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日本大使館からのお知らせ
2008年5月27日

 5月28日国際会議場にて制憲議会の第一回議会が開催されますが、これを受けて共和制への移行宣言賛成、反対のいろいろな政治勢力が街頭活動を計画して警備にあたる治安機関などとの衝突が予想される。このため当地大使館では邦人に対し次ぎのような注意喚起をおこなっている。

 大使館からのお知らせ(08−26)  5月26日

制憲議会開催実施前後の注意喚起

 当館に入った情報によると、5月28日に制憲議会選挙後、初の制憲議会がビレンドラ国際会議場において開催される予定となっていますが、同日、共和制の宣言など歴史的な行事が行われることに対し反対する勢力が、現在、同議会の開催を妨害する等の計画中であるとの風評が出回っております。

 また、マオイストは、共和制の宣言に伴っての祝賀行事を予定しており、ネパール国内の各地域からカトマンズ市内へ10万人以上のマオイスト関係者を招集するとの噂が広がっています。その際、国王が仮に王宮から立ち去らなっかった場合、マオイストによる王宮への襲撃事件や大規模な抗議活動が予想されます。

 更に、治安機関は、同地域において大規模な警備計画を予定していますが、上記状況の場合、治安機関とマオイストあるいは国王派、反国王派による衝突の可能性も否定できないことから、制憲議会が開催される前後の期間、ビレンドラ国際会議場及びマオイストが襲撃するおそれのある王宮付近に赴くことは、なるべく避けることをお勧めいたします。また、やむを得ず赴く際は、大使館等の信頼できる関係機関に直接に問い合わせをし、治安情報を確認して下さい。

 その他、制憲議会開催に向け、本日から上記地域等で交通規制が実施されることから、同地域に赴く際は、一時迂回措置等を念頭に置き、交通事故防止に努めて下さい。



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