発省とカトマンズ市はキルテイプール市郊外とカトマンズ市北西部のスンダリジャルをあたらしい投棄場として地元と交渉している。カトマンズ市では現在一日約500トンのゴミが収集されている。

● UNMINはインドの軍事援助に反対

 従来ネパール国軍は幾つかの国が軍事上の技術援助をしており、主要武器はインドから購入していたが4年前よりインドからの軍事援助は中止されていた。今回新政権のビデイア・バンダリー国防相(共産党)が一週間にわたりニューデリーを訪問したことから、ネパール国軍とインド国防省の関係の再構築がもちあがったようである。これをうけて、UNMINは武器等の第三国との取り引きは民主化に際して交わされた協定違反であると表明した。

● インドからの武器購入はデマ!

 マダブ・クマール・ネパール首相は巷で言われているインドからの武器購入について全くのデマであると否定した。

● 副大統領のヒンズー語による宣誓は無効!

 パルマナンダ・ジャ副大統領はヒンズー語で宣誓を行ったがこれが法律違反とするかしないか各党で議論されている。

● 次官補の大量昇格と事務次官の人事異動

 政府は24日新政権の念願であった各省のトップである事務次官の入れ替えを発令した。これにより次官補から2名が昇格した。また各次官の各省への割り振りは別途数日をおいて行われる。

● カトマンズ国際空港に新しいレーダー・システム

 カトマンズ国際空港の着陸誘導システムは日本政府の援助により大幅に改善されたが、なお更なる改善の為新たにレーダーの増設を行うことになった。



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