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今春のヒマラヤ登山が終わる
2008年5月27日

 3月下旬から始まったこの春(プレ・モンスーン)のヒマラヤ登山が終わった。

 例年のごとくであるがとりわけエベレストが賑わいをみせ、各国から40チーム以上が8848mの頂上をめざした。この春は北側のチベットからの登山が聖火リレーの影響で許可させず南のネパール側に集中したものである。

 近来まれに見る話題の多いシーズンになったので報告してみたい。

1. ネパール人女性のみによる登山隊
強力なシェルパの援護があったと言え10名の女性からなるこの隊はブラーマン階級に属するジャーナリストのプージャン・アチャリアさん他4名が5月22日午前8時30分頂上に立った。
2. アパ・シェルパが18回めのエベレスト頂上
アパ・シェルパは1990年5月10日にエベレストの頂上に立っているが、今回18回目の頂上を獲得した。
3. 76歳のネパール人が頂上に
ミン・バハドール・シェルチャンさん76歳が5月24日午前8時40分頂上に立った。シェルチャンさんは5844mのネパールでは小さい山に一度 登ったことはあるが登山家ではない。ただ昔から歩く事が好きでカトマンズ・ポカラ間(約200km)を4日で歩いたり、メチ川からマハカリ川(約1030km)を20日間で歩いた経験はあるそうである。
4. 母・娘が一緒に頂上に
オーストラリアはシドニーからやって来たCheryl Bart さんと娘のNikkiさん(23歳)は23日頂上に。
5. 三浦 雄一郎さんが75歳で頂上に立つ
三浦さんが二度めのエベレスト頂上に5月26日成功した。この年代で二度の頂上は初めてでネパールのメデイアも大きく取り上げている。



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