Cosmos International
 Mail : desk@nepal-news.net
競合する輸出労働力
2008年7月27日


 DOLEP(Department of Labor and Employment Promotion 労働局)の発表によれば、2007/2008(2007年7月17日から2008年6月17日)の11ヶ月間に215,639人の労働者が外国に働きにでた。

 仕事先はカタール、マレーシア、UAE(エミレーツ)サウデイアラビアの4カ国で90%以上の201,507人と最も多いが、マレーシアに関してはマレーシア政府の外国人労働者に対する規制が強化されたこともあり、前年比30%あまりの減少となった。

 ネパール政府は2004年に紛争地のイラクで12名がテロの犠牲に遭った為、この国への渡航を禁止しているが、107ヶ国への労働力輸出を認めている。また、ネパール人労働者は熟練工が殆どいない為、専門的知識や経験の必要でない労働に従事しており、近年は同様な状況にある幾つかの開発途上国からの労働者と市場で競合しているようだ。



戻る
Copyright (C) 2008 Cosmos International All Rights Reserved