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政党間、支持者間の暴力沙汰が烈しくなってきた
2008年3月30日

 選挙は暴力の反映ではなく平和的な民意の反映だと思いますが、選挙が近づくにつれて各地で政党間、支持者間の暴力沙汰が烈しくなってきている。

 あまりの激しさに選挙管理委員長のポカレル氏はもしこの状態が続くならば選挙の中止や延期もやむなしと怒り心頭である。ここ一ヶ月間の選挙に関する紛争、暴力事件をしらべてみた、ここに挙げたのはほんの氷山の一角であるが取り締まり当局が事件への係わり合いを避けて全く逮捕者などが出てないことも事態を助長している原因と言われている。
     
3月12日   15名以上の共産党統一派の幹部、候補者が襲われ大怪我をする(ラメチャップ)
13日 10名以上のコングレス党党員が襲われる(イタハリ)
16日 コングレス党員が狙撃される(オカルドンガ)
17日 20名以上のコングレス党員、3名の共産党統一派幹部が襲撃される(チトワン)
18日 マオイスト派幹部2名が射殺される(ロルパ)
RLNの候補者が射殺される(バンケ)
20日 共産党統一派とマオイスト派が衝突多くの怪我人がでる(ダデイン)
22日 マオイスト派候補者射殺される(カピルバスツ)
マオイスト幹部候補者襲撃される(ダン)
24日 共産党統一派最高幹部が集会場で襲撃される(ポカラ)
25日 共産党統一派と警察が衝突(ダデイン)
26日 コングレス党とマオイスト派が衝突し死亡者と多くの負傷者がでる(ソロクンブ)
27日 コングレス党とマオイスト派が衝突し負傷者多数(ダン)
28日 コングレス党と共産党統一派が衝突負傷者多数(ダンガリ)

括弧内は地域名である。



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