Cosmos International
 Mail : desk@nepal-news.net
ああ言えば、こう言う!
2008年9月15日

 政治は常に”朝令暮改”であるし”ああ言えば” ”こう言う” ”一寸先は闇”だそうだから、なにが起こっても珍しくはないが、ダハール連立政権の内外も昨日の友は今日の敵の様相で喧しい。

 幾つか紹介する。

▲ マオイストは次の選挙で駆逐される!

 突然現出したマオイストは花火のようなものですぐに消えてなくなる。我が党から送り出した連立政権のゴウタム内務大臣は謂わばマオイストが柔軟性を装うためのメデイアに対する飾りの様な物である。選挙に負けたって悲観することは無い。次の選挙でマオイストが消えて無くなり我が党が勝利する。
 (K.P. Sharma 共産党統一派=連立政権派 最高顧問)
  ※ シャルマ共産党統一派最高幹部は初期よりマオイスト派との連立に反対していた。


▲ 復讐するは我にあり!

 連立政権の副首相兼外務大臣であるウペンドラ・ヤダブMPRF代表はマオイスト派青年部YCL(Young Communist League)の同党幹部等に対する数々の暴力に力で対抗するよう指示した。
 ※ ヤダブ副首相は政権のNO.2と理解されているが。


▲   マオイストは全体主義者か!

 NC(ネパール・コングレス党)は開催されている中央委員会が声明を発表し、マオイスト派が民主主義を忘れ全体主義に向かっており連立政権に参加している共産党統一派、MPRFに対してはマオイスト連立政権の何たるかの判断を誤ったと警告した。


▲ 構造改革は必要ない!

 ダハール新政権は省庁を先頭に政府機関の改革・再編をを進めているが、TMDP(Tarai Madhesi Democratic Party)は従来21省で構成されていた政府が24省に増えたことについて反対を表明した。分割されたのは、Ministry of Law ,Justice and Parliamentary Affairsが Ministry of Law and CA Affairs に変更になったなった事等であるが説明された理由はあまり理解されるとは思えない。
  (TMDP  議長 マハンタ・タクル)



戻る
Copyright (C) 2008 Cosmos International All Rights Reserved