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進まぬ次期政権つくり
2009年5月13日

 5月4日 ダハール首相の突然の辞任を受けて水面の上、下で政権獲得に動いているが、コングレス党は早くからマオイスト派との連立与党であった共産党統一派(CPM−UML)を支持しており、自らは閣外協力の立場を明らかにしている。

 肝心のUMLは8日の中央委員会で政権担当に意志表明は決定したものの強烈な反マオ派のK・P オリ最高幹部が前書記長のマダブ・クマールを支持し、一方でカナール委員長を押すグループもあり各政党からの期待こたえるには対応がいまいちの様である。

 議会で過半数を得るには301人を獲得する必要があるが、マオイスト派、コングレス党、CPN−UMLも単独では主導権をとることが出来ず、南部タライ地区から議席を持つMJF53、TMDP21,Sadbhawana 9の合計83票の動静が政権を決めることになる。



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