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カトマンズ盆地の物価高騰は顕著
2009年4月15日

 NRB(Nepal Rastra Bank 国立銀行)の発表によれば2008年度の消費者物価は2007年度に比べ二桁の上昇を記録した。

 ここ数年インフレ傾向にあったがとりわけ2008年度はその傾向が強まったようである。 カトマンズ盆地はネパールでは最大の消費地区であり、物資の大半はインド、南部タライ地区から来る為、デイーゼル、ガソリン等の燃料の高騰、ストライキの頻発、電力不足による生産性の低下などが重なったことが原因であるが、消費一方のカトマンズはネパールで最も住みにくい地域とも言われ始めている。

 主な食糧品などの高騰率

米、麦、トウモロコシ等 17.1%
砂糖 53.0%
25.2%
肉類 24.6%
21.8%
野菜類 22.0%
煙草 16.3%

 等であるが、燃料、交通費、建築費など全ての分野において異常なインフレが続いているが、とりわけ食糧品などの高騰は一般市民の懐に重大な影響を与えているようである。



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