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プラチャンドラ議長頭にくる!  Maoist see red over Koirala's stand on PLA ! (The Himalayan)
2008年1月10日

 首相、参謀総長の国軍とマオイストの武装部隊PLA(People’s Liberation Army)の統合を否定する談話で事態は再び緊迫してきた。

 本音では選挙で国体が定まる事を嫌うマオイスト派にとって、流れが選挙である事に反対できない状況が生まれてきた事に、何らかの選挙中止のネタを捜していた矢先のこの談話はまさに干天の慈雨に等しい。さっそく、マオイスト派は統合の否定は先の23ポイントの合意に反し、この様な状況ではこの春に予定されている選挙には協力できないとの声明をだした。

 「ああ言えば、こう言う」のはマオイスト派に限らず政党の常であるから、国民は「またか」と思っているがマオイストの軍事部門であるPLAを本来は国王の軍隊である国軍が受け入れるわけはなく、今後この問題がこの国の国体を決めるキー・ポイントになると思われる。武器を持った政党が民主国家では許されるはずもなくこの辺のところは賢明なる議長に良い判断をして貰いたいものである。



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