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石油の粗悪品が出回っている
2007年9月30日

 今に始まった事ではないが、またまたガソリン石の粗悪品が出回っている。NOC(Nepal Oil Corporation)の検査担当官の調査によれば、ガソリンの場合30%前後の混合物が入っているときがあり、デーゼルの場合はそれ以上のケースも見られた。

 ネパールではこの種の燃料については、常に供給不足、これにつながる闇マーケットが問題となっているが、加えて粗悪品の氾濫はデーラーや修理工場を混乱させている。修理工場ではインジェクターやカーボレイターの修理や交換は稀であったものであるがここ数週間は日に2−3件もあり、ときにはガソリン代より高くつく事がありクレームを受けるときがあるが、修理工場が粗悪品を売っているわけではないので困り果てている。

 あるオーナー・ドライバーによれば従来15km/リッター走っていた彼の軽自動車は現在では10km/リッターになってしまったが、それでも修理することなく走っているので我慢しているとか。

 全ての石油製品はインドから供給されているが、航空燃料はどうなっているのか怖い話である。


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