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BIMSTEC首脳会議閉会
2008年11月16日

 ニューデリーで11月11日から開催されていたBIMSTEC首脳会議は13日閉会した。

 ネパールからはダハール首相と一行13名が参加し、各国の首脳、関係者と面談した。今回の第2回BIMSTEC首脳会議は地域にまたがる懸案と二国間の問題が協議された。

 主要議題は多岐にわたるが、地域間の通商、通信、組織犯罪対策、麻薬対策、人身売買対策 、貧困対策が主要かつ 緊急案件として、 また国際テロリズム、エネルギー問題が主要議題となって討議された。二国間問題ではネパールとインドの間で、電力開発、水資源の利用、1950年ネパール・インド友好条約の改定などが議題となったが、いずれも今後担当大臣次官レベルによる話し合いに結果を待つことになる。

 また、BIMSTECはエネルギー、地球温暖化対策にむけての気候センターをインドに、貧困対策、地域文化の保護などに関してそれぞれバングラデッシュ、ブータンにセンターを設置することになった。またネパールが要請した地域観光センターについてはなお検討されることになった。

BIMSTEC
※Bay of Begal Initiative for Multi-Sectoral Technical and Economic Cooperation
 (多分野にわたる科学技術、経済協力等に関するベンガル湾諸国機構)  
 1997年タイ国の提唱により発足、ネパールは2004年7月に加盟。
 現在 タイ、インド、ネパール、ミャンマー、バングラデッシュ、ブータン、スリランカの7カ国がメンバーである。



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